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自然素材の家をつくりたい
妻が化学物質過敏症のため、自然素材の家を作りたいと考えております。先日友人の紹介で、友人の家(内部は全て珪藻土)にいき、その家を設計した建築家を紹介してもらいました。その後、その建築家の最新作を見学したのですが少々気分が悪くなりました。その建築家がいうには、仕上げ材は自然素材で施工しているが、下地は石膏ボード、構造は集成材?を利用していて、もしかしたらその辺に反応してるのではということでした。現代の家は、そのような建材を使わなければつくれないのでしょうか?その辺の情報が掲載されているサイトなどありましたらお教え願います。また、お詳しい専門家の方がおりましたらお教えいただけると幸いです。手前勝手なお願いでもうしわけありませんが宜しくお願いいたします。
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現代の家というよりは、低コストで耐火、耐震に優れた家を建てるには集成材や石膏ボードは不可欠です。また、コンクリートは人工素材の代表のように思われるかもしれませんが、石と砂と石灰石から出来ているので、岩盤と変わりありません。石膏ボード自体だって素材は天然素材です。問題はその表面の仕上げや接着剤でしょう。 化学物質を使わない住宅は現代では高コストすぎて不可能なので、コンクリート打ちぱなしに床材は無垢の木や磁器タイルなどとして、仕上げを極端にシンプルにするのがいいのではないでしょうか。もちろん換気や通風にも十分配慮が必要です。 何にアレルギーがあるのか解らないので、注文住宅なら100%安心と思わずに、まずアレルギーの原因を探ってからのほうがいいのではないでしょうか。
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コンクリート打ちぱなし高級な建築でしたが、これも結露と黴で解体され木造にした方も居られました、 出来れば田舎暮らしがいい。
- mzappa
- ベストアンサー率28% (2/7)
奥様思いの優しいご主人様ですね。 少し余談かも知れませんが、せっかく自然素材で建てられたとしても、それに付随する家具にも気にかけられた方が良いと思います。 家具にも化学物質を使用されている物も多々ありますからね。
社会的に評価されている「専門家」に相談するのが一番だと思います。たとえば、モダンリビングが55周年記念で55にんの建築家を選んだものが先日出版され、ネットでも概要を見ることができます。
- nabituma
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化学物質過敏症というならなんのアレルギーか調べるべきです。 自然といっても無垢の檜でも杉でも匂いのアレルギーが出る人はいます。珪藻土はあまり期待しないように。 むしろ壁のクロスなどを和紙などにして接着剤をでんぷん系のものにするなど気を使ったほうがよいでしょう。 なんでも自然のものがよいのではなく、識別することが必要です。 下地などはボードを使うことくらいあるでしょうし、コストの問題もあります。 やはりシックハウスなどに詳しい建築家に相談するのがいいと思いますよ。 私がお願いした知り合いの建築家のサイトを紹介しておきます。
自分の小屋はログハウスもどき 内部全部杉材と外部も上の方の壁昔の白壁、部屋床桐材 目的は違いますが新建材無しです 地方の大工さんだったら地の材料使うので出来るのでは?
最も重要な点があります。奥様が化学物質過敏症とのことですが、ほんとうの化学物質過敏症であれば「何にでも反応する」といういい加減なものではありませんから、その点を明確にすることです。 「自然素材」「化学物質」という区分も、実際のところ明確に分けられるものではないのです。自然素材の中に化学物質はたくさん含まれていますし、日常生活用品の中にももちろん化学物質があふれています。外にでれば新築住宅の濃度以上の化学物資があふれている状況などどこにでもあるのが現代です。 また、新築の家に入った臭いや、意識した時だけ気分が悪くなる、というのは化学物質過敏症の2次的な症状に認められますから、やっかいです。 「珪藻土なら大丈夫」という人がいても、珪藻土の施工に化学糊が使われていることなどはもはや珍しくはありません。 実際に、正真正銘全くの自然素材を使っても「いかにも化学物質を使っているような」施工をすると臭いだけで気分が悪くなる方、まがいものの自然素材で満足している自称化学物質過敏症の方、結局は新築の臭いとこもった空気があれば全部ダメという方、などなどいろいろなのです。 結局は、何で満足するか、によりますので、納得いくものでなければなりません。基礎を作るコンクリートや床束の接着剤だけでも化学物質ですから100%自然素材の家など現実的にはありえませんし、仮にできたとしても非常に高価なものになります。 お金が潤沢にあれば構いませんが、何が必要なのか、を冷静に考えないと無駄なお金をつかったあげくに、不満ばかりが目立つことになってしまいます。 簡単なことは、建築し数ヶ月経ったコテコテのローコスト住宅で化学物質建材満載の家に言ってみることです。あるいは少し古い住宅展示場を見てみることです。 そのような家で過敏症状がでなければ、どんな家でも少し時間が経てばOKということになりますし、逆に過敏症状が出た場合でも化学物質過敏症が「うそくさい」ことになります。何ヶ月も「化学物質を放出し続ける家」が果たしてあるのかどうか考えてみてください。 奥様の化学物質過敏症がウソであるといっているのではなく、どの程度のものなのかを正しく把握しないと、再現なくお金だけが出て行くことになるからです。