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心理学の方法論に疑問
心理学という学問は、人間精神を科学するのだという姿勢を持っているのだと思います。しかし、これまでの印象では、ちっとも人間精神に迫れていないのではということです。 たとえば、音楽心理学なんていうのは、詳細は知りませんが、「なぜこの音形や和音は感動するのだろう、美しいのだろう」とかいう問題を、ちっとも解決していないでしょう?音の比が何対何だからどうとか、そういうことだけしか検討していないのではないでしょうか。 多かれ少なかれ、あらゆる分野の心理学でこういうことが起こっているのではないでしょうか。心理学だけでなく、隣接分野の社会学とかにも似た傾向はあるでしょう。 つまり、道具が幼稚すぎないかという事です。道具というのは、統計であったり機械的実験であったり、音の比とかそんな類ではないですか?そんなものでは、人間精神に迫れるとは思えません。 これは、結局、人間精神というものを人は扱えないのだという極論にも達してしまうように思えます。しかし、これでは、心理学の敗北ではないでしょうか? 心理学の現状はこの点についてどういう状況なのでしょうか?
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- leo926
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回答No.2
お礼
怪しい学問というのは、どうも困ったものです。時によっては迷惑を被ることさえあるのです。学問であろうとして、信憑基準性とか再現性とか、そういうものにこだわると、どうもあまり文学的なものは生まれなくなるのですね。とても人間精神を扱えないのではと。