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すべての生物につかえる味覚と嗅覚の区別
味覚と嗅覚の区別 中学生の息子の課題、宿題。 それを質問されて困っています。 どう説明すればよろしいのでしょうか、お教えください。 お願いいたします
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「区別はできない」というのが正解の、イジワルい課題のようです。^^; ■たとえば人間の場合 味覚は「飲み込んでも(摂取しても)大丈夫か」を判断する働きです。 嗅覚は「今から口に入れるが大丈夫か」という働きがあり、味覚から分化した機能といえます。 ヤバい匂いがすれば遠ざけ、口に入れてヤバいと思えば吐き出す、 それが「嗅覚」「味覚」の働きです。 これは他の哺乳類にも共通します。 ■他の生物の場合 しかし、地球上の多くの生物は、嗅覚と味覚は分化していません。 陸棲の動物では、「匂い」は気体状の物質が嗅覚器を刺激して感じます。 「味」は水に溶けた物質が味覚器を刺激して感じます。 しかし魚のような水棲動物では、 嗅覚器が直接外界の水と接しているので、 嗅覚と味覚の区別があいまいです。 また味覚を感じる場所にも違いがあります。 人間などの哺乳類では舌で味を感じますが、ハエは足で味を感じます。 ■嗅覚も味覚も同じ 「嗅覚」と「味覚」の働きはどちらも「摂取可能かどうか」を判断するためにあります。 この課題の目的は、 各生物それぞれの嗅覚・味覚の感じ方の違いを調べ、 「区別はされない」という答えを見つけ出すものではないかしらと思いました。 今の私たちは、この根本的な働きを忘れて、 「究極のメニュー」を追い求めたりしていますが^^; それに対して、中学校の先生は気づかせようとしているのかもしれません。 もうご覧かと思いますが、参照サイトを添えておきマス。
お礼
ありがとうございました。 参考サイトも参照させていただきました。 そうですか 区別は出来ない イジワル問題。 うーん 息子にこの回答を見せて・・・ とりあえず 親の出来ることだけは果たしたと、 逃げることにします。 汗 本当にありがとうございました。