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プラスチックの熱による接着

現在、ポリメタクリル酸メチル(PMMA)でできた2つの基盤を熱接着(thermal bonding)でくっつける実験をしています。実際にくっつくのですが、なぜくっつくのかということは、多くの専門書や論文を見ても書いていません。また熱を加えなくても2つの基盤に高い圧力を加えれば、くっつくと書いてあります。そもそも、熱や圧を加えるとなぜプラスチックはくっつくのでしょうか?何か化学反応が起きて2つの基盤がくっつくのでしょうか?よきアドバイスなどあれば宜しくお願いします。

みんなの回答

  • newbranch
  • ベストアンサー率30% (319/1053)
回答No.1

的確な回答になるかどうかわかりませんが、成型品の接合として我々事業者は、その特長により使い分けています。塩ビ類は、高周波ウェルダー(軟質の場合)、ABS成型品は、超音波加工機等です。高周波の場合は、共振による摩擦熱を界面に発生させる方法で接合します。超音波加工は、同様に高振動のホーンを成型品にあて、振動に伴う摩擦熱を利用して接合します。いずれの場合も、圧と温度が必要になると思います。 (但し、接合部分は、化学反応が起きて融合しているのではなく、熱溶融が起こり接合しているものと考えられます) いずれにしても熱溶着ですから、熱可塑性樹脂以外はこの方法では不可能です。

rarirero
質問者

お礼

ありがとうございました。参考になりました。しかし2つのPMMA基盤を94度オーブン下で熱接着させているのですが(オーブンの中は真空です)、この温度はPMMAのガラス転移温度よりも10-15度低いので熱溶融が起こっているんでしょうか?疑問ですが?私が考えているのは、真空パックのように、2つの基盤の間が真空になることにより、隙間がなくなり、内圧があがってくっついているんではないかと考えています。この考えはいかが思いますか?よければ返事をいただきたいものです。

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