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この詩を自然な日本語に添削していただけないでしょうか
日本語を勉強中の中国人です。好きな詩を日本語に訳してみました。自然な日本語に添削していただけないでしょうか。日本語らしい日本語の潤色も歓迎します。 頭で空を支えており、 足で大地を踏んでいる。 風雨の中で、昂然として頭を上げる。 吹雪に覆われても屈服しない。 ああ、本当に大きな木だな。 いかなる狂風が吹きすさんでも。 緑の葉に無数の物語が残っている。 その中に喜びもあり、苦しみもある。 楽しい時は笑わなく、 悲しい時は泣かない。 大地にどれほどの緑の木陰が降り注いだであろう。 それは愛の音符だ。 風はあなたの歌であり、 雲はあなたの足取だ。 白昼も黒夜も、 人類のために、幸福をもたらしつつ。 ああ、本当に大きな木だな。 緑の祝福だな。 あなたの襟懐は青空にあり、 限りない愛情は土に仕舞い込んでいる。 また、質問文に不自然な日本語がありましたら、教えていただければ幸いです。よろしくお願いいたします。
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<国語的添削> 1、{楽しい時は笑わなく 悲しい時は泣かない。} a.「笑わなく」で止めることはできません。 『笑わず』などとする必要があります。 b.また、このままの表現だと文意が通らなくなってしまいます。 「お腹が空いた時はご飯を食べない」というのと同じです。 「お腹が空いた時でもご飯を食べない」であれば自然です。 『楽しい(悲しい)時でも』 『楽しい(悲しい)時にも』 など逆接の接続詞が必要になると思います。 2、{白昼も黒夜も、} :白黒の対比は良いかもしれませんが、「黒夜」という表現は一般的ではありません。 むしろ「黒い夜」であれば独自性が出るでしょう。 一般的には『暗夜』という表現があります。 3、{襟懐} :詩語としては良いと思いますが、一般的には殆どの場合、 「襟懐を開く」という慣用句として使われます。 4、{限りない愛情は土に仕舞い込んでいる。} :「仕舞い込む」というのは、「出すのが惜しくて隠している」というニュアンスになります。 詩意からすると適切ではないでしょう。 5、句読点は不要でしょう。 6、他は一応の体裁は整っていると思います。 国語的に不自然な点はありません。 個人的に特に気に入った箇所を挙げてみます。 『風雨の中で、昂然として頭を上げる』 『ああ、本当に大きな木だな。』 『大地にどれほどの緑の木陰が降り注いだであろう』 『それは愛の音符だ』 『雲はあなたの足取だ』 『あなたの襟懐は青空にあり、』 ◆URLの音楽をしみじみと聞きながら回答しています。 とてもいい歌ですね。 お言葉に甘えて独断的な潤色もご参考までに付け足しておきます。 天を戴き 地を踏まえ 雨風を受け流し 氷雪さえものともしない 何と大きな木だろう 如何に風が荒れ狂っても 緑葉に残る無数の物語は消えない 喜びそして苦しみの記憶 楽しいからといって笑うでもなく 悲しいといって泣くわけでもない 太古の昔から大地に注がれてきた緑の陰 尽きることのない愛の調べ 風はあなたの歌 雲はあなたの足跡 耀る日の下でも 月なき夜でも 人々に幸せを与え続けてきた 何と大きな木だろう 緑色した祝福 麗しき心は青き天空にあり 永遠(とわ)の思いは豊かな大地に深く染み入る *「耀る」は「あかる」と読んでください。「明るい+照る」を意味する個人的な当て字です。
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- happy-taro
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ほんとうにおかしいのは、 『頭で空を支えており』だけです。 (以下。かなり意訳。) →天が我をつつみ →天のひかりにつつまれ →天のひかりはふりそそぎ (以下、直訳。) →独り天を見あげ →独り空を見あげ →我は全てを受け止め →我は全てを引き受け 最後の『我は全てを受け止め』 あるいは『我は全てを引き受け』が スタンスとしてしっくりくるかぁ。 あと、我だとカタイなら、私でいいし、 ボクでもいいと思います。 まだまだキリなくありますが。。。 『限りない愛情は土に→しみ込んでいる。』 あなたの日本語力は素晴らしいです。間違いはありません。 それから詩は、ひらがなのまま表記するのも素敵です。 ひらがなは、やわらかいイメージがあるからです。 日本語の勉強ガンバってください。
お礼
早速ご親切に回答していただき誠にありがとうございます。「しみ込んでいる」とひらがなの表記の役割は勉強になりました。大変参考になりました。最初の一文なのですが、ちょっと違うように思います。中国語には「頂天立地」(全世界を背負って立つ<堂々たる英雄の気概を形容することば>)という言葉があります。最初の二文はたぶんこの四字熟語から転じたものだと思います。天地の二層の間に体をしゃんと伸ばし、真っ直ぐ空にそびえている姿を想像できます。空を受身のような感じでもらうより、積極的に持ち上げる、支える感じがします。いろいろ参考になりました。励ましていただきありがとうございます。不自然な日本語が多いと思います。がんばります!
- others
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個人的な感想になってしまうかもしれませんが・・・ >楽しい時は笑わなく、 >悲しい時は泣かない。 を 楽しい時に笑わなく、 悲しい時にも泣かない。 にすると、わかりやすいと思います。 ただ、詩的には上の表現のほうがいいかもしれません。 >人類のために、幸福をもらしつつ。 というところの、最後の「つつ」は、「~~しつつ、・・・・もする。」という感じで完結するものだと思います。「。」で締めるのは少し違和感があると私は思います。 よって、 人類のために、幸福をもたらしている。 としたほうが、自然かもしれません。 以上、私見ではありますが、参考になりましたら。
お礼
早速ご親切に回答していただき誠にありがとうございます。「つつ」の箇所は確かに迷っていました。たくさんのアドバイスをいただき本当にありがとうございました。大変参考になりました。
- bari_saku
- ベストアンサー率17% (1827/10268)
こんばんは。 翻訳は難しいので、可能でしたら元の中国語の詩を補足いただいた方がいいように思います。
お礼
こんばんは。いつもお世話になります。お気遣いいただきありがとうございました。参考サイトを載せておきました。中国語に影響されないようによろしくお願いいたします。
補足
国語のカテゴリーに投稿したのは、中国語の原詩に拘らなくても構わないと思うからです。一対一の厳格の翻訳を求めると、自然な日本語のニュアンスが勉強できないような気がします。日本語らしい表現に添削していただければ助かります。一応もとの中国語の詩を載せておきます。中国語がおわかりにならない皆さんはお気になさらないでください。日本語の感覚でいくようによろしくお願いいたします。http://flash.hztop.com/Flash/001/080/C/200615431008810088.html
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お礼
ご回答ありがとうございました。北海道を詠う有名な曲、松山千春の「大空と大地の中で」はご存知でしょうか。最近別のカテゴリーで初めて「大空と大地の中で」という曲を知りました。聴き慣れているメロディーのような感じがするので、十何年前の中国の田震のこの曲に辿り着きました。田震の曲は「大空と大地の中で」にもとついた再編集だと気づきました。本当に奇遇ですね。田震のこの曲は当時中国で大ヒットしました。久しぶりに聴いて感動されました。十年は本当にあっという間です。もう一つの十年後自分はどこにいるのか、何をしているのか、ぜんぜん想像がつきません。中国語には「頂天立地」(全世界を背負って立つ<堂々たる英雄の気概を形容することば>)という言葉があります。このような気概のあるものにすごく憧れます。「天を戴き 地を踏まえ」もシンプルでいいですね。辞書で「雪を戴く富士山」、「頭(かしら)に霜を戴く」、「星を戴いて帰る」などの美しい表現を見つけました。「氷雪」は日本語にもある表現なんですね。そのまま使えるのは知りませんでした。「天を戴き 地を踏まえ」、「太古の昔から大地に注がれてきた緑の陰 尽きることのない愛の調べ」、「雲はあなたの足跡」、「耀る日の下でも 月なき夜でも 人々に幸せを与え続けてきた」、「緑色した祝福」、「麗しき心は青き天空にあり」、「永遠(とわ)の思いは豊かな大地に深く染み入る」などの言葉の雰囲気が特に好きです。当て字の作り方は大変参考になりました。「耀る」は雰囲気いいですね。私もこれから作ってみたいです^^。添削していただいた文を繰り返し繰り返し読みます。ありがとうございました。
補足
1.「ふりそそぐ」という単語がとても好きなので、「木陰がふりそそぐ」を濫用しました^^。お伺いしたいのですが、意味はさておきに、「木陰をふりそそがせる」、「木陰がふりそそぐ」、「木陰をふりそそぐ」の中では、どれが文法的にあっているのでしょうか。 2. >「笑わなく」で止めることはできません。 >『笑わず』などとする必要があります。 これはなぜでしょうか。 「楽しい時は笑わなく、悲しい時は泣かない」はもともとは「楽しい時【に】【笑わない】、悲しい時【に】泣かない」と書いたつもりでした。二つの文をつなぐために、「笑わない」を「笑わなく」に変えました。更に、対照的なニュアンスを出すために、二つの「に」を「は」に変えました。なぜ「笑わず」とする必要があるのでしょうか。 文意が通らなくなってしまう理由はよくわかりました。ちなみに、人間らしい表情や言葉が好きですよ^^。 3. >「仕舞い込む」というのは、「出すのが惜しくて隠している」というニュアンスになります。詩意からすると適切ではないでしょう。 おっしゃるとおりです。「仕舞い込む」で「画龍点瞳」を狙っていましたが、大失敗作になりましたね。これは土に深く含まれているという意味です。つまり、「土に深く染み入る」という意味です。「出すのが惜しくて隠している」とは全く関係ありません。大変勉強になりました。 4.「雨風」の読み方を教えてください。「風雨」との違いも教えてください。