PISA学習到達度調査の読解力問題は難しい?
みなさんの自由な意見をお聞かせ下さい。
世界の15歳を対象に行われるOECD/PISA学習到達度調査の読解力分野の問題ご覧下さい
例)2009年
http://www.yell4u.co.jp/wp-content/uploads/2010/12/edc1012072103004-l42.jpg
http://www.yell4u.co.jp/wp-content/uploads/2010/12/edc1012072103004-p5.jpg
調査の結果は65か国中8位でした。
この読解力の問題や調査結果、またPISAの学習到達度調査自体についてでも構いませんので
皆さんの自由なご意見をいただければと思います。よろしくお願いします。
(個人的な感想)
読解問題だと思って読み始めると、今まで見たことのない形式の問題なので一瞬度肝を抜かれます。まず資料の直訳的で不自然な日本語に混乱してしまいました。調査結果が出てから過去の15位・10位から順位を上げたとはいえ“ゆとり教育”の影響で学力が低下しているという論調の記事を多数目にしましたが、ゆとり教育を受けていなかった世代の方たちにも一回解かせてみたらどうなるのか興味があります。
OECDのPISA課長の意見(http://www.youtube.com/watch?v=IEJ164MMjLA)にもあるように、「学校の勉強をどれだけ習得しているかではなく、学んだ状況を未知の新しい状況に応用できるかを測る」調査であるといえます。よってこの調査結果をもって単純に読解力が落ちたというマスコミの報道姿勢には疑問を感じます。