- ベストアンサー
日本語の一級問題について、正しい答えを確認していただけませんか。
『日本語能力試験対応 文法問題集1級.2級』(作者は白寄まゆみ・入内島一美です)という本の中にp128の第20問いがあります。:エアロビクスは健康ブーム( )人気が高まっている。 1.にあって 2.とあれば 3.とが相まって 4.とあって 答えは3ですけど、私は4が正しいと思いますか、皆さんはどう思いますか。この問いにちょっと困っているのは、「体言A+と+体言B+とが相まって」、「体言+と相まって」という文型がありますので、答えの3が間違っていると思いますので、答えの4が「~という理由で~」という意味なので、4を選びました。 また、どうして答えの4(原因を表す)間違いますか? 教えていただけませんか。よろしくお願い致します。
- みんなの回答 (6)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
私は、後段のご意見をみないで、問題だけぱっと見た瞬間 3 が正しいと思いました。私が設問の文章を書くなら、3ですね。まったく迷いませんでした。 以下、あくまで、私は ですが、 エアロビクスと健康ブームが、相互作用して、互いに高め合って、というニュアンスというか、作者の気持ちを感じたからです。 4は、「エアロビクスは、世が健康ブーム とあって(=だから)」というような使い方をするんじゃないでしょうか。私が「とあって」を使うなら、健康ブームという言葉の前に「世が」みたいな単語を入れて文を長くします。それによって、目がそっちにいき、頭に強く残るように。 思うに、作者さんも、私のように、文法とかなんとかあまり考えない人なのかも。
その他の回答 (5)
- Antithese
- ベストアンサー率33% (202/606)
私は正直この問題を見て「正解なし」と感じました。#5さんの言うとおり、誤植であると考えるのが自然でしょう。 2は明らかに意味が通じません。 1・4はいわゆるら抜き言葉のような省略(?)形でしょう。1は「(の中)にあって」、4は「と(いうことも)あって」。 正解は3の「と(が)相まって」ということなのでしょうが、おそらく編集者が勘違いして「と相まって」を「とが相まって」に(こちらが正しいと思って)校正してしまったのではないでしょうか。 辞書などは万が一にも間違いがないように十数回(回数は定かではありませんが)も校正を繰り返しますが、書籍などは概ね3回程度です。うち一回は著者による校正ですが、彼らは校正の専門家ではないので、往々にして見落としがあります。 参考書がどのくらい校正されているかは知りませんが、おそらくは通常の書籍と大差ないのではないでしょうか。
お礼
ご親切、丁寧に教えていただいて、とても感謝しております。参考書の校正のことについて、おっしゃったとおりですね。いいアドバイスを教えていただいて、どうもありがとうございました。
- kyouzaiya-k
- ベストアンサー率66% (199/301)
日本の中高校生向けの国語教材作成を仕事にしている者です。 3は明らかな間違いです。 「エアロビクスは健康ブーム【とが相まって】人気が高まっている。」 という日本語はありえません。根拠は、質問者の方が挙げられているように、 >「体言A+と+体言B+とが相まって」、「体言+と相まって」という文型がありますので、答えの3が間違っている ということです。 もし「が」がなく、3の選択肢が「と相まって」ならば、 「エアロビクスは健康ブーム【と相まって】人気が高まっている。」 となり、これは文法的に正しい日本語です。 また、4の「とあって」ですが、これも文法的に不安定です。「ということもあって」や、「もあって」ならば自然な日本語になります。 意味的には、質問者の方の仰るように、「健康ブーム(原因)→エアロビクス人気(結果)」と考えることもできますが、「エアロビクスと健康ブームが相まって(一緒になって)人気が高まる」、と考えることもできます。このように、曖昧な解釈を許すという点から見ても、この問題は答えを得る決め手に欠けた欠陥を持ったものであると考えます。 結論 私の考えでは、3「とが相まって」は、「と相まって」の誤植です。 作問者は、 「エアロビクスは健康ブーム【と相まって】人気が高まっている。」 を答えとして想定していたと考えるのが自然です。 繰り返しますが、 「エアロビクスは健康ブーム【とが相まって】人気が高まっている。」 は日本語としては明らかに失格です。「とが相まって」は絶対に答えではありません。
お礼
ご丁寧に教えていただいて、本当に感謝しております。これからもどうぞご指導くださいますように、よろしく申し上げます。どうも、ありがとうございました。
- popesyu
- ベストアンサー率36% (1782/4883)
私も迷わず3を選択しました。 文章全体の流れとしては、「相まって」は相乗効果でそれぞれがプラスの状態を表す時に使われる。 「とが相まって」の「と」は別段必須でもなく、「体言A+と+体言B+が相まって」もよく使われる。おそらく文法的には間違いなのかもしれませんが、この「と」抜き言葉は現代では全く問題ない。 「とあって」をその文章に使うとエアロビクスの人気は先に健康ブームという現象があって、その影響が先にあり始めて脚光を浴びたみたいな意味にとれます。ですので一文としてみた場合に、ちょっとそれは極論では?と思えてしまいます。 「とあって」がしっくりくるのは、例えば、日曜日"とあって"高視聴率とか。日曜日だから高視聴率、は文句ないのですが、健康ブームだから人気が高いは言い過ぎ。逆に日曜日"と相まって"高視聴率もおかしいです。日曜日に相乗はしないですから。 「にあって」がしっくりするのは、「にもかかわらず」という意味がある場合。例えば戦時下"にあって"恋愛をするとか。これと「とあって」の違いは、戦時下「とあって」だとこんな時代だからこそ敢えて恋愛なのですという意味になり、戦時下「にあって」だと、こんな時代にそんな呑気なことをと非難の意味が込められます。また戦時下「と相まって」は根本からおかしいです。この場合なら休戦や終戦、それと自由や解放というような言葉とセットに使うことになります。 それぞれ原因を表すものなんですが、その前後に繋がる文章が変わってくるということです。
お礼
詳しく教えていただいて、承知いたしました。本当に助かりました。いい勉強になりました。どうもありがとうございました。
私も4だと思います・・・・・ もしもこのテストを受けたら、4と答えますね。 うまく説明できませんが・・・
お礼
ありがとうございました。でも、答えの1も原因を表しますので、なぜ間違いますか。
- mesonpo
- ベストアンサー率18% (7/38)
こんばんわ。 「相俟って」とは、その言葉以前に2つ以上の要素が必要になります。 たとえば 「力と運とが相俟って」や、「両々相俟って」などです。 なので、この回答は4で当たっていると思います。(あくまでも個人の意見ですが。) それと、こういった問題集では誤答は多々あるものです。 この本の出版社に電話して、答えを確かめ、訂正をしてもらうようにしてください。
お礼
こんばんは! ご丁寧に教えていただいて、ありがとうございました。でも、答えの1も原因を表しますので、なぜ答えの1は、間違いますか。教えていただけませんか。
お礼
ご丁寧に教えていただいて、どうもありがとうございました。