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ラムエアータービンジェットエンジンって、なぜ無いんでしょうか?

ラムエアータービンでコンプレッサー回して、そうやって作った圧縮空気に燃料を吹き込んで燃焼させて、その燃焼ガスを後方に噴出して推力を得る、ラムエアータービンジェットエンジンって、なぜ無いんでしょうか? ラムジェットと同じく静止状態からは始動できないという欠点は有りますが、高温にさらされるタービンブレードを必要としないので、耐熱合金が無くても、ジェットエンジンが作れるという利点があります。第二次大戦頃の、優れた耐熱合金が無かった頃、試作されても良いエンジンだと思います。 レシプロエンジンだと高度一万メートルで性能は低下しますが、ラムエアータービンジェットエンジンなら性能は低下しません。試作された事も、無いのでしょうか?

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noname#26663
noname#26663
回答No.2

プロペラは、最初にブレード先端が音速の壁にぶつかります。 ここがレシプロの限界なのです。 プロペラを使う場合、750km/hが限界付近である事は知っていると思います。 また、ラムエアータービンのプロペラ効率は、速度エネルギーを 100%は回転エネルギーには変換出来ません。 手に持った風車が、何ワットの出力を叩き出すのか? 負荷を付けた途端、停止。 高速の風圧で圧壊。 「負荷」 これは、燃焼室の逆火の抵抗(空気の流れを遮断する抵抗) を考える事が出来ます。 すなわち、ブレードの回転力の著しい低下の懸念です。 回転理論(空気の経路)を維持出来ない これを防止する為、トルクを稼ぐ為の巨大ブレードを作成すると、 巨大なブレードに、小型のエンジンの構図が出来上がります。 巨大な円は、円周が大であり、早めに翼端が音速に到達してしまいます。 ブレードの空気抵抗は小さい方が良く、 直径は、小さい方が良いのです。 また、燃焼室の圧力に対抗するには、エンジン出力の一部を利用するのが良く、 空気抵抗で回そうとすると、機体の空気抵抗(特に高速高出力で) は甚大な問題が起きます。 ジェットエンジンは、地上でも高出力が出せますが、 これは難しいですね。

mystery1
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その他の回答 (1)

  • chie65536
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回答No.1

タービンの風車に風を当てて軸を回し、その回転でコンプレッサーの風車を回して空気を圧縮するくらいなら、タービンの風車に当たる筈の風を直接圧縮した方がロスが少ないからです。 吹いてる風に扇風機を当てて電気を起こし、その電気で扇風機を回しても、最初に吹いてた風よりも弱い風しか作れません。強い風が作れたとしても強さは吹いてる時間に反比例し、2倍の風を作ると吹く時間は半分未満です。それだったら「吹いてる風をそのまま使え」って事になります。 そして「当たる空気を直接圧縮して燃やしてる」のが「ラムジェットエンジン」です。

mystery1
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