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発展途上国における低賃金労働と児童労働
インターナショナルトレードの授業でディベートをすることになりました。 トピックは、「発展途上国は搾取的労働(もしくは低賃金労働)と児童労働を廃止するべきか」で、私はNOという立場でディベートをしていかなければならないのですが、どういったポイントを抑えればいいでしょうか。できれば3つくらいポイントがほしいのですが・・一つでも構いません。よろしくお願いします。
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1)低賃金労働を禁止すると、収入の手段そのものが途絶えてしまう。 →発展途上国は大きなカントリーリスクがあるので、低賃金だからこそ仕事が回ってくる面があります。単純に低賃金を禁止すると、結局、より低賃金の国に仕事が行ってしまうだけであり、問題の解決にはなりません。児童労働も同様であり、禁止しても生活の保障が伴わなければ結局は餓死させることになります。 2)低賃金でも多数の雇用を生み出す方が、高賃金の少数の雇用者と多くの失業者を生み出すよりも良い。 →発展途上国では良く見られることですが、先進国では一人で行うような単純な仕事(掃除とか窓拭きとか荷物運びとか・・)に何人もの人が就いてくる光景が良く見かけられます。これは一種のワークシェアリングであり、少数の人間が雇用を独占してしまうよりも、多数の人間で収入を分かち合うことを選択しているわけです。発展途上国は仕事の絶対量がどうしても少ないので、一人でも多くの人間を救うためにこのような仕組みができているのです。 3)賃金UPよりも労働環境の改善の方を急ぐべきである。 →開発途上国は物価も安いことが多いので、低賃金が即生活レベルの低下につながるわけではありません。それよりも労働環境の改善の方が労働者の健康の確保のためにはるかに重要です。一般に、労働環境の改善は中長期的には生産性の改善につながることが多いので、雇用者側にとってもメリットがあります。国家が音頭を取って積極的に推進していくべきです。児童労働も同様であり、きちんとした仕事であれば児童が労働すること自体は何の問題もありません。問題はその結果児童の健康や福祉に悪影響が起こることです。この点をこそ改善していかなければなりません。
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途上国における搾取的労働の禁止 →GDPが低い為、生活必需品はおろか作業に必要な服装さえ出来ない。現実に中国の田舎で工場建設の際に工事現場にビーチサンダルで来た現地のワーカーに注意をした処、「靴を買うお金が無い」と言われた為日本側から安全靴を支給したら、家族分要求された。つい先月の出来事です。 児童労働 →性産業に繋がり易い。 オーストリア人医師がフィリピン人の6歳女児の性器にバイブレーターを無理やり入れて失神死させた。これは図書館の本で読みました。 2つでごめんなさい。 お役に立てれば幸いです。
補足
早速のご回答ありがとうございます。 私の説明不足だったのですが、トピックは「廃止すべきか」ですが、 私の立場としては、「すべきでない」ということになっています。 ですから、搾取労働や児童労働は廃止すべきでない、もしくは、しなくてもよい、というのをサポートする意見がほしいのです。。よろしくお願いします。
お礼
3つともとても参考になりました! ディベートで使わせていただきたいと思います。 ありがとうございました。