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かまど(=へっつい) の作り方を知りたいのです

 お世話になります  煮炊きをする かまど ― 関東辺りではへっつい(竃)というようです ― の作り方を詳しく知りたいのです  ネットで調べたのですがそういったサイトもなく また かまどの作り方についての本もすでに絶版でして(現時点では 国立国会図書館へ行くか?と考えていますがいつになることやら・・・)  かつて日本には かまどを作っていた職人さんがいたのでしょうか?   かまどはどう作られ その内部構造 あるいは 熱効率の良い内部構造というのがあったとしたら どうなっていたのでしょうか?  がスの文化となっている現代において難しい質問かもしれませんが 知っている方がいたら回答をお願い致します

質問者が選んだベストアンサー

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  • miitama
  • ベストアンサー率48% (94/192)
回答No.3

補足致します。 内部景色が釣鐘状の所の上部は当然釜が嵌るように穴が開いていますが、その穴に向かう所のレンガは曲線になります。 曲線部分のレンガの積み方は、釜の重さに耐える為に例えば長崎の眼鏡橋みたいな石のアーチ造り状になっています。つまり、レンガの片角は接触し、曲線によって出来た反対側の大きな隙間(三角形状)には粘土が詰め込まれて固定されています(粘土がクサビ状になる) 前回書いていませんが、釜口には金属のリングが埋め込まれていて、リングはレンガを固定し、レンガもまたリングを固定する役目を果たしています。 釣鐘下側、薪を燃やす四角い部分と上部のアーチ部分、更に焚口の薪の落下防止部分などはレンガの方向を変えて巧みに組み込んであります。 (陶器を焼く窯を想像して下さい) 考えるより更に大量の赤土を使用してあり、全体は粘土の塊状態です。 粘土の厚みは、保温や耐久性、見栄えなどを考慮した物と思われます。 尚、ANo.2様のご紹介下さっているダッシュ村のカマドは昔は最も簡易的な物として、例えばお茶の葉を炒ったり乾燥させる大きな平釜用として作られていました(レンガではなく石を使用して) 水周り(土間、台所)部分は家では最も大切な場所でありますので労力が掛かっています。 専門の職人は居たかも知れませんが、現代と違い一家の主として主人が豪華に頑丈にカマドも、風呂も、その他器具類道具類も作っていたのが子供の頃の私の良き思い出になっています。 「がばい婆ちゃん」で知られる元漫才家洋七?さんの佐賀の家は、立派なカマドや露天風呂を作られていますね。

noname#161684
質問者

お礼

お礼が遅くなり すみませんでした 大変貴重なアドヴァイスをありがとうございます かまどの構造がわかりました 時間がかかるとは思いますが miitama氏のご意見を大いに参考にし これからかまどを作ろうと思っています(完成した暁にお見せすることができないことが残念です)  おっしゃるように (私にとっては)祖父祖母達の時代まではなんでも作っていたのですよね 父の実家には(残骸となってしまった)道具などが残っています B&Bの片割れの方もかまどを作っているのですか。。。インターネットで調べたら出てくるかな? また 似たような質問をする時がくるかもしれません その時には 又 宜しくお願いします 本当に ありがとうございました

その他の回答 (2)

noname#210617
noname#210617
回答No.2

鉄腕ダッシュ http://www.ntv.co.jp/dash/village/ の 建物→古民家→かまど におおよその製作過程の写真があります。

noname#161684
質問者

お礼

お礼が遅くなりすみませんでした 私はテレヴィのない生活が長いので(以前友人達が話していたのを聞いたことはありますが)この番組が頭に浮かびませんでした 写真も載っていて参考になります また 似たような質問をする時がくるかもしれません その時には又宜しくお願いします ありがとうございました

  • miitama
  • ベストアンサー率48% (94/192)
回答No.1

カマド文化の中で育ちました年寄りです。 moncana様のこの質問は答えるのに方法が分りませんが、 取り合えず概要だけをお話します。 昔の我が家の場合、 全体の大きさは180センチ×70センチ位、焚口は2個、釜口は大きいのが2つと小さいのが一つでした。 それぞれの焚口の上に大きい釜、小さい釜は煙道の途中に位置し、お湯を沸かす専用になっていた事を覚えています。 構造 レンガと赤土を使用し、レンガでの曲線部分(内部上部)は片方は密着、他方は大きな隙間に赤土を詰めます。 焚口は10センチ程飛び出して薪の燃え差しが落ちないように工夫され、内部では同高に鉄で出来たスノコ状の物があります。 焚口の下は、灰を取る為と通気口が開いています。 内部景色は焚口と吸気口と釜口と排気口を含んだ釣鐘型で、二つの釣鐘型をが繋がった所(煙道)に湯沸し釜があり、更に煙突に繋がります。 これらの外側を赤土で長立方体に塗り固め、更にモルタルで包み、更にタイルなどを貼ります。 釜口の大きさを釜に合わせて調整する鉄のリングが3枚程あります。 モルタル、タイルを貼る前に空焚きして赤土を陶器状に変えるようです。 分り難い説明で済みません、言葉は難しいですね。

noname#161684
質問者

補足

miitamaさん 大変丁寧な回答をありがとうございます  かなりヴィジュアルが浮かんできました(やはり鉄のスノコが存在したのですね)  せっかくですのでもう少しお手数をお掛けしますが  「レンガでの曲線部分(内部上部)は片方は密着、他方は大きな隙間に赤土を詰めます」  この部分をもう少し詳しくご説明願えますでしょうか?  「片方」とはどこに対してなのか?  「密着」とはどこにどういう状態でなのか?  「他方」はどうなっている部分を指しているのか?   同じく「大きな隙間」はどこかどういう状態になっている部分を指しているのか?  言葉での説明は難しいので無理はなさらないで下さい 頂いたこの回答は予期していた以上のものでした  可能な限りで補足を頂けると嬉しく存じます 

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