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労働災害の鬱病申請
- 労働災害を理由とした鬱病申請について会社が労災保険を認めず、個人的な申請を求めている状況です。
- 労働基準局に相談したところ、鬱病の原因が明らかでない限り労災は認められないと言われました。
- 鬱病になった原因は職場の変化によるものと思われますが、本当に労災として認められないのでしょうか?
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質問者が選んだベストアンサー
私の会社の従業員が鬱病になり、なんとか労災認定を受ける事ができないかと思い、動いたことがあります。その際の労働基準局との話で、かなりシビアだなと感じました。下記にざっくりその内容を書きます。労働者側の人が行っても絶対にこんな事言わないのですが、これが今の鬱病に対しての労災対応の実態みたいです。 ・半年前から症状がでていたのかどうかが、最初の判断基準になります。ただ、アルコール依存症が絡んでいると、まず認定はされません。 ・誰がその業務を行っても同じような症状が発祥するのかどうかが、認定の判断基準。自殺や自殺未遂を繰り返すようであれば認めることが多いが、それ以外で認められるケースはかなり少ない。 ・申請されれば調査はするが、調査完了までは1年~1.5年程度かかってしまう。 ・1日18時間労働をして、睡眠時間が取れない事が数ヶ月続いた等の理由ではない限り、過労はなかなか認められない。1日10~12時間程度の労働時間では認定は難しい。 ・会社側の人間がこのような問い合わせをしてくる場合、ほとんどが業務軽減等の対策を行っていることが多く、そのようなケースで労災認定が降りることは、まず無い。 ポイントは、【誰がその業務を行っても、同じ症状が発祥するか】だと思います。うちの場合、現在代役を立てて業務遂行しておりますが、その代役は元気いっぱいで仕事をしておりますので、認定は無理と判断して、傷病手当に切り替えました。 現在の鬱病に対しての社会や行政のサポートは、ものすごく薄っぺらいものです。これを補うのは、家族、友人、勤め先のサポートと、何よりもご自身が【絶対に良くなる!】と思う事が大切です。 でも、焦ってがんばって良くなろうとする必要は無いです。だた、「元気が出るまで少し時間がかかるので、その間は助けてくれ」 という様なことを、自分の周りの人に伝えて、しっかり助けてもらうことが重要だと思います。 うちの従業員は、人に迷惑になるからと何でも自分で何でも抱え込んじゃって、最後につぶれちゃいました。周りは、「そうなる前に、もっと頼ってほしかった」と、思っていると思います。(私はそう思いました)。 さらに、現在治療中ですが、親、親戚、兄弟には心配をかけるからと、そのことは一切言わず、自分ひとりで直そうとして、かえって悪化しています。 NAGAO1さん、もう少し元気が出るまではしっかり周りを頼って、元気になったら恩返しをしてあげてください。そのほうが、みんなが幸せになれますし、あなたが困っていたら助けたいと思ってくれるひとは、きっとあなたが思っている以上にたくさんいます。 あまりお役に立てないかもしれませんが、少しでもNAGAO1さんや、同じ悩みのかたのお役にたてれば幸いです。 ではでは。
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まず基本的に労災は鬱病になった理由が仕事で有ると誰もがみても分かるような証拠がない限り無理です。 例え自己主張で仕事が原因だと言っても証明できる証拠は無いですよね。 この場合休職して社会保険から傷病手当をもらう方がよいと思いますよ。
お気持ちお察し申し上げます。 私はうつ病歴10年ですが、そのうち3年間「いじめ」という形で酷くなり、いじめた人を見た途端全身痙攣が起きて2度の入院となりましたから。 私の場合も、労災適用になりませんでした。 労災に強い弁護士さんにコネがあったので訊いてみましたが、無理との事。 地方自治体のセクハラ・パワハラ窓口に相談して、そのいじめた人に治療費の請求を勧告する事は出来ても、本人達が「やっていない」と言われたらそれまでとの事でした。 勿論、司法に出たら敗訴決定です。 私もいじめ同様、業務内容がハードになった事があります。60近い女性でも「女の子」扱いの会社の体制で、部長と私しかいない部署で全体の売上の55%をはじき出していて、「係長職以上」だと専務が推薦状を持って怒鳴り込んだのですが、社長が私を嫌うので昇格は見送られるわ、暇な人達からの幼稚な嫌がらせ(通路をダンボールで塞ぐ等)は酷くなるわで、でも好きな仕事だったので頑張れました。 私が倒れてから、男性社員を中心に増員をかけ、短期で入ってきた女性が正社員登用となり、特殊事務なのにその知識を持ち合わせていないし、私はアルバイト待遇でいつクビになるか分かりません。 精神疾患に労災適用は本当に難しいです。 お気の毒ですが、生活費を確保しながら治療を進めて行きましょう。
お礼
辛い経験をされて、私自身の経験とも重なる部位が若干あることもあり、又文面からとても私に対して真摯にアドバイスして頂き、 感謝、感激いたしました。 今後、私は病気と上手く付き合いながら社会復帰を目指そうと考えています。 まずは病気を治すことが最優先です。 pata77さんのコメントから勇気を頂きました。 ありがとうございました。
お礼
貴重なアドバイスに感謝です。 さっそく、会社の健康保険組合のHPで情報収集してみました。 上手く活用して、病気を治そうという気持ちに本気になることが出来ました、 まさか自分が鬱病になるなんて思いもよらなかった為、 本当に困っておりました。 参考になりました。ありがとうございました。