- ベストアンサー
自民党と民主党に違いはあるか?ないか?
友人との会話で参議院選挙の話になったとき、私は自民党と民主党は別の党なので政策が違うところもあるだろうと言ったら、友人は、おまえは政策の表面の違いだけ見て、自民党と民主党の政策に違いがあると思っているが、本質は同じだとわかってないと言われました。 友人は、民主党は自民党が失政で有権者から批判されて政権を失った時に、保守勢力の間で政権をたらいまわしにするため、自民党への批判票が革新勢力に流れないための、実態は第二自民党だと言ってました。友人は、自民党も民主党も日米安保同盟維持・対米従属、競争社会・格差社会・大企業優先・弱者無視の政策に違いはないと言ってました。 小選挙区制も自民党と民主党で政権をたらいまわしらするための制度で、民意を反映しないから、選挙区制度を廃止して比例代表制だけにすべき、本当の民主政治の公正な選挙は比例代表制で、日本、アメリカ、イギリスは民主政治と公正な選挙を詐称している国だと言ってました。 質問一ですが、自民党と民主党の違いについて。 友人が言っているように、自民党と民主党は政策は表面が違うだけで、本質は同じ保守政策の政党。 私が思っているように、自民党と民主党は政策の表面も本質も違いがある政党。 どちらがほんとうですか。違いがあるとしたら、どこがどのように違いますか。 質問二ですが、選挙制度について。 小選挙区制は不公正な選挙で保守政治に有利な制度、比例代表制は公正な選挙で革新政治に有利な制度という見方は、選挙制度に対する見方として正しいですか、間違ってるならどこが間違ってますか。 外国の選挙制度は選挙区制度と比例代表制とどっちを採用してる国が多いですか。 選挙が近いので論争になりそうな質問ですが、お手柔らかにお願いします。
- みんなの回答 (6)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
アメリカに共和党と民主党という2大政党がありますよね。 日本人から見ると、かなり違うという印象を受けますが、実際は良く似た党です。 正確には、軍事、外交といった国の根幹に関わる様な点では同じ、主に経済政策等で違いを主張しているというのが本当のところです。 ご友人が指摘された、 >表面が違うだけで、本質は同じ保守政策の政党。 もこれと同様で、ほぼ正しい指摘だと思います。 良く言えば、民主党が本気で政権を狙っているため、その様になってしまうということです。 理由は簡単。 ‘実際出来ることは限定されてしまっているから‘です。 政権を取らない(取れない)党であれば、幾らでも好きなことを言えます。 日米安保破棄、自衛隊は廃止等々。 でも、こんなこと実際出来ます? 日米同盟堅持、軍備増強、憲法改正は既に必然的な流れでしょう。 公務員を1/3に削減!と言いたいが、公務員の票が必要だから言えない。 大減税!と言いたいが、現在の財政状況では無理。 前に、村山という社会党の党首が首相になった時、自民党と全く同じことしか出来なかった事実が、社会党の崩壊に繋がりましたね。 私は、自民の政策が正しいとは思いません。 ただ、現実を考えると、誰がやってもあんなものだろうな.....とも思います。 ですから、民主党の存在意義は、自民党に対する制裁の道具と考えれば良いのではないでしょうか?(意義があるとする点で、ご友人の意見とは少し違います)。 自民がしっかりしなければ、民主に政権が移る、だから自民がしっかりせざるを得なくなるということです。 スーパーマーケットが1件だけなら、その店は好き勝手な商売が出来ます。 しかし、競合店が出来れば、競争しなければなりません。 そのため、双方共に、品質、価格等がブラッシュアップされていきます。 これは消費者にとって好ましいことですよね。 2大政党もそれと同じで、基本的に同じ様な政党だからこそ、2大政党として意味があるのだと、私は考えています。 なお、民主党を押す声が強い様ですが、‘在日の参政権‘をマニフェストに挙げている1点で、私は民主には入れません。 >小選挙区制は不公正な選挙で 小選挙区制は大政党に有利な制度で、2大政党制を作る方式と言われています。 前述しました様に、大政党が保守にならざるを得ないという点から考えますと、この指摘は正しいです。 また、 >比例代表制は公正な選挙で革新政治に有利な制度 これを、まず次の様に言い換えると >中(大)選挙区制は公正な選挙で革新政治に有利な制度 解り易くなります。 比例代表制は一種の大選挙区制であり、革新に有利な理由は、これと本質的に同じですから。 要するに、小選挙区制では、一人の候補者しか選ばれないわけでして、これが問題になるのです。 大政党は普通多くの得票数を得ますよね。 例えば、2つの選挙区で、 自民、民主、共産 民主、自民、共産 となったとします。 小選挙区制での当選者は、自民1人、民主1人になります。 両区で3位の共産は落選、共産に投票した人の意思は完全に無視された形になります。 これが、大(中)選挙区制だと、当選者は、自民2人、民主2人、共産2人になるわけです。 少数意見が、選挙結果に反映されるわけですね。 既に書きました様に、革新は小政党であることが多い。 従って、大(中)選挙区制は革新に有利である。 よって、比例代表制は革新に有利である ということです。 以上、結論として、ご友人のおっしゃられていることは、基本的に正しいと思います。
その他の回答 (5)
自民党: 1.閣 僚は「安倍に忠誠を誓っています」 2.各議員は「自民党を良くしたい」と言っています。 最近の丸山も「自民党を良くしたい」と言ってた。 3.マニフェストを軽視している。 つまり、自民党はこの国のご主人さまである「国民」を全く無視している。先進国ではありえない言動です。 民主党: 1.マニフェストを重視している。 2.格差社会に取り組んでいる。 3.最近の長妻議員は大物になりそうだ。 4.選挙に勝てば平沼氏を代表に据えたい者もいるそうだ。
お礼
回答いただきありがとうございました。 自民党は国民とマニフェスト軽視、民主党はマニフェスト重視で格差社会の解決に取り組んでいることがわかりました。
- gootttt
- ベストアンサー率61% (191/309)
質問1 色々間違っています。 勘違いしている人が多いですが、そもそも二大政党制の下では両党の政策の違いは小さくなります。そして一般には両党の違いが小さくなるほど政権交代が起こりやすくなります。 何故なら、与党も野党も同じ目標、つまり国民の為に政策を作るのですから、党によって政策が大きく違う方がおかしいのです。二大政党制とはそのようにして『どちらも違いのない最良の政策』を導き出す為のシステムです。 そして、両者の違いが小さいからこそ、『どっちに任せてもいい』と小さな違いで、政権交代が起こるのです。 それが二大政党制です。 しかし現在の自民党と民主党の政策はかなり違います。 それはまだ二大政党制が深く浸透していない証拠でもあるわけです。 違いとしては、自民党が現実に基づいた政策であるのに対し、民主党の政策は現実に基づかない根拠に乏しいという事です。 例えば、年金問題民主党が問題を暴露したのは手柄ですが、その後何かまともな対策を民主党は掲げることが出来たでしょうか? また民主党の掲げる年金政策も税金を上げずに、保険料をなくすなどということが本当に出来るとは思えません。 民主党は、山林で雇用を100万人増やすといっていますが、現在山林業を営んでいる人たちは200万人ちょっとですが、赤字に苦しんでいます。つまり企業で例えれば赤字で苦しんでる企業が現在の社員の5割を新規採用すると言っているようなものです。 質問2 小選挙区制は保守勢力に有利な制度ではないです。 むしろ、世間の風を強く受ける制度ですので、前回の小泉フィーバーの逆が起こればあっさり民主党が政権を担える可能性もあります。日本のように与党が圧倒的に強い国ではむしろ風頼みにならざるをえない野党有利な制度です。 ですから、小選挙区制を導入したのは、現在民主党を構成している人たちです。自民党はどちらかといえば反対していました(自民党内でも賛否が割れていましたが)。 まあ民主党が保守だというのであれば話は別です。確かに小選挙区制は少数には不利な制度ですので共産党の衰退は小選挙区制の影響が大きいと思いますが、日本の革新勢力は共産党と社民党だけだという意見は幾らなんでも無理があると思います。
お礼
回答いただきありがとうございました。 日本では二大政党制が浸透していないので、自民党と民主党の政策に違いがあること、自民党と民主党の政策を比べると、現実に基づく程度が違うことがわかりました。
- tooma37
- ベストアンサー率25% (96/374)
質問一 民主党は自民以上に多種多様な議員の集合体ですのでその一部分(小沢現党首や前原前党首)をとりあげれれば保守政党と言えますし、別の一部分(管直人代表代行や横路孝弘)をとりあげれば革新政党と言えます。思想に幅はあれど、とりあえず保守で固まっている自民党とは本質的に異なります。過激で、故に視野の狭い政治思想をもっている人から見るとその一面しか見えてこない事が多いようです。 質問二 小選挙区が大政党に有利であり、比例代表が小政党に有利であるのは事実です、しかし保守に有利だ革新に有利だということはありません。革新が議席を伸ばせば革新に有利になります。公平云々ですが、比例代表制の方が多様な国民の意見を反映できる事もまた事実です、しかし小政党が乱立し過剰な論争の為政府が機能しにくくなるというリスクもあります。私は比例代表の比重を上げるか否かはその国の国民が対立する意見を議論と妥協でまとめられるか否かにかかっていると思いますが、日本の現状を見ますとやはり小選挙区制が分相応であると思います。
お礼
回答いただきありがとうございました。 自民党と民主党で政治思想に違いがあること、視野の狭い政治思想に凝り固まっていると、違いが見えないことがわかりました。比例代表は少数意見を議席に反映できるけど、議員が意見の違いを政策としてまとめる能力が低いとも政治が混乱して機能しにくくなることがわかりました。
- big0822
- ベストアンサー率37% (61/164)
質問1については、参考URLに似たような質問がありますから、そちらも参照してください。あくまで参考程度にみることをお勧めします。 大まかな意味では確かに、自民・民主・公明あたりは似たような政策を持っています。しかし、細かいところの違いもみるべきです。分類的には細かい違いでも、政策を現実化した場合に大きな違いとなり得るような違いはあります。同じ理屈なら社民・共産の政策も細部は違っても大まかには似たようなものです。また、社民・共産の政策は実現可能性が低いです。 増税の例で違いを挙げてみると 自民。増税しても、借金を返せるのか不明(多少偏見も混ざっていますが。)。支出削減が十分にできない。 民主。増税はするが、自民ほどではない。支出削減が自民以上にできる可能性はある。支出削減が大幅にできるなら、借金も返すあてができる(借金の額が多すぎるので、何十年後に健全と言える額まで減るのか分かりませんが。)。 共産。増税は大企業に対して。ただ、その影響を十分に考慮しているのか不明(企業の成長阻害による将来的な税収入減、社員給料引き下げによる税収入減、その他の影響。)。また、その他の政策(社会保障の充実など)と矛盾しかねない。大きな政府を目指すなら、一時的に無駄を省いても、保障を大きくするので、最終的に支出が増大するか、少額の削減にしかならない可能性が高い。大企業増税だけで、借金800兆を超える財政状況の中、大きな政府でやっていけるかは疑問。 問2については、 自民党のような政治基盤の強い政党なら、小選挙区制であれ、比例代表制(方式によっては今より小規模の政党も含めて野党が議席を獲得しやすくなりますが)であれ、それなりに議席の多い政党になります。 小選挙区制は一人しか当選しないので死票が多いです。共産党のように、小選挙区に候補者を出し、支持基盤が自民などの大政党ほど無く、無党派層を取り込むこともさほどできない政党には死票が非常に多くなります。自民・民主党でも死票が多くなる場合は考えられますが、共産の場合は小選挙区の共産への投票全てが無駄になっているので。 後はNo2さんが説明していらっしゃるので割愛します。
お礼
回答いただきありがとうございました。 部分的な政策に違いがあり、政策の実現の可能性が高いことが必要とわかりました。
- komimasaH
- ベストアンサー率16% (179/1067)
政策の違いで投票するというよりも、 ・自民党が大多数を占めている現状では議会制民主主義が 成り立たない。みんな強行採決ですむ。 ・前の衆院選では自民党に投票しすぎて、比例で箸にも棒にもかから ないような泡沫議員を誕生させてしまったという反省がある ・年金問題の体たらくで、参院で勝たせてしまっては元にもどるだけ ということで、民主党に投票する人が多いのでは。 政策で投票するという人は、 ・自民党の憲法改正、特に9条改正の動きに疑いの念をもっている ・強行採決した社保庁改革、教育基本法の内容が議論がよく 分かっていない(国民が分かるまえに通してしまった) ため民主党に入れる人が多いのでは。民主党の政策は、はっきり しないが、少なくとももう少し論議を尽くそうということだけは ハッキリ言っている。 民主党と自民党が同じということは考えられません。旧社会党系や 連合系の議員まで入っていて一枚岩ではない。自民党は一枚岩と いえば聞こえはいいが、一部の幹部のいいなりで残りの議員が 動いているという危険性が感じられる。 主政策でも憲法改正と生活を守るでは明確に違うでしょう。 比例代表制と小選挙区制の欠点は前の衆院選挙で如実に でたとおもいます。総得票数の少ないほうが勝てるという ことなんですから。公明党の選挙協力があり、得票数計算も できるということもありますが。
お礼
回答いただきありがとうございました。 強行採決と議論を尽くす、憲法改正と生活を守るなどの違いがあることがわかりました。
お礼
回答いただきありがとうございました。 根本的な政策は同じで、一部の政策に違いがあると政権交代がしやすい、根本的な政策があまりに違いすぎると、政権交代しにくい、小選挙区制は少数意見が議席に反映しにくいことがわかりました。