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自民党の将来について
今回の選挙で自民党が大敗しました。 今度の谷垣総裁は「絆」ということをテーマにしているようですが、よくわかりません。 民主党が政権をとり大きな政府になっていくことは明らかなのですが、 保守・新自由主義・小さな政府を標榜し、それを目指していくことはもう難しい状況だと思います。 官僚任せの政治もひとつのやり方だったはずで、もう変えられない状況となっていると思います。 自民党は政権の受け皿として必要なのでしょうか・
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- tarojordan
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政権党第一政党として自民党が必要(とされいる)かどうかはともかく、民主的な政治運営においては必要とされるのが普通でしょう。 政権を担う与党としての仕事は「行政の執行」ですからその意味においては保守的な政策が必要とはされますが、今回の総選挙では国の舵取りが問題とされているのですからあらたな立法により既存のシステムを破壊再構築していくことが求められる結果(政権交代)となったのです。 そのことをよく吟味せず、自民党が敗れからとその修復に執念を抱くことが今必要かどうかということですね。 自民党は第一野党としての監督ができるかどうかというのがいまは問われるべきだとおもいます。 じつはこの役割を戦後から着実に執り行っている政党が「共産党以外にない」というのも悲しい事実ではあります。 先の自民党党首選挙では河野の対抗馬に西村という刺客を放ち、谷垣にアドバンテージを与えたという結果だったが、今だ党内で勢力争いをしていることを憂いまた野党としての認識に無さから「みんなでやろうぜい」になったのでしょう。 小泉・竹中路線の小さな政府は世界的に比べても小さ過ぎたために少しだけ大きくなることも政治が正道へ戻る初めの一歩であるとおもいます。 昨今注目のキューバのように日本においては極論扱いとなるでしょうが、国民のほとんどが中流以下の生活をしていても国民の間に不満がなく幸せであるほうがいいのか、それとも二極社会構造を善しとするネオコン社会実現が良いのかという選択が今後(何十年先になるかわかりませんが)自民党(存在していればですが)の復活劇に一定の役割を果たすでしょうね。
- ryuken_dec
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保守・新自由主義・小さな政府を標榜し、それを目指していく >ことはもう難しい状況だと思います。 そんなことはないだろう。 アダム・スミスが信奉されていたが、ケインジアンがこれを駆逐した。しかし、その後にまたアダム・スミスが復活した。このように歴史はいろいろ揺れ動いている。 大きな政府に動くというのも歴史上のある瞬間に過ぎない。次の時代にはまた小さな政府になることもあるだろう。 自民党に限らず他政党も含めてそういう変化の時の受け皿。今回はそれが民主党だった。
- 翔(@sil_master)
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wwbcさんのご意見に全面的に賛成です。 絆とは、 ・国民との「絆」(国民の政治へ対する不信感) ・議員同士の「絆」(自民党内において、派閥間や議員間の無言闘争が起きている為) だと思われます。 少なくとも、保守政権とは徹底した現実主義です。だからこそ、麻生元総理は「景気回復後の消費税増税」としたんです。そして、民主党の打ち出している政策において日本が危機的状況へ陥る事も分かっています。故に、あのチラシが撒かれた訳です。私も、民主党政策において危険であるという認識を持っていますし、あの法案すべてが通れば日本は衰退するでしょう。なぜそう思うかは、私の過去の発言を見て頂ければ分かると思いますが・・・。 既に、民主党政策が実現すれば危険だと認識されてらっしゃる方は多くいらっしゃり、私が自民党本部へ電話で確認した所、「自民党はもうダメだと思って民主党に投票したが、こんなに酷い政策とは思わなかった。何とかしろ」。又は同じようなニュアンスで電話がかかってきているようです。 自民党は、かつて政権を持っていた党なのは言うまでもありません。その党が、今度は野党に回る。民主党にとっても、こんな怖い事はないんですよ。言うなれば、かつての上司と平が交代するような物。下からはどんどん突き上げが酷くなるでしょう。そして、その下である国民(ある意味でその会社の顧客)からは、支持率まで打ち出される。その怖さがどの方向へ向かうかは分かりませんが、少なくとも民主党への脅威となるのは間違いないでしょう。そして、次の参院選においてその正否が示される。ただ、これも民主党は分かっているでしょうから、民主党の本来の狙いである政策はこの後法案として出されるでしょう。参院選において、過半数を獲得した後ですね。そうすれば、民主党の独断においてどんな法案でも簡単に通す事が出来る。移民政策であろうが、国民の75%が反対している高速道路無料化をもね。そうなれば、民主党連立政権独裁政治。民主主義とはならず、政権が国の神となって国民に有無を言わさず法案を成立させる事となるでしょう。事実、高速道路無料化においては反対の声があれだけあるにも関わらず、総理を含めて一切言及がない。もはや、日本=民主主義という構図は崩れたも同じです。 自民党は、あくまで「受け皿」としてではなく「対立勢力」として必要。そして、自民党が団結して野党として現与党を責め立てる事こそ重要です。国会が楽しみですね。
- 2011年 2月変更(@wwbc)
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自民党の役割は、民主党ではない政権予定政党という意味で価値があります。 民主党の失政の後を引き継ぐ政権が必要になるわけでありますが、これは民主党分裂後の政党でも良いし、政界再編後の政党でも良いが、既に民主党ではない大きな政党として自民党がありますから、次期政権の候補となります。 現野党である共産党は、現在の有権者価値観としてはこの任に堪えません。 民主党がある程度国家体制を変えたら自民党は用無しになるのではないのか?との懸念をお持ちなのかもしれませんが、日本の保守(右派とも言う)は、民主党のような日本左翼と異なり、原理原則で動くのではなく現実で動く現実主義ですから、民主党がどんなハチャメチャをやったとしてもその現実を元に政治を組み立てます。 この点、民主党は日本左翼の典型として、原理原則・理念と主義で動きます。この原理原則・理念と主義がまともならばそれはそれで良いのですが、民主党の場合はこれが妄想とか夢想とかとでも言ったほうが良いかのような政策を多く打ち出していますから、失政確実です。 自民党の谷垣総裁の「絆」とは、恐らく日本保守の根源の一つを示したものではないかと。 家庭の絆、組織の絆、国の絆。 何でもかんでもリベラル・自由・左翼・平等が良いのではなく、その前に日本としての国のまとまりが有るだろ…その国のまとまりをしっかり維持し、それを壊させない。。← 「絆」と。 この「絆」とは、恐らくは民主党がハチャメチャにしようとしている日本破壊政策への対抗軸かと考えます。 自民党の保守派は民主党の日本左翼的自由思想に危機感を持っていますから。 自由思想とは聞こえは良いし、そもそも自由は良いものだが、自由を保持しながら「自由によって絆を破壊させない」というのが自民党の「絆」。恐らく。