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比較級について
◎The larger the island of knowledge, the longer is the shoreline of wonder . の文ですが the island の前のis が省略されているのはわかるのですが どうして この場合isが両方必要なのでしょうか? なくてはダメなのですか? The larger the island of knowledge, the longer the shoreline of wonder . ではダメなのでしょうか ◎Nation are not to be judged by their size any more than individuals . any more thanは どういう意味を表すのでしょうか? 訳では 国家も個人同様にその大きさによって判断されるべきではない とあるのですが どこに使われているのでしょうか
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こんにちは。 1. <どうして この場合isが両方必要なのでしょうか? なくてはダメなのですか?> なくてはダメなのです。省略されることもありますが、ここでは少なくとも後の文にisが必要です。 The+比較級, the+比較級「~であればあるほど、~である」という慣用句ですが、これは従属節と主節に分かれます。従属節は「~であればあるほど」と訳して、主節を修飾する副詞節になります。主節が前置、従属節が後置することも、従属節が前置、主節が後置することも可能です。 そして、従属節のbe動詞が省略されることはあっても、主節の動詞は省略されません。ご質問文のように、従属節、主節がそれぞれSVCと長い叙述の文になっている場合は、isを省けばどちらが主節かわからなくなるからです。 ここでは後の文のisが省略されてないことから、こちらが主節だとわかり、訳は 「知識の島が大きければ大きいほど、疑問の海岸線も長くなる」 という訳になります。どちらが主節かわからないと 「疑問の海岸線が大きければ大きいほど、知識の島も長くなる」 とも訳せてしまうのです。 2. No more~than・・・「・・・でないのと同じく~でない」=not ~any more than・・・という慣用句として覚えておいて下さい。 この文の主節はNation are not to be judged by their sizeで、言いたいことは「国家はその大きさによって判断されるべきではない」ということを言いたいのです。それをindividuals「個人」を引き合いに出して比較している文です。 この時、比較の引き合いに出されたindividualsを、nationと置き換えて同じ文を作ってみます。 Individuals are not to be judged by their size 「個人はその大きさによって判断されるべきではない」 この文で比較しているのは Nation are not to be judged by their sizeを Individuals are not to be judged by their sizeに例えて比較しているのです。 訳し方1 「個人はその大きさによって判断されるべきではない(ように) 国家はその大きさによって判断されるべきではない」 訳し方2 「国家はその大きさによって判断されるべきではない(それは) 個人はその大きさによって判断されるべきではない(のと同じだ)」 比較対象が前置しても、後置しても結構ですが、あくまでも、どちらが主節になるかを文脈から判断して訳すことが大切です。 ご参考までに。
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- wind-sky-wind
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the 比較級,the 比較級というのは, Because I am busy, I can't go with you. などと同じで,節を構成する表現ですので, The 比較級 SV, the 比較級 SV. の形が基本となります。 しかし,The sooner, the better.「早ければ早いほどいい」のような簡略表現もあります。 not A any more than B = no more A than B の形は,「クジラ構文」という名前で日本ではおなじみのものです。 A whale is not a fish any more than a horse (is a fish). は,「a whale is a fish の程度が,a horse is a fish の程度に勝ることはない,いや同じ程度だ」 のような意味です。 a horse is a fish の程度は「ゼロ」ですので,a whale is a fish の程度もゼロです。 すなわち,「馬が魚でないのと同様に,クジラは魚でない」という意味です。 今回の文だと, individuals「個人」がその大きさで判断されるべき程度より,国家がその大きさで判断されるべき程度が勝っていることは決してない,いや同程度だ という意味です。 「個人がその大きさで判断されるべきではない」というのは一般的にわかりますので,それと同様に,国家もその大きさで判断されるべきでない,ということを言っています。 この表現は,明らかにその程度がゼロである,すなわち,否定される内容を引き合いに出して,別の内容を否定する言い方なのです。