- 締切済み
臭素酸カリウム標準液について
今、授業で「柑橘類に含まれる精油を蒸留によって定量する」という実験をしています。 『精油の90~95%をしめるd-limoneneは塩酸酸性化において臭素塩酸から遊離する臭素と定量的に反応し、二重結合を飽和させるので、消費した臭素の量を測定したらd-limoneneを定量することができる』と序論に書いてありました。 実験では、試料溶液を酸性状態にして、臭化カリウム-臭素酸カリウム標準液を用いて滴定しました。 この臭素酸カリウム標準液は0.050(mol/l)のBr2を遊離し、実験では4倍に希釈した溶液(0/0125mol/l)を用いました。 d-limoneneは1molは、2molのBr2を付加する。 故に、この標準溶液の1mlが遊離する臭素はd-limoneneの0.85mgに相当する。 と書いてありました。 なぜ、0.85gに相当するのですか??
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
みんなの回答
- K38
- ベストアンサー率60% (17/28)
回答No.1
授業の実験とのことなので、考え方の流れをヒントとして書いておきます。 実験で用いたのは1リットルから0.0125molのBr2を遊離するものですから、1mlからは何molのBr2が遊離しますか? 遊離したBr2は何molのd-limoneneに付加するでしょう? あとはd-limoneneの分子量を調べれば、求めたい0.85mgが計算できると思います。
お礼
分かりやすい解説、ありがとうございました。 化学は、苦手ですが、頑張って勉強しようと思います。 本当にありがとうございました。