私は40年間銀行で勤務をしてきました。金融界は現在、銀行、証券、保険の垣根がなくなりつつあります。銀行が投資信託をあつかうなど、それだけ資格も取得しなければなりません。
意外と銀行員は知識があるようで、退職後の派遣された企業で仕事にならず、早期にやめている人がいます。俗に言うつぶしがきかないというやつです。
銀行にお勤めを希望なら、在職中にしっかり勉強をして、資格を取得してください。それが貴方の財産になり、退職後も安定した生活を送くれる強い味方になります。
大学で経営学など高尚なものを学び、簿記を知らないとゆう人がたくさん同僚にもいました。決算書をどうして分析するのでしょう。私は不思議に思っていました。
私が若い頃は年末も営業をしていましたので、「紅白歌合戦」などは見たことがありませんでした。今は年末が休日で土曜日も休みです。それだけゆとりができた反面、支店も人員を削減しており、かなりハードな様子です。
警備保障の機械警備になり、退社時間が記録されますので、残業も理由がなければ無断で延長はできません。労働基準局とのかねあいがあり、残業の記録が残りますから、残業手当を支給しなければ、労働基準局からお叱りを受けます。
さりとて今は「個人情報保護法」の関係で、家に仕事も持ち帰ることはご法度です。それこそ支店長の首が飛びます。
金融機関も都市銀行から、地方銀行、第二地銀、信用金庫とあり、一概には言えませんが、信金などは庶民的な金融機関です。いわゆる零細企業を相手に仕事をしています。
あなたの質問の中で、転勤がないとありますが、転勤のない一般職を希望されているのですね。もしかしたら女性の方ですか。
男性なら一般職を選択すれば、転勤もありませんが、幹部になることもできません。
銀行員は今でも社会的信用はあるようです。お金を扱う仕事ですから、世間の方も信用してくださるのでしょう。あなた次第で楽しい職場になります。
連続の長期休暇は本人のリフレッシュもありますが、不祥事を防ぐ為でもあります。金融機関にとって、不祥事ほど社会的信用を失墜するものはありませんから。
私は銀行に勤めてよかったと思っています。今の仕事でも元銀行員というだけで、信用をしていただきます。ありがたいことです。
頑張ってください。ご活躍を祈念しております。