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正弦波応答について

ダイオードと抵抗の直列回路に正弦波を印加したところ、周波数が低いところではきれいな半波整流になったのですが、周波数を上げていくと歪みが生じてきたのですが、どうしてですか? ご回答お願いします。

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  • milion
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回答No.1

恐らくダイオードが低速タイプなのだと思われます。 整流用ダイオードには主にノーマル,ショットキーバリヤ,ファーストリカバリーの3種があり、いずれのダイオードも導通状態に急速に逆方向の電圧を印加すると、瞬間的に逆方向の電流が流れてしまいます。 この電流をリカバリー電流といいますが、ノーマルダイオードは他の2種に比べリカバリー電流の流れる時間が長いため、高周波になると波形が歪んでしまいます。 3種類のダイオードの特徴は ・ノーマルダイオード  安価,逆方向耐圧が高くできる,リカバリー時間が長い,逆方向電圧印加時の漏れ電流が小さい ・ショットキーバリヤダイオード  安価,逆方向耐圧が最大でも20V?程度,リカバリー時間が短い,逆方向電圧印加時の漏れ電流が大きい,順方向電圧降下が0.3V程度と低い ・ファーストリカバリーダイオード  高価,逆方向耐圧が高くできる,リカバリー時間が短い,逆方向電圧印加時の漏れ電流が小さい となっており、用途に合わせて安価なものを選びます。 当然ながら逆方向耐圧を超える電圧を印加すると壊れます。また、インバーター等でリカバリー時間の長いノーマルダイオードを使うと、リカバリー電流が大きくなりすぎて壊れるので注意が必要です。 ちなみに、ファーストリカバリーダイオードのリカバリー時間は数十ナノ秒です。

touch_me_8
質問者

お礼

的を獲た回答ありがとうございます。 調べる目安ができました。 もう少し詳しく調べてみようと思います。

その他の回答 (1)

  • ymmasayan
  • ベストアンサー率30% (2593/8599)
回答No.2

ダイオードは逆方向のとき小容量の(可変容量)コンデンサとなります。 可変容量ダイオード(バリキャップ)として周波数逓倍や周波数変調に使われます。 このコンデンサ分の影響で、高い周波数では逆方向(電流遮断時)でも交流分がもれてしまい、ひずむのだと思います。

touch_me_8
質問者

お礼

コンデンサとして振舞う・・・電子回路で同じようなことをやったように思います。 頭の中で理論と実験が繋がってきました。 ご回答ありがとうございます。

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