「当局」という表現の意味合いについて質問です。
「当局」という表現の意味合いについて質問です。
日常生活でよく耳にする「当局」という表現は、
本来は日本国政府の出先機関や、
地方自治体の組織を指し示す言葉です。
(例:東北経済産業局、東京都環境局など)
しかし実際にはこれらの「局」以外を指す場合にも、
「当局」という言葉がよく使われます。
この言葉には一体どのようなイメージが
込められているのでしょうか?
解説をお願いいたします。
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日常生活で「当局」という表現をよく耳にします。
例えば「国鉄当局」というような言い回しです。
しかし旧国鉄は国からは独立した法人格を持つ公社であり、
本来は「局」という言い方は適切ではないはずです。
そのためこれは正式な言い回しではなく、
一種の比喩的表現として使われているようにも思えます。
また、テレビのニュースでは外国の政府機関を表す際に、
「地元当局」という表現がよく使わます。
この場合は組織の構造を簡潔に説明できないときや、
訳語が不確定な際に使われていると考えられます。
さて、旧国鉄は公社でありながら司法警察権を保有してました。
このような組織に対して「当局」という表現が用いられることから、
この言葉は“権力”や“権威”を連想させる表現のようにも思えます。
強いて言えば英語の「authority」のイメージに近い
ニュアンスを含む表現のようにも思いました。
実際のところは学問的に正確な分析をすると
どのような意味合いを持つとされるのでしょうか?