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ガリレオ・ガリレイの実験

ガリレオ・ガリレイがピサの斜塔を使って実験したことの意義(目的)がよくわかりません。 「重いものも軽いものも、落下速度は同じであることを実験で確かめた」という説明を子供のころは信じていたのですが、実際には空気抵抗がありますから、軽いものはどうしても遅く落ちるはずであり、こんな荒っぽい実験で、証明することなどどだい無理だという気がします。 (重い、軽いは、密度をいうのか、単純に物体の重い軽いをいうのか、の問題がありますが、一応この議論は置いておきます) 先日このサイトに、「ガリレオがやったのは、「当時、落下速度は重さに比例する」という説が一般的であったので、これを否定するためにやった」という説明がありました。 確かに、こんなに大きな誤りを否定するのなら、こんなラフな方法でも可能でしょう。 ですが、そんな大きな違いを本当に当時の学者たちが信じていたのでしょうか? これほど大きな違いなら、誰でも簡単な実験でその考えが誤りであることが認識できるはずです。 いったい、ガリレオは何をやったのでしょう? 正確な解説をお願いします。

みんなの回答

  • Mr_Holland
  • ベストアンサー率56% (890/1576)
回答No.6

 #2です。補足を見ました。 >>ガリレオの示したかったものは、同じ高さから落下させた場合、落下時間は物体の質量によって変わらない、ということ”でしょう”。 >推測でなく根拠資料をご提示ください。  この程度のことも調べられないのでしょうか。  「でしょう」と記述したのは、その実験自体が実際に行われたものであるか疑いかあるからです。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%94%E3%82%B5%E3%81%AE%E6%96%9C%E5%A1%94#.E8.90.BD.E4.BD.93.E3.81.AE.E6.B3.95.E5.89.87

candle2007
質問者

補足

添付URLを拝見しました。 ひっかかるようで恐縮ですが、資料に「・・・とされている」ということであれば、「・・・でしょう」という文章は似つかわしくないのではないでしょうか?

noname#58790
noname#58790
回答No.5

>いったい、ガリレオは何をやったのでしょう? タブーと言う概念を調べ、 良く考えてみて下さい。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BF%E3%83%96%E3%83%BC

  • murashin3
  • ベストアンサー率42% (55/129)
回答No.4

「ピサの斜塔の頂上から大小2種類の球を同時に落とし、両者が同時に着地するのを見せた、という有名な故事はガリレオの弟子ヴィンチェンツォ・ヴィヴィアーニ (Viviani) の創作で、実際には行われていないとされる。」という説が有力のようですね。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AC%E3%83%AA%E3%83%AC%E3%82%AA%E3%83%BB%E3%82%AC%E3%83%AA%E3%83%AC%E3%82%A4   「そんな大きな違いを本当に当時の学者たちが信じていたのでしょうか?」ということに関しては、このころはまだ宗教と科学が分離していない時代の話ですから、今からすれば全く非科学的な話が、半ば宗教的に信じられていた、という事例は事欠きません。

candle2007
質問者

お礼

やはり「捏造」ですね。 有名な人の所業に関しては、このように後世の人々が、もっともらしいでっち上げをやった事例は他にも数多くあります。 いくら迷信を信じた時代、といっても、「目の前で起きる現実の事象までは否定できないはず」という考えを捨て切れません。 多くの方のご回答有難うございました。

  • proto
  • ベストアンサー率47% (366/775)
回答No.3

当時の科学の方法は現在のようなやり方と少し違って、スコラ学のような方法だったそうです。 実験事実をもとに理論を組み立てるのではなく、先人の残した書物を読み解き議論するという、思考実験や哲学に近いものだったのではないでしょうか。 物理学の書物に『重い物は早く落ちる』と書いてあるんだからそこは受け入れ、それから導き出される事を考察していくというのが当時の常識で、書物に書かれていることをわざわざ"実験"という手法で確かめるということこそ馴染みのないものだったのではないかと思います。 そんな中で、実際にやってみると書物に書かれている事と違うよ、というのを実験で示したことがガリレオの凄いところだったのではと思います。 ちなみにピサの斜塔でのエピソードは後世になって作られたもので、実際にピサの斜塔で実験はしていないと聞いたことがあります。 ちょっと自信なしですが。

  • Mr_Holland
  • ベストアンサー率56% (890/1576)
回答No.2

>実際には空気抵抗がありますから、軽いものはどうしても遅く落ちるはずであり、  空気抵抗は、質量には依存しないはずです。  大まかには、速度と形状に、厳密には表面粗さ、材質、温度などによります。  異なる材質の同じ形状の物体であれば、速度と温度は常に同じとみなせますから、空気抵抗の影響は無視できると考えてよいと思います。  ガリレオの示したかったものは、同じ高さから落下させた場合、落下時間は物体の質量によって変わらない、ということでしょう。

candle2007
質問者

補足

>ガリレオの示したかったものは、同じ高さから落下させた場合、落下時間は物体の質量によって変わらない、ということ”でしょう”。 推測でなく根拠資料をご提示ください。

回答No.1

>そんな大きな違いを本当に当時の学者たちが信じていたのでしょうか 信じていました。 当時は古代ギリシアの哲学者・アリストテレス学派が力を持っていましたから、それに反する考えを誰もしませんでした。 >誰でも簡単な実験でその考えが誤りであることが認識できるはずです 宗教とも結びついて、アリストテレスの考え方に疑問を持つことさえ罪に問われる時代です。 ちなみにアリストテレスは天動説を唱えていましたし、当時のアリストテレス学派は望遠鏡を「アリストテレスを侮辱する悪魔の道具」とみなしてもいましたし、地動説を唱えたガリレオは、宗教裁判にもかけられました。 アリストテレスの事件の目的は、2つとされています。 1つは、物体が自由落下するときの時間は、落下する物体の質量には依存しないということです。 2つめは、物体が落下するときに落ちる距離は、落下時間の2乗に比例するというものです。

candle2007
質問者

補足

>アリストテレスの事件の目的は、2つとされています。・・・ 出典(資料)のご記載をお願いします。