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アフラトキシンについて

アフラトキシンについてレポートを書く事になったのですが、 調べてもいくつか分からないところがあったので 質問させていただきました。 ひとつでも知っている方がいればぜひぜひ教えてください◎ お願いします。 まず,アフラトキシンの含まれる穀物類は輸入の際, B1において,10ppbという基準が定められいますが, これはつまりこの量であれば人体に影響はあまりないから なんでしょうか?? また私たちの生活では日々微量ですがこの菌や菌の作り出した 毒を口にしている可能性はあるのでしょうか?? (ナッツやコーンなどのお菓子から) 菌はおなかに入れば殺されるが,作り出した毒素が問題だと 聞きましたが、アフラトキシンはおなかの中の他の菌に 攻撃されたり,胃酸の酸とかに弱いからとかなんでしょうか?? そして,輸入された10ppb以下の穀物などはその後も日本国内で 増殖したり,日本の穀物にうつったりすることはあるのでしょうか?? 最後に個人的にちょっと不思議に思ったことなんですが、 もしピーナッツ(10ppb以下)の好きな人がいて夏に部屋で ポロポロ落としながら食べたとしたら、 その部屋にはアフラトキシンやそれが作り出した 毒や胞子だらけになってしまうんですか??笑 以上どうぞよろしくお願いします。

みんなの回答

回答No.4

>わかりやすく教えていただいて感謝してます☆ では、ピーナッツはアスパルギルス・フラブス だけでなく他の種のカビをも発生させるということ なのでしょうか? カビ(真菌類)は非常に種類が多いので、ピーナッツに生えるカビが一種類しかないということはありません。また、ピーナッツに生えるカビだけがマイコトキシンを作るるわけではなくて、たとえば米に生えるカビのなかにも毒性の高いマイコトキシンを作るものが知られています。 >アスパルギルス・フラブスが出す >胞子にはやはりアフラトキシンが発生しちゃいますよね?? アフラトキシンが見つかって危険性が分かって以来、調査・研究が進められてきましたが、人間でマイコトキシンの急性中毒を起こした例はありません。家畜のようにカビが生えていようと与えられた飼料をたべるしかないというわけではないのですから。慢性中毒でたとえば肝臓がんを起こす可能性は否定できませんが。 いずれにせよ、カビの仲間(真菌類)は自然界に非常に多くあり、環境中にそれらがあることが当たり前で、人間もまたずっとそれとつき合ってきたわけです。カビのない世界というのは超不自然といってもいいでしょう。私たちは、せいぜいカビの生えたものは食べないようにしようとか、身の回りをなるべく清潔にたもとうとか、それくらいしかしようがないのではないでしょうか。

ysk123
質問者

お礼

>米に生えるカビのなかにも毒性の高いマイコトキシンを作るものが知られています。 ビックリですッ☆ありがとうございます!!

回答No.3

(1)基本的に食品中の化学物質などについて基準を定める場合、LD50やADI値をもとに、それに安全率をさらにかけて定めています。大雑把に言うと、LD50は50%致死量、ADIは毎日食べる続けても大丈夫といった量の指標です。詳しくはネットなどで調べてください。ですから、統計的に10ppbの汚染のある穀類を食べるとほとんどの人にとっては大丈夫と言うことです。 逆に言うと、安全率でかけたくらいの確立で肝癌になる可能性があるということです。でもごく微量の測定を義務付けているわけですからほとんどの場合アスペルギブス属のカビの生えた物は輸入、使用が認められないと思っていいでしょうね。 (2)アフラトキシンは熱や酸にかなり安定性があります。このため肝臓での代謝が出来にくく、肝癌になることが知られています。 (3)この菌は、日本では繁殖しにくいと聞いたことがあります。それに加熱した穀類ではカビは生きていません。

ysk123
質問者

お礼

LD50やADI値は知りませんでした!! 本当に ありがとうございます(^^)☆

回答No.2

アフラトキシンはカビ毒(マイコトキシン)の一種で、アスパルギルス・フラブスという種類のカビが産生します。このほかにもいろいろな種のカビからいろいろなマイコトキシンが見つかっています。マイコトキシンは安定な化学物質であることが多く、いったん産生されてしまうとカビを殺しても分解・不活性化できません。 10 ppb以下という基準の根拠は知りませんが、まず許容範囲ということでしょう。 しかしながら、アフラトキシンは一度に大量にとれば急性中毒で死にますが、少量ずつでも長期にわたって摂取すると肝臓がんを起こすことが動物実験で確かめられています。大量摂取というと、アフラトキシン発見の契機となったような汚染した飼料が家畜(シチメンチョウ)にあたえられたとかいう場合で、現代の人間の食生活のなかでは起こりにくいでしょう。少量ずつの長期摂取の影響はあったとしても、たとえば肝臓がんになってから、過去にさかのぼってどんなものを食べたかをトレースするのは不可能ですから、実は因果関係を証明するのは困難なのです。 >そして,輸入された10ppb以下の穀物などはその後も日本国内で >増殖したり,日本の穀物にうつったりすることはあるのでしょうか?? これは残存アフラトキシンの濃度であって、カビそのもののことではないですね。もし、生きたカビがあれば防疫のため国内には入れられないはずです。 >最後に個人的にちょっと不思議に思ったことなんですが、 もしピーナッツ(10ppb以下)の好きな人がいて夏に部屋で ポロポロ落としながら食べたとしたら、 その部屋にはアフラトキシンやそれが作り出した 毒や胞子だらけになってしまうんですか??笑 カビは生えるかもしれません(生えるでしょう)。しかし、全ての種のカビがマイコトキシンを作るわけではなく、作る種でも環境などによって作るときと作らないときがあったりするので、必ずマイコトキシンによる健康被害が出るとはかぎりませんね。カビアレルギーのほうがありそうですけれど。

ysk123
質問者

お礼

わかりやすく教えていただいて感謝してます☆ では、ピーナッツはアスパルギルス・フラブス だけでなく他の種のカビをも発生させるということ なのでしょうか?アスパルギルス・フラブスが出す 胞子にはやはりアフラトキシンが発生しちゃいますよね?? なんかわけ分からなくなっちゃってすみません(@_@;)

noname#62864
noname#62864
回答No.1

誤解があるようですが、アフラトキシンはある種のカビ毒(毒素、つまり化合物)の名称であり、菌の名称ではありません。つまり、「菌がおなかの中の他の菌に攻撃される」という話は、アフラトキシンを生産する菌の話であり、アフラトキシンそのものの話ではありません。 ご承知のことと思いますが、アフラトキシンを生産する菌はナッツなどで繁殖するものです。その菌が生きたまま付着していれば、国内でも増殖する可能性はあるでしょう。ただし、ナッツというのは生ではありませんよね?熱処理した後にそうした菌が生き残っているとは考えにくいですが、そっちの方面のことは分かりませんので、詳しい人の回答を待ちましょう。 10ppbの意味合いについては分かりませんがそういう意味合いでしょうね。

ysk123
質問者

お礼

早速ありがとうございます!! ちょっと誤解があったみたいです(汗) カビ毒は、通常の調理や加工の温度(100度)、時間(60分)では、完全に分解できないみたいで,,, もしまた知ってることがあるのであればお待ちしてます(^^)☆

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