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平均点を発表しない先生
私は塾の講師をしているのですが、先のテストで生徒が芳しくない成績を取ってきました。それはそれで私自身対処すべき点があるとは思います。 その生徒はすごくがんばりやで試験前は日曜日も私と一緒に5時間ほど学習していました。教科書程度の問題なら8割はOKというほどでした。 テストを見ると難しめに作られているようでした。中2で英作が6割以上含まれていました。先生が生徒の学習姿勢にキレて難しくした、と生徒は言っていました。 むずかしい問題(良問であれば)を課すのは悪いことではないのですが、平均点を発表してくれないとのことです。 確かに先生の自己判断に任されるとは思いますが、平均点を発表しないテストは資格試験ではあまり見ません。平均点を発表することはテスト作成者の責務だと思います。 生徒は自分だけが悪い点数を取ったと思い落ち込んでいます。私の予想ではみんなそんなに取れていないと思いますが、ちゃんと平均点という数字を示して励ましたい気持ちがあります。女の子なので点数を教え合わないようです。 みなさん(特に先生)、平均点を公表する必要性を感じるか意見をお聞かせください。
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先生ではなく保護者ですが… 実は先日息子が1番得意な科目のテストの点があまりに悪くて、心配して怒ってしまいました。 息子もある程度気にしていた様子ですが、後日平均点を聞いて得意げに帰って参りました。 平均点がかなり低かったのでこの点ならかなり良い方だと安心したのですが、親としてもこんな平均点しかでない問題の作り方には疑問を持ちました。 塾ではなく、学校でこのような事があっていいのかな?っていうのが素直な気持ちです。 もし、平均点の公表がなければ親としても心配になると思います。 平均点が低いと塾なら先生の評価にひびくという不安も先生のなかにもあるのでしょうか? 子供や心配している親達にとっても平均点は公表して頂きたいと思います。
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>平均点を発表することはテスト作成者の責務???・・ 教員の職務にクラスなどの全体の場で必ずしもテストの平均点を発表する責務や義務などはありません。 >平均点を発表しないテストは資格試験ではあまり見ません。 平均点を発表しないのは、教育的な配慮に基づいた上での判断とも考えられますね。 また生徒に成績をつけるのも、必ずしも定期試験の点数だけで優劣をつける必要もありません。 生徒や親の立場や一般論だけで「事象」を判断するのは間違いかもしれませんね。 公立高校などの入学試験などでは、情報を公開する義務はありますが、この場合は当てはまらないと思います。 またこの考え方には、塾と学校がそれぞれに持つ、コンセプトの違いもあると思われますね。 先生の教育観、指導観にも違いがあると思いますが、 公表する必要のあるなしは、私の場合は「なし」です。 でも平均点を聞きたければ、個人的に本人や親が教科担当に聞けば教えてくれると思います。 聞くことも教えることも、別に悪いことではありませんね。
- dora1
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初等,中等教育には素人です.中学校の成績評価は,今はもしかしたら絶対評価なのではないですか? 絶対評価のもとでの原則(理想)は,あらかじめ教師は,生徒が到達するべき学習到達度を設定し,試験ではそれが到達されたかどうか?をチェックします.つまり,試験は,目標とする到達度に達していれば合格点が取れ,達していなければ不合格になる,というレベルであることが求められます(実際にはこれを維持するのは非常に難しいですけど).この条件の下では,場合によっては生徒全員が不合格であることはありえますし,平均点が30点であることもあるでしょう. もう一つのポイントは,評価を出す意味です.大きく2種類ありますよね.形成的評価と総括的評価です.前者は,授業の進行に応じてその途中などに行われ,教師は,生徒がどのぐらい理解しているかを把握し,生徒には,教師が想定している学習到達度に対して,自分はどのぐらいのレベルに達しているのか,を知らせ,お互いに今後の軌道修正をしようという目的の試験です.(総括的評価はいわゆる科目の最終成績です.) こういったことを考えると,「絶対評価の基準で行う,形成的評価を目的とした試験」では,生徒に平均点を知らせるのは逆効果になることがあります.教師は,生徒に,「君の学習到達度はまだ低いから,もっとがんばれ」ということをその試験を通して伝えようとしているのに,生徒は平均点を聞いて「なんだ,みんなできないんなら,おれもできなくてもいいんじゃん」と勝手に相対評価の考え方を持ち込み納得してしまうからです.形成的評価の効果がなくなってしまうおそれがあります. ...と,このような考え方,やり方が,中学高校などでそもそも使われうるのかどうかすらわかっていない素人ですが,一応ご参考までに. で,以下は,質問を拝読して感じたことです. ・「先生が生徒の学習姿勢にキレて難しくした、と生徒は言っていました。」 これは,読み方によっては,上で私の書いたことにそのままあてはまりませんか?その教師は,生徒の学習態度が悪く,到達度も低そうだと感じ,これでは到達目標にたどり着かないぞ!ということを,授業の進行途中で生徒に知らせ軌道修正を図ったのでは? ・「むずかしい問題(良問であれば)を課すのは悪いことではないのですが」 上記のわたしの前提では,これは悪いことです.必要以上に難しい問題を出すのは絶対評価の根底をぐらつかせます.ただし,この「難しい」の意味が,「そのときの生徒たちの到達度がそれほど高くないのに,試験のレベルをそれにあわせて低くしてくれない」という意味でしたら,それはちょっと違いますね. ・「生徒は自分だけが悪い点数を取ったと思い落ち込んでいます。」 普通,私のいうような試験をするときには,この試験の意味について生徒に厳しく徹底する必要があるんですけどね.この試験が絶対評価であること,いまはまだ授業の途中段階なのでこれから挽回可能であること,今回の成績については最終到達目標とのレベル差を感じて奮起してほしいこと,などをきちんと生徒に(場合によっては保護者にも)伝えないと,いろいろ誤解の対象になりやすいのに. (もし私の考えてるような試験なら,その生徒さんには少なくともそれが伝わってませんよね.)
- bullfrog
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平均にこだわる生徒が多いから、あえて平均点を公開しないと言うことなのかもしれませんよ。 絶対評価であれば、教員が設定した到達レベルに達するかどうかで評定が決定します。その場合、平均点がどうかということで安心/不安に思われても困るということがあるでしょう。 それに、学校の状況などから0点が数人いると、それだけで平均点は下がります。特殊な数人の影響を受けた点数を公開する事に意味はないと考えるかもしれません。 もちろん、そういう状況はその学校にいる生徒は了解済みでしょうから、それをふまえた上での平均点公開は会ってもいいのではないかと思います。テストの難易度を見極める指標として。