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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:PISA学習到達度調査の読解力問題は難しい?)

PISA学習到達度調査の読解力問題は難しい?

このQ&Aのポイント
  • PISA学習到達度調査は世界の15歳を対象に行われる読解力分野の問題であり、その結果は65か国中8位でした。
  • PISA学習到達度調査の読解力問題は独特な形式であり、日本語の直訳的で不自然な表現に慣れるまで混乱することがあります。
  • PISA調査は学校での勉強だけでなく、学んだ知識を新しい状況に応用できるかを測るものであり、単純に読解力が低下したと報じられることに疑問があります。

質問者が選んだベストアンサー

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  • hukuponlog
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回答No.1

まぁ、おっしゃる通りの点はあると思います。 もともとOECDの問題というのは、西洋的な文化背景に基づいて作問されていますから、翻訳も含めて日本人の生徒にはなじみにくい点があるというのは、専門家の間では常識です。 例えば数学的リテラシーで「為替レートの問題」なんていうのがあります。これなどは、国と国が接していて、しかもユーロという共通単位貨幣があるヨーロッパでは日常生活の中の問題です。特に通貨が相対的に「弱い」国ほど関心が高い。 でも、日本人の生徒の場合、15歳までに為替レートを生活の中で意識する機会などほとんどないでしょう。そうなると純粋に計算問題になってしまいます。 逆の例もあるんですよ。「問題解決能力」で交通網に関する問題というのがあります。これは鉄道経路と運賃から最適な行程を求めるという問題なのですが、他の問題と比べても日本はダントツ(日本の正答率38.3%、2位のフィンランドが31.4%)のトップで、アメリカが全くダメ(正答率5.5%)でした。 理由はお分かりですよね? 日本人は日常的に鉄道に乗り慣れているけれど、アメリカ人は鉄道なんてほとんど使わない、という文化的(この場合は社会的)背景があるからです。 PISAの求めるリテラシーそのものにケチを付ける気はありませんが、そうした背景もあることをどれだけの人が知った上で「上がった、下がった」という議論をしているのでしょうね?

nademoo
質問者

お礼

丁寧な回答をありがとうございます。たいへん参考になりました。 世界中で同じ問題を解かせることに無理があるようですね。 「子どもたちにとっては1回きりの良い経験になった」くらいの受け止め方をしたいものだと思いました。

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