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タスクアンドアンビエント照明について
省エネの観点から、タスクアンドアンビエント照明が良いと前回の質問で回答を頂きました。 しかし、この照明方式について調べて行くと、タスク照明と、アンビエント照明に照明用途を分けるために、全般照明と比較して全体的に暗くなりあまり普及していないとありました。 タスクアンドアンビエント照明は、どのような場所において効果的でしょうか?タスクしていないときの、アンビエント照明だけでは、照度が不足すると思うのですが、どういうふうに過ごしているのでしょうか?
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アンビエント照明は従来それだけで750LXほどに設定した全般照明を300~400くらいに落とす事で省電力化をはかるものですが、全般照明に依存する行動パターンをどれだけ重要視するかでその設定照度は変えなければいけません。カウンターで話す作業や数人でのミーティングが多いオフィスでは過度の照度不足はよい効果は得られません。 また、昼光色は色温度が高い光は照度が高ければさわやか効果がありますが、低くすると陰気です。色温度の低い昼白色や白色を利用する方が穏やかになります。(クル―ゾフ効果) 古い役所ではタスク照明がないので節電のために昼休みは真っ暗というのをみかけますが、真っ暗な中でお弁当を食べていらっしゃるのを見ると「ご苦労様」と思います。必要な光がいつも得られ、いつも節電できるように最適な環境(壁の反射率も重要です)と照明計画を工夫して下さい。
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クルーゾフですか? この言葉はどちらかというと色彩学から来てたかなあ。環境工学のほうでもふれているものはあるとは思います。のってるか見てないのですが朝倉書店の生活の色彩学(家政系)や環境工学I(建築工学系)はどうでしょう。インテリアの計画と設計(小原二郎)彰国社はその効果についてはグラフ化されてあったけどクルーゾフとは書いてなかった・・。 色彩や照明の「心理効果」ということで照明器具のカタログなんかにも触れられてます。この言葉のためだけに買うという程の本はないような気もするので立ち読みするか色彩学系か環境工学系で気にいった本を選ぶのがいいのではないでしょうか。参考まで
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ご回答ありがとうございます。 モデリングや、グレアなどは知っていたのですが、まだまだ勉強不足でした。環境学や色彩学も含めて勉強していきたいと思います。
お礼
ご回答ありがとうございます。 タスクアンドアンビエント照明について、資料が少ないので、大変勉強になりました。 さらに、聴きなれない言葉が出てきました。もし良ければ、後学のために参考書籍を教えていただきたいのですが、お願いします。