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公用文用語「いたす」と「致す」の違いが知りたい
公用文の用語・用事についてです。 「いたす」と「致す」の違いが分かりません。 参考書の解説が理解できないのです。 わかるように教えていただけないでしょうか。 ビジネス文書検定を勉強中で、非常に困っています。
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公用文の勉強などしたことがないので、違っているかもしれませんが、本動詞と補助動詞を、漢字とひらがなで書き分けるということでしょうか。私はそうしなければいけないとは思わないのですが、この頃、そうしたことにこだわりを持つ人が増えていますね。特に、公用文ということになると、はっきりと決めて、曖昧にはしておけないようです。 たとえば、「その仕事は私が致します。」といった場合、「致す」は、「する」の謙譲語として使われており、「致す」という言葉の中に、「する」の意味と自分の「する」動作を謙譲する意味とが含まれています。この「致す」を本動詞と言います。 ところが、「品物は後でお送りいたします。」と言った場合、「いたす」の中には、「する」の意味は含まれず、自分の「送る」という動作を謙譲する意味にだけ用いられています。こういう「いたす」を補助動詞と言います。 つまり、本動詞の「イタス」は漢字で「致す」とし、補助動詞の「イタス」はひらがなで「いたす」と書くということではないですか。
お礼
やっと理解できました。よく分かる解説ありがとうございます。