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大腸菌での組換え蛋白質の発現
分子量約100kの蛋白質をHis-tagとの融合タンパク質として 大腸菌に作らせていますが、封入体に入ってしまっているようです。 ブロットオーバーレイ(ウエストウエスタン)のプローブとして使いたいと思っています。 機能不明なので、高次構造が大事かどうかも不明ですが、 ちゃんとしてるにこした事はないと思っています。 こうゆう場合、本などを見ると、 低温で培養してみる GST等とのfusionに変えてみる ドメインごとに発現させる 等のことが書いてありますが、下2つは結構大変ですよね。 以上のような可溶化条件の検討に努力を費やしたほうが良いのか それとも、尿素やグアニジン塩酸のようなもので 強引に可溶化して、リフォールディングに努力を費やした方が良いのか 教えてください。
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大腸菌での発現はやってみないとわからない.... というのがホントのところだと思います。 お手軽でいいんですけどねぇ。。。 以下は回答ではなく私だったら.... という提案ですので参考までに。 分子量が100kということですので、フルで発現させると 可溶性画分で回収するのは難しいのではないかと感じます。 なので、尿素やグアニジン塩酸で可溶化して、 リフォールディングを行ないつつ、 低温での培養やドメインごとの発現を同時進行します。 もしかしたら、大腸菌以外の発現系だと あっさりといくのかもしれませんね(笑)。
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- M_Biologist
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100kDaを超えるタンパク質を大腸菌で作らせるのは大変ですよね。 僕ならば、 1.温度やIPTGの濃度を下げて、タンパク質合成の速度を落とす。 2.マイルドなプロモーターを使う。(pBADなど) 3.セルフリーの系を用いる。 PROTEIOS(Toyobo http://www.toyobo.co.jp/seihin/xr/product/proteios/proteios.html) RTS (Roche http://www.roche-applied-science.com/rts/) Expressway (Invitrogen http://www.invitrogen.co.jp/jp_prdct/molecular_biology/k9600001.htm) などを考えます。
お礼
回答ありがとうございます。 やはり大腸菌では難しいのかな。
お礼
ありがとうございます。 やはり可溶性画分に回収するのは難しいですか。