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福祉国家と全体主義

似てますよね。 全体主義って結局誰が得するんですか? 全体主義で得する人って、本当にその得だけのために国を全体主義にしようと思うのでしょうか?支配は甘い蜜の味がするのでしょうか??? すいません、質問者自体よく分かっていないんです…。

みんなの回答

  • unname1
  • ベストアンサー率41% (35/85)
回答No.3

全体主義というとナチスに代表されるようなダーテイーなイメージがあります.一方,福祉国家にはそのようなイメージはないように思います. 福祉国家は文字通りきめ細かな国民へのサービスを提供する政治方針を表象する言葉だと考えます.これとよく引き合いに出されるのは自己責任を基本とし国家が国民生活に極力干渉しないという,「小さな国家」という言葉があります.福祉国家と小さな政府の両者は国家観を財政の側面からとらえて共通性があるということで対比されているわけです. 他方,全体主義は冒頭に記述のとおりより政治思想とか政治体制とか少なくとも財政という言葉とはつながりが薄いように思います. 私の考えとしては福祉国家と全体主義ではその目的が異なるように思いますので対比することに無理があるように思えます(その意味で私は似ていないと回答しておきます). あと全体主義で得をするのはそれを主催する独裁者(たち)「だけ」ですが,福祉国家についていうなら手厚い福祉サービスなどを受けることで第一義的には「すべての」国民が得をします (政治の問題については一方的な見解はどうかと思いますので上記内容はマイルドな表現になっております)

  • fujishiro
  • ベストアンサー率28% (162/574)
回答No.2

全体主義とはすでに出ているとおり,ある思想,ある構想をもとにその構成員が行動することを求められ,反するものが入れば公権力により罰するというものです。 ぶっちゃけ、ここでのポイントはそこの中心思想といえるでしょう。例えばナチ・ドイツではヒトラーの思想がそのまま中心思想になったと言えます。そのとき、その構成員はこの思想が自分たちにとって一番良いもの、自分たちが一番得していると思っていたと思いますよ。 全体主義の支配者は支配すること自身よりもその思想がみんなに信じられているということに悦楽を感じるという部分もあるかもしれませんね。 全体主義は過去の経緯からどうもマイナスのイメージが強いですね。 あと、福祉国家ですが,福祉国家というものは弱者を国家的に守ろうという政治体制を引くことでしょうが,これももちろん全体主義のポイントを守れば全体主義ということになります。

  • esnobismo
  • ベストアンサー率13% (6/44)
回答No.1

 全体主義とは、その構成員が同一の思想のもとに行動し、反する意見を権力で封じ込める政治形態の事をいいます。  福祉国家が、国の権力を行使して、集団内の他の構成員を強制的に扶助させる制度だとすれば、福祉国家は立派な全体主義かもしれません。しかし別の見方をすれば、規制や保障を無くして、結果的に競争を強制するファナティックな資本主義もまた、全体主義と言えるかも知れません。 ちなみに、より利己的に競争力を高めたいならば、全体主義のもとに構成員が協力するやり方の方が効率がいいと思います。それはもはやナチスのそれと同じで、このましいものではありませんが。

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