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住宅購入の際の準備金について
最近、「頭金ナシ」「ボーナス払いナシ」月々の 支払いのみで家が買えるという宣伝を多く見かけます。 それを読んでいると自分が今払っている借家の家賃より だいぶ安いので、いっその事購入を考えてみた方が良いのでは?と 思いはじめました。 そこで質問です。 「頭金ナシ」「ボーナス払いナシ」という宣伝について 何か落とし穴や注意事項などはありますでしょうか? また、そのような住宅購入の際でも何か他に初期費用が 必要なのでしょうか?(引越し費用は除く) 必要な場合、それはいくらくらいでしょうか? 自分でももっと詳しく調べたいと思っていますが、 気を付けるべきことをご指導下さい。
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落とし穴山盛りです。 「家賃より安い」という考え方ではまずダメです。 まず最も大きな問題点として、返済が滞った時に「売却して出直す」ことができない点があります。出直すどころか破産をしてマイナスになるリスクがある点です。 例:2000万円の物件で頭金ナシで購入します。 3年後に返済不能となって売却を考えた場合、3年後の物件価格は1500万円、ローン残高は1800万円、というようなことになり「売っても借金が残る」という状態になります。実際には借金の残る物件は手続き上売却すらできません。つまり売れもせず、返せもせず、という地獄が待っています。自己破産をして、資産を全て没収される「ゲームオーバー」が待っているだけです。 返済さえ滞らなければOKなのですが、そのような頭金ナシの物件の返済計画はNo1さんの書かれているように、短期変動金利での目先の計算だけです。 また、賃貸ではいらなかったものの、持ち家では必要なものが家のメンテナンス費用や固定資産税です。ローン返済とは別に10年間に300万円程度の出費があります。実際にはこの金額が大きいのです。日々の生活費も持ち家のほうがかかります。 上記のことが解決されていれば、そのような物件も大丈夫です。けれども。最初から「頭金ナシ」を考えているような経済状況の方は、上記の点で多くの場合「問題あり」です。
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一般的に買おうとする物件の半額、最低でも1/3くらいの頭金は用意して、返済期間はできれば20年以内、最低でも25年くらいにしないと、払う総額ではかなり損らしいですっていうか、じぶんでシミュレーションしたらそうでした。 ↓で遊んでみてください。 http://www.vector.co.jp/download/file/win95/business/fh284533.html あと、初期費用(とりあえず物件の10%くらいとしましょうか)とか、集合住宅の場合は管理費と修繕積立金、一軒家の場合は家や設備の維持補修費、税金その他の話は他の回答者様のおっしゃる通りです。 うちの父親なんかも、「家は死に場所を確保するために買った。要介護になって死ぬまで貸してくるんだったら、借家の方が経済的」と言っています。
初期費用(登記代・印紙代・銀行、不動産仲介手数料その他)はマンション・戸建に関わらず必ず必要になります(仲介でない場合もありますが)。だいたい(家の値段により多少金額は上下しますが)200万は要ります。もちろんこの初期費用も無ければローンに組みこむ事は可能ですが。それと新居で使う家具とか照明の費用。ですので極端に言えば、仮に1円も持ってなくても頭金無しでの購入は(契約)可能です。私が落とし穴と思うのは「頭金無し・返済月々○万円~」と言う賃貸の家賃感覚的な表現だと思いますね。実際はその返済額に固定資産税と(マンションなら)修繕積立金と管理費で最低でもプラス2~3万かかります。また、頭金が無いので借り入れ額が大きくなり、ボーナス払いも無ければ月々の返済額が高く、金利上昇時とても払えないような額になるかも知れません。その辺りは銀行のローンシュミレーションをすれば分かりますよ。あとは頭金が無ければ銀行が制限される事ではないでしょうか?(大体建物の8割までしか融資してもらえないから)。それと何かあった時用に貯蓄があると無いでは心の余裕度が違うんじゃないかな?
- bizen1
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気をつける点としては、宣伝文句より小さい文字で 「3年固定、1%、元利均等払いでシミュレーションした場合」とか表示してある場合があります。 この場合、3年間のみ1%ですので広告等の表示通りの返済金額で済みますが、4年目からは毎月の返済額が洒落になりません。(元金にもよります) 元金がいくらで、何年返済を考えているのかしっかりと踏まえて、小さい注意書きに注目していれば問題ないと思います。