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dogとhoundの使い方
現在ではdogが広く「犬」の意味で使われ、houndは「猟犬」の意味で使われていますが、昔はhoundが「犬」の意味で使われていたそうです。 このdogがhoundに取って代わってきた経緯や、dogとhoundの使い方の違いに言及した書籍やホームページなどの資料がなかなか見つかりません。 ちょっとした資料でもいいのでご存知の方がいらっしゃれば教えていただきたいです。
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こんばんは、はじめまして!dogとhoundについて、私の知るかぎりのことを話させていただきます。結論から言わせて頂きますとdogとhoundの意味についての実質的な違いは、ありません!両方とも実質的には、犬を意味する単語であると理解しておけば十分でしょう!言い方を換えれば、犬を意味する単語が英語に二つ存在するという事です!dogがhoundに取って代わってきた経緯や、dogとhoundの使い方の違いについてのご質問のようですね!まず、前者についてですが、dogがhoundに取って代わって犬を意味する単語であると思っていらしゃるみたいですが、そうではありません!houndという犬を意味する単語自体が、わが国(日本)であまり知られていないだけなのです!また、後者についてですが、後者の答えは、英和辞典に記載されている通りで、まずは猟犬、それから一般に犬という事です!もっと噛み砕いた言い方をするならば、houndとは、一般的には犬を意味しますが、中でも猟犬をも含むという事です、ただ、ここで注意しなければならないのは、猟犬だけが、houndではないという事です!月並みの説明になってしまいましたが、英和辞典の意味はそのようなものであると解釈して下さい!では、なぜ犬については、二つの単語が存在するのか、これから語りたいと思います!それを知るには、それぞれの語源を知っておく必要があると思います!実はこのふたつは、いずれもドイツ語系の単語ではないかと言われているのです!Houndの語源は、Hund(フント)で犬を意味する単語です。これに対して、Dogの語源は、Dogge(ドッゲ)で本来の意味は、グレートデーン犬で、グレートデーンという品種の犬の事です!ですから、このグレートデーン犬が、一般国民の一般家庭で、大量に飼われていたという時代背景があった歴史が、英米において存在したのであれば、Dogが、グレートデーンという特定の犬から、一般に犬を意味する単語にその意味する範囲が拡大されて変化していっても不思議はないと思われます!犬といえばグレートデーン、グレートデーンといえば犬というように!このグレートデーン犬という特定の犬をDoggeという普通名詞で呼ぶ事によって、犬を意味する単語が二つ存在することになったといっても過言ではないでしょう!だから、実質的には、犬を意味する単語が二つ存在するということをここで一応の結論としておきます!それでは、なぜ猟犬という言葉にこだわるのでしょうか?それは、犬は、狼から猟犬という過程を得て進化してきた動物である言われているからです。しかし、この猟犬という言葉は、明確な定義付けもなく、また、その範囲も非常にあいまいです。例えば、猟をする犬を猟犬というのであるとするのであるならば、猟をするために特別の訓練を受けたことを前提としているのか、それとも猟をする際の潜在能力を持っているであろうと考えられている特定の品種のことを意味しているのか日本語の意味においても犬との区別が考えれば、考えるほどわからなくなってくると思います!ですから、英米及びドイツをはじめとする欧米においてもそれは同じであり、それゆえに、houndのことを仮に猟犬という意味だけの単語にしたとしても、結局、行き着くところは、犬になってしまうのです。ですから、英和辞典で、まず、猟犬、そして、一般に犬と記載されているのもそのような実態があるからでしょう! 少々、長くなりましたが、それゆえに、dogとhound使い方の違いに言及した書籍やホームページ等の資料がなかなかみつからないのでは、ないでしょうか!それでは、なぜ、dogとhoundとでは、わが国、日本においては、知名度にかなりの差があるのでしょうか?dogは中学校の早い時期には、学校でも教えられたけれど、houndという単語は、高校英語にさえ出てこなかった!そう思っている方もおおいのかもしれません!では、なぜ、houndは、あまり教える事の重要性の高くない単語として位置付けられているのでしょうか?それはわが国の英語教育の取り組み方に、その答えを見出すことが出来ます!わが国、日本の英語教育は、インターナショナルランゲージ、すなはち、国際語として通用する英語教育を目指しているからです!これまで、ドイツ語と英語という西ゲルマン語のことを話してきましたが、ここで、フランス語というラテン語のことを少しだけ、話します。houndは、ドイツ語や英語では、通用しますが、フランス語では、全く似たような単語さえもありません!それに対して、dogは、フランス語にも似たような単語、dogue(ドッグ)があり、その意味は番犬という意味です! これは、フランス語というラテン語に限らず、その他のラテン語、具体的に言うと、イタリア語、スペイン語、ポルトガル語、ルーマニア語でも、同じ単語もしくは、似たような単語が存在している可能性が高いとも思われます!それゆえに、西ゲルマン語のhoundよりもインターナショナル(国際語)のdogということで、dogのほうが、houndよりも優先して教えられている現状が、わが国、日本の英語教育にはあるのでは、ないのでしょうか!少々、長い割には、まとまりのない話になりましたが、少しでも、疑問の解決にお役に立てれば、幸いです!
- sanori
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http://en.wikipedia.org/wiki/Dog "Terminology"の項をご参照。