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「社会復帰」と精神保健福祉と「社会参加」
私が、現役バリバリで、精神保健福祉士になるんだと 仕事内容も、ろくに知らないで、専門学校のパンフの短いキャッチコピーを 読んで、イメージヲ膨らませ、希望を持って受験街道を突っ走ってた頃の話です。 当時、推薦入試を控えていて、面接の練習中の会話↓。 「私が、貴学を受験しようと思った理由は 将来、精神保健福祉士になって、 精神障害者の社会復帰の援助を したいと思うからです」 と(こんな趣旨のことを)言ったら 面接指導をしてくれた担任の先生が「社会参加」だと訂正してくれました。 その時は、間違っていたんだな。と思って訂正して言い直したのですが たいていの、本や資料などでは、「社会復帰」という言葉が使われている と思うのです。 私は、全く一緒の意味だと思っていいのかもと思うようになってきました。 そこで、お願いです。 私に、「社会復帰」と、「社会参加」の言葉の違い、 はたまたそれぞれの意味を、説明して下さい。
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社会復帰とは、病院などの施設から、もとの一般社会に出て、仕事について自立して生活できるようになることです。 http://bme.ahs.kitasato-u.ac.jp:8080/docs/qrs/psy/psy00169.html 社会参加とは、社会復帰から一歩進んで、自分の周囲に溶け込んで、普通の人たちと同じに当り前の生活や経験、楽しみなどをすることです。 http://www.pref.hiroshima.jp/fukushi/shougai/fukushi/sanka.html 単に社会復帰しただけでは、人としての充実した生活では無く、社会参加を果たしてはじめて人としての喜びを感じる生活が出来るようになります。
- hanbo
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復帰とは、もとの地位・状態に帰ることですので、例えば病院に長期間入院していて退院をする場合には「社会復帰」でしょうし、刑務所から出所した場合も「社会復帰」でしょう。つまり、一般社会から隔離された状態や、別の状態にあった方が、その常態から解放されて一般社会の人と同じ状態に戻ることでしょう。 社会参加は、 復帰のように隔離や別の状態にいるのではなくて、一般の人と同じ状況ではあっても、周囲の人々との関わりや交わりがない方が、積極的に周囲の人々や団体などとの関わりを持ち、社会の中に参加をすることです。 ご質問の先生が訂正したのは、「精神障害者の社会復帰」ということは精神障害者の方は隔離されている、別の状態である、と言っていることになりますので、そのような偏見を持った言葉ではなくて、「社会参加」という言葉のほうが適切だと言うことで、訂正をしてくれたのでしょう。