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会社の仕組みについて?
変な質問ですが、株式会社には取締役っていますよね。 よく代表取締役とか、専務取締役て聞きますけど、 代表取締役ってのは分るんですが、専務取締役って 会社の専務が取締役員ってことですか? なら平取締役とは平社員の取締役? なんか変ですよね。 その辺りの会社組織の仕組みをよろしければ教えてください。よろしくお願いします。
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- phj
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株式会社は、株を持っている人(会社・銀行など)が人を派遣したり、経営のプロを雇ったりして、会社の儲かる方向性を探して決め、株をもっている人に配当を出すのが目的です。 株式会社でも、株の100%を社長がもっているなら別に、誰も取締役にしなくていいのです。その代わり上場できませんが。 大きな会社になると、必要資金が莫大な金額になります。例えば航空会社をつくろうとすれば、旅客機を調達する資金は何億にもなります。このような時、上場している企業なら自分のところの株を担保にしてお金を借りることも出来ます。 しかし貸したほうから見れば、お金を好き勝手に使われて経営が傾いたら、担保にした株券はただの紙切れになってしまいますから、取締役としてお目付け役を派遣するのです。 このようにして大きい会社は、代表取締役(コレも1人とは限りません)として会社を代表出来る人のほかに、自分の会社の生え抜きも含め取締役が何人もいることになります。 そして、取締役会での方針決定は多数決が原則になっています。 しかし、何でも多数決にしてしまうと、会社の技術力を良く知らない人が多数を投じたりすると、やはりおかしな方向に行ってしまうことになります。そのために、代表の下に、業務や技術に精通した能力のある人を配置して、専務とか常務とか名前をつけ、それなりの権限を与えて、方向性がスムーズに動くようにするのです。 このときの権限はいろいろな方法がありますので、一概に言えません。また銀行が貸したお金のことを考えて、No.2の地位を要求するといったことも起こります。(NO.1の地位を求めると、乗っ取りとかM&Aとかになります) 役職に差がつくのは、権限に差をつけて、よりよい方向に会社を経営するためのアイデアなのです。(但しだれにとって良い方向かは、そのときしだいですが)
新会社法ができましたが従前の方式を前提にお答えします。 株主たちが、株主総会で役員を選出するわけですが、選ぶのは 取締役と、監査役です。(ですから「取締役員」という用語はありません。) その取締役たちが内輪(取締役会にて互選)で、ひとりもしくは複数の 代表取締役を選びます。それ以外はただの取締役です。 以上が、旧商法上の規定でした。 会長、社長、専務、常務は会社組織内の役職ポストにすぎません。 取締役や、執行役員とどう組み合わせて呼ぶかは、その会社の勝手です。 その中で冠の付かない取締役は、会社の規模にもよりますが、 部長級、またはそれ以上の役職者でしょう。
お礼
回答ありがとうございます。 お礼が遅れてすみません。 PCが不調で入院していたもので。