センター試験でのみ物理Iが必要ということなら一年しかなくても大丈夫だと思います。
センター物理は、極端に言えば、計算をしなくても(運動方程式F=maを立てなくても)選択肢の半分は消すことができます。
例えば、「摩擦が働く方向に加速している」・「明らかにエネルギー保存則に反する」などは、現実世界ではありえないので消去することができます(イメージできる)。つまり、「イメージ力」を付けることができたらセンター物理なら簡単に点数をとることができます(私の解釈としては、「イメージ力」を付けるためにセンター物理対策の勉強をするという感じです)。もちろん、問題集等で問題を解くことを怠ってよいという訳ではありません。問題集をこなしていくと同時に「イメージ力」を付けるということです。「イメージ力」は、現実世界(今自分が経験していること)を覚えておくと(例えば、虹の色は下が青で上が赤など。これは「光の分散」という現象ですが、この現象は物理Iでも出てきます。)問題集は、一つ良い問題集を用意して解いていくと良いです。多くの問題集を買い込んでも、丁寧に解けなくなりますから。また、高校で物理を履修していないのなら、参考書(チャート式など)も一緒に購入されることをお勧めします。参考書に載っているグラフや図は、覚えておくと試験で助かることがあります。
最後に余談(?)ですが、センター物理の回答番号は、統計的に(3)が多いようです。「迷ったときには、(3)をマーク!」らしいです。まあ、統計に頼らなくてすむように勉強するのが一番なんでしょうけど・・・