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投資信託のバイ&ホールド
最近、投資信託に興味を持っている者です。 実業の方が忙しく、朝早くや夜しか時間がないので、ネットで投資信託を始めようか迷っています。 目標は年利20%を目指しています。 昨年6月や今年2月末の世界同時株安を見て自分でも考えたのですが、 現在の基準価格が15%位↑した時点でドルコスト的に売却をはじめ、 現金保有を高めて、世界的株安を待ち、また基準価格が下がったところで 数回に分けて購入という行動は、本来の長期投資から見ると邪道ですし、 なんか投資信託のバイ&ホールドのような気がします。 ただ、一年に数回は大きく下げるようですから。 20%達成のため有効にも思えるのですが・・・。 先輩方の御指導よろしくお願いいたします。
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- tiuhti
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>目標は年利20%を目指しています。 参考URLに入れたサイトによれば、20世紀100年間の世界の株式のリターンは、『インフレ率差し引き後の実質リターンで年率5.6%』との事ですから、100年間の世界平均のインフレ率の数字は知りませんが、おそらくインフレ率を差し引く前のリターンは、だいたい10%ぐらいなのでしょう。そう考えると、年利20%というのは、短期的に運がよければ別ですが、長期的に見れば、ただ株を買っているだけでは達成するのが難しいと思われます。 >現在の基準価格が15%位↑した時点でドルコスト的に売却をはじめ、現金保有を高めて、世界的株安を待ち、また基準価格が下がったところで、数回に分けて購入という行動は、本来の長期投資から見ると邪道ですし、なんか投資信託のバイ&ホールドのような気がします。 上に延べたように、ただ買っているだけでは20%は難しそうですから、目標を下げない限りは、何かしなくてはならない訳で、その一つの方法として、一般論としては「上がったら売り、下がったら買う」というやり方がおかしいとは言えません。ただ、実際には、15%を超えてずっと上昇し続けたらどうしますか?どんどん売りあがっていって、投資信託の保有がほとんどゼロになってもOKですか?あるいは、15%を超えて売った分は、どれくらい下がったら買うのですか?下落幅の要求がきつすぎると、そこまで下がらずにまた最初の買値の15%を超えて言ってしまったらどうします? 投資信託に投資可能な金が例えば5百万円あったとして、最初から株に全部を投資して10年間10%で運用できたとすると、5百万円は13百万円弱になっています。しかし、15%を超えて売りあがって、5百万円を、例えば平均2年間、20%/年で運用できたとしても、2年後には720万円にしかなっていません。これを残りの8年間で13百万円にするのは、7.5%/年ぐらいの利回りが必要です。 運用の究極の目標は、投資可能な金額を、許容範囲内のリスクで最大限のリターンをあげる事であって、投信単独の利回りを最大にする事じゃないですよね?もし「株が長期的には高い利回りを生み出す」と信じているのなら、少なくとも投信の保有残高がほとんどゼロになるような作戦は取らない方がいいと思います。 気休め程度の意味しかないとは思いますが、一定のルールを決めて、その結果を過去のデータからシュミレーションしてみた方がいいかもしれませんね。後は、うまく行くかどうかは、運次第でしょう。
お礼
とても丁寧なご回答をいただき誠にありがとうございます。 目標が高すぎました。株投資も勉強します。