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日本人は漢字をどのくらい知っているのでしょうか?
ただいまオーストラリアに留学中です。 先日、友人と日本語について話していたとき、英語はアルファベット26文字に対し、日本語は何文字あるのかと尋ねられました。 ひらがな、かたかなで100文字ちかくと答えたのですが「はて、漢字はどうなんだろう?」と疑問に思いました。 そこで質問です。新聞を読んだりできるくらいの日本語能力の持ち主は、いったいどのくらい漢字を知っているのでしょう? 気になって眠れません。
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常用漢字より基礎的な漢字として教育漢字があります。これは、現在1006文字です。これは、小学校で学ぶべき漢字とされています。社会生活を営むには、常用漢字が読み書きできる能力が理想ですが、現実問題として大学入試にも常用漢字の書き取りが出題されている現状から、実際の平均的日本人は、教育漢字1006字については読み書きでき、残りの常用漢字とそれに含まれない「幌、岡、阜、阪、奈、熊、鹿、那」など地名に使われる漢字を含めて、1500字程度は読みはできるものと思います。つまり、教育漢字とあわせ、普通の日本人(80%以上)は2500字については読むことができ、うち1000字については書くことも可能だと思います。なお、国立国語研究所の調査では1000字読めれば、新聞の漢字の94%が読め、2000字では99.6%という数字があります。
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1981年10月1日に、内閣告示があった「常用漢字」と云うものがあります。 これは、最低限これだけ学べば一般生活に支障はないという漢字のことです。 常用漢字は1945字有りリ、義務教育の教科書に使用する文字の種類にもなっています。 このことは、常用漢字以外の文字は使わない、使えないというルールを作り出して、新聞や雑誌、法令や公用文書では、常用漢字だけが使われています。 詳細は、下記のページをご覧ください。http://www.srs.ne.jp/~north/text/misc/e23.html