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築15年のカラーベスト屋根に塗装は必要か
- 築15年のカラーベスト屋根に塗装は必要か
- 大手軽量鉄骨住宅メーカーが建築した屋根がカラーベスト(セメント系)でできており、15年経過。カラーが落ちてきたが、カラーベストの材質部分には大きな損傷もない。
- 外壁塗装なら必要でしょうが、カラーベストの材質からして、不要だと思います。塗装部分が乾き固定化すると、雨水が屋根に溜まって湿気をもたらし、家屋には危険だと思います。カッターナイフ作業量が多いことを考えて、また、セメント系材質の屋根であるカラーベストの特徴(長持ち、丈夫)から、屋根の塗装は勧めないのが本音だと思うのですが。
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>カラーベストのすぐ下層(裏側)には何があるのでしょうか。 >いきなり、防水シートでしょうか? そしてそのさらに下層にはベニヤ板でしょうか? カラベストの裏側は防水シート(ルーフィングと呼ばれています)があり、その内側はコンパネ(厚さ15ミリのベニヤ合板が一般的です)となっております。 尚、ルーフィングの固定は他の回答者も言っておられますが、ホッチキスを大きくしたような道具を使用します。 >わずかに重ねあう部分は、左右のカラーベストだと思っていました(ただし、わずかに隙間がある)。 重なり合う部分は左右のカラーベストではなく、上下のカラーベストです。 また、重なり合う面積はわずかでなく1枚のカラーベストでほぼ30%程重なっております。 さらに互い違いに貼っていきますので、左右のカラーベストの隙間の下は防水シートではなく、重なった下のカラーベストになります。 このような構造になっているので雨水が、直接防水シートを傷めることはありません。 カラーベストを固定するのは釘ですが。これは適当(いいかげんに)に打つのではありません。 カラーベストそのものに最初から釘穴があります。直線状に4又は5ヶ所あります。 四隅を固定するのではないので、釘を中心ラインとするとシーソーのようになっいると想像してください。 ですから、厚さ5ミリ程度ですが以外に割れにくいのが事実です。 (詳しくは屋根職人に聞いてください) >それとも、軒先に近い方や屋根てっぺんに近い部分が重なっているのでしょうか。 屋根てっぺんに近い部分が重なっております。(1枚のカラーベストでほぼ30%程重なっております) >反りは、調べると少しだけありました。わずかに数枚ですが。 >その上を 歩かれると割れるかもしれませんね。 >塗装職人さんは、体重だいたい何キロくらいでいらっしゃるのでしょう 約260平方メートルの屋根面積で数枚程度であれば、割れの心配はないと思われます。 経験的には約100平方メートル程の一般家庭のやねで、下からの目視で10ヶ所以上はすぐに見つかります。 このような状況でもカラーベストが割れることはほとんどありません。 (前回の回答と矛盾すると思われるかも知れませんが、心配な「反り」とは重なり目の隙間が10ミリ以上ということですので) 塗装職人の体重は55~65kgかな?個人差がありますので。 >役物と呼ばれる画鋲のような金属製品は、1個が落ちており、 >もう一個はぬけてどこかにとんでいるようです、さてどうしましょう。 一般的には棟押えトタンの釘はスクリュー状(長さ30ミリ以上)のもので抜けにくくなってはいます。 それでも、長い年月には浮いてきたり、抜ける場合があるようです。 構造的には、棟押えトタンの内側は材木又は厚みのある板となっており、その部分に棟押えトタンの上から釘を打って固定しております。 スクリュー状の釘が抜け落ちている場合は、長めのネジを打込むのがベストです。 もちろん、頭部分はコーキング(雨水対策)が必要です。 参考になりますでしょうか。
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- atomu0505
- ベストアンサー率55% (21/38)
一戸建て塗装の現場管理の仕事をしています。 >このカラーベストに、ウレタンやシリコン系の塗装は、必要でしょうか? 塗装の目的は 1、素材の保護 2、美観の維持 に集約されると思います。 美観については何とも言いようがありませんが 「カラーベスト(セメント系)でできており、15年経過」 しているのであれば心配しなくてはいけないことは「反り」です。 カラーベストは厚みが5ミリ程度ですが、屋根瓦として使用する時は 軒先→棟押えに向かって貼り付けていきます。この時に重ね目ができます。 経験上、15年経過しているのであればこの部分に多少なりとも「反り」(経年変化、劣化?)が見られるはずです。 この「反り」が大きい場合には、人が上に乗ると割れる場合があります。 人が乗ってみて、部分的にでも割れるようであれば塗装はするべきではありません。 >塗装部分が、乾き固定化すると、隣のカラーベストの縦方向隙間から >風で入り込む(台風時など)雨水が、カラーベストの裏側を伝って、 >地面側のカラーベストの上に重力で流れでることが、できなくなり、 >雨水が屋根に溜まって 湿気をもたらし、家屋には危険だと思います。 おっしゃる通りです。 >カラーベストも 正方形?のような形をつなぎ合わせたものでしょうから、普通は、わずかな隙間があるでしょう。 形は野球のホームベースを横長にしたような形状です。 貼り方はつなぎ合わせるのではなく、縦方向のみ部分的に重ねて貼っております。 となり(横方向)との瓦との隙間は2~3ミリほど開けて貼ってあります。 この横方向部分の隙間に塗料溜りができて、雨水の流れに支障があったのを私は見たことがありません。 >カラーベストのつなぎ目部分が塗料でふさがるので、カッターナイフ >みたいなもので、とりのぞかないかぎり、カラーベストの裏側の水を >外へは出せないと思います。 となり(横方向)は心配ありませんが、重ね目(縦方向)部分はgood23様の言われるとおり、 雨水の流れを確保する為に塗料溜りをカットする(縁切り作業)作業が必要になります。 >裏側へ入った水分は、屋根の塗料がある限り、外へはでません。 塗装後に、重ね目=小口部分に塗料溜りが残ればご指摘の通りです。 でも重ね目=小口部分の縁切り作業をきっちり行えば、裏側へ入った 水分(雨水)は流れ出ますので野路板(コンパネ)を傷める確率は小さいと言えます。 塗装すれば雨水の切れは早くなり、雨水の滞留時間が短いことになります。 現状では塗膜が劣化していますので雨水の切れは遅いと考えるのが自然です。 雨水の滞留時間が長いことになります。 この視点だけから考えると、現状の方が野路板(コンパネ)を傷める確率は大きいと言えます。 >塗料が完全にカッティングできるたかどうかは、誰にもわからないのです。 カッティングの確認はできます。カッターを使用しての縁切り作業後に やや厚みのある皮スキ等を重ね目部分3~5cmに差し込めば、カラーベストが持ち上がりますので容易に確認できます。 >誠意のある業者なら、カッターナイフ作業量が多いことを考えて、 >また、セメント系材質の屋根であるカラーベストの特徴(長持ち、 >丈夫)から、屋根の塗装は勧めないのが本音だと思うのですが。 屋根の塗装は勧めない場合は 1、見た目に「大きな反り」が見られる。 2、見た目に「小さな反り」であっても、屋根に乗ってみたら カラーベストにヒビがハッタリ、割れたりする。 です。 また、美観を全く気にしないようであれば必要ないかなと思います。 塗装する時に「カッターナイフ作業量が多いことを」を理由に 塗装をしないのは怠慢以外の何ものでもありません。屋根カラーベスト塗装に「縁切り作業」は不可欠です。 good23様は触れていませんが、「屋根は切り妻型」でしたら棟押えトタン部分の点検が必要と思います。 このトタンを押えている「釘」が浮いてきますので。 釘の押えが甘いと強風時にトタンが飛ばされることがあります。 参考になりますでしょうか。
- toso
- ベストアンサー率57% (64/111)
塗装後の屋根の縁切りは熟練の職人でも大変なため、当社では縁切りしません。 当社では塗装前にタスペーサーと言う便利な部材を屋根全部に取り付けます。 取付はいたって簡単。差し込むだけです。 それで、塗装後のカラーベストの接着が防げ、通風も確保できます。 これは本当に便利です。 セイムと言う会社が製造、販売しています。 ホームページに詳しく書いてあります。 参考にして下さい。
補足
やはり 縁きりは 大変なようですね。 一戸建て住宅ばかりなものですから このあたりは 気になって屋根ばかり見て歩いていますと 塗っている屋根はすぐにわかります。 ぎとぎとしていますね。 掲示板質問した後で、タスペーサー類の商品をみつけました。 これは塗装前に差込するのでしょうか。
- isora99
- ベストアンサー率37% (303/805)
No.1さんと同意権ですが、補足として・・・ カラーベストは通常5年~10年で塗り替えます。塗装したからといって、ご心配されているような症状は起こりません。 >カラーベストの目的は、美的外観の維持です。雨風から家屋を守るということとはやや別。もっとも大切な部分は、カラーベストの下にある防水シートですから、極論すれば、防水シートがやぶれない限り、雨漏りにはなりません。 これは間違いです。屋根材の目的は雨水の浸入を防ぐと共に、建物の断熱・保温・空気の循環などです。建物にとって屋根材は「命」と言っても過言ではありません。屋根材が劣化すると雨水は内部に侵入して来ます。ルーフィング(防水シートです)があるからといって安心は出来ません。ルーフィングの固定にはタッカーを使用します。タッカーとは大きなホッチキスとでも捉えて下さい。ホッチキスと同じような「針」をバンバンと打ちつけ固定する訳です。当然「針」の部分には穴が開いてしまいます。そこから板材に雨水が浸入すると、板材が水を吸い膨らんでいきます。吸収出来る限界を超えた時、雨漏れが発生する事になります。 質問者さんの場合、既に15年経っているとの事ですので、その間一度もメンテナンスをされていないカラーベストは相当傷んでいるものと思われます。見た目には何ともないように見えても、です。細かい罅割れなどは素人には発見出来ないと思います。 屋根に上って点検してみないと判りませんが、最低でも塗り替えは必要でしょう。でも塗り替えたところで、カラーベストの寿命が近づいていますので、結局近々葺き替えが必要になると思います。 私が屋根の仕事をしていた時には、このような時にはカラーベストの上から軽量瓦を葺く事を勧めていました。これを行う事によるメリットは、工事が早い・カラーベストと上に葺いた瓦の間に空間が出来、断熱や保温効果が向上し、風通しも良くなるので屋根の痛みの進行を抑える事が出来る等です。 カラーベストなど、セメントを原材とした屋根材は、寿命も短く、こまめなメンテナンスを必要とする為、コストダウンの必要性がない限り、私は絶対にお勧めしない屋根材です。以下にいくつかURLを記載しますので参考にして下さい。 http://www.sekisui-kawara.com/html/product/k_u/ http://www.yane-reform.com/shoukai/index.html http://www.taiseishoko.co.jp/alumi_kawara/alumi_k03.html
お礼
回答ありがとうございます。 < これは間違いです。屋根材の目的は雨水の浸入を防ぐと共に、建物の断熱・保温・空気の循環などです。建物にとって屋根材は「命」と言っても過言ではありません。屋根材が劣化すると。。。 これは、何を意図とされた回答なのか、分からないのですが、これは 当たり前のことです。 当たり前なので、極論すると、防水シートの重要性を書いたのです。 今日は、発注候補の業者が来て、屋根の塗装の危険性について述べて帰られました。 塗料が目詰まりする部分のカッティングについては十分に確認できないことからも、塗装よりも、葺き替え、あるいは 軽量屋根の被せや、メタル瓦についても触れられていました。
勘違いされているようです。 カラーベスト(コロニアル、セメント系)は、表面の色の部分で水をはじいています。 それがなくなると、本体の中に水がしみこみます。 セメントはどうやって固まるのかお考えになられてください。 水で練ったものから水分が抜け出し固まります。 このときに水が抜ける訳ですから、細かな水の道が出来ます。 その水の道の為に、表面の塗装が無くなったカラーベストは水を吸い込み、重力がありますので、裏側へと染み出していくのです。 下へ抜けた水は、屋根材の下に敷いてあるアスファルトシートの上を伝わって軒から排出されます。 アスファルトシートが劣化すれば、雨漏りになります。 参考に乗せたHPで、少し詳しくカラーベストという物についての説明も書かれていますので、読まれて見ては如何でしょうか。
補足
質問者です。早速回答ありがとうございます。 そうですね、業者の方には商売がなくなる話なので、受け入れがたい質問かもしれません。 カラーベストの目的は、美的外観の維持です。雨風から家屋を守るということとはやや別。もっとも大切な部分は、カラーベストの下にある防水シートですから、極論すれば、防水シートがやぶれない限り、雨漏りにはなりません。しかし、カラーベストの裏側には水分が、入り込みます。雨が屋根を這ってのぼったり、横の隙間から裏側へ侵入する。 裏側へ入った水分は、屋根の塗料がある限り、外へはでません。 屋根の一番上にあるカラーベストの隙間から進入した水が、軒からでる? までの距離を考えると、固まった塗料を 縁きり 工程をしっかりしていただいて、屋根の一番上から2枚目のカラーベストのすぐ下から雨が排出されるようにしていただく方が はるかに安心です。軒までの距離を待つ必要がありません。 しかし、この縁きり が完全であるかどうかは、塗装業者が実験して確かめることは絶対に できません。カラーベストの裏側をマイクロスコープで一枚一枚確認することができないからです。塗料が完全にカッティングできるたかどうかは、誰にもわからないのです。 だから、塗装よりも、張替えの方が無難だと思います。
お礼
いくつか確認させていただきたいことがあります。 1) カラーベストのすぐ下層(裏側)には何があるのでしょうか。 いきなり、防水シートでしょうか? そしてそのさらに下層には ベニヤ板でしょうか? 2) カラーベストが野球のホームベースの形をしていて、それを軒先から屋根てっぺんまで貼り付けていくときに、わずかに重ねあう部分は、左右のカラーベストだと思っていました(ただし、わずかに隙間がある)。それとも、軒先に近い方や屋根てっぺんに近い部分が重なっているのでしょうか。 3) 反りは、調べると少しだけありました。わずかに数枚ですが。 その上を 歩かれると割れるかもしれませんね。 塗装職人さんは、体重だいたい何キロくらいでいらっしゃるのでしょう 4) 役物と呼ばれる画鋲のような金属製品は、1個が落ちており、もう一個はぬけてどこかにとんでいるようです、さてどうしましょう。