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競争的な制度導入と過労死などの問題
今、日本の社会では、過労死やうつ病による自殺などの問題が注目を浴びている一方で、ホワイトカラー・エグゼンプション導入やゆとり教育の廃止などの競争的な側面も強化されているのが現状だと思います。もっと競争して頑張ってください、でも体調は崩さないでねということになると思いますが、ヒトとしての心身の能力には限界があるはずです。将来的にこういった矛盾はどのような収束へ向かうのでしょうか。
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質問者が選んだベストアンサー
最終的には、行くところまで行けば明治維新のような社会体制の劇的な変化を生むと思います。明治維新も、体制を守らなければならなった江戸幕府と武士による支配体制と、変化しなければならなかった現実との間のズレが修正不能となり、体制の変化となりました。 私は、こういった未来に関して意外に楽観的です。日本人はミーハーとよくいわれますが、日本人の良いところは「節操がない」ことだと思っています。 幕末から明治にかけて、幕末に散々攘夷とかやってたくせに、いざ開国となったら文明開化で西洋かぶれになりました。 戦後も、太平洋戦争のときは鬼畜米英とかやってたくせに、その半年後ぐらいにはアメリカナイズされました。こういった「外国のほうが優れていそうだとわかったときは節操なく乗り換えられる」ところが日本人の強みだと思います。 たぶん、外国の都合のいいところを持ってきてそれを巧みに取り入れると思いますよ。ただ、そうなるほとまだ現在の社会は煮詰まっていないと思います。
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- 63ma
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確かに質問者さんがお悩みのように、今の日本の社会は変な方向へ向かおうとしています。 特に、小泉さんが日本のリーダーとなり、竹中さんとタックルを組んでから、アメリカ社会の真似事が多くなったような気がしますし、その歪が出つつあります。(一例が、ホワイトカラー・エグゼンプション導入云々です) しかし、今更昔の日本のような和気藹々の社会には戻れません。 諸外国の労働者も益々増えてくるし、今まで体験した事の無い局面に対峙することが考えられます。 この様な将来を考えると、今後大事な事は、やはり教育と毅然とした政治政策ではないでしょうか。
- t78abyrf9c
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>将来的にこういった矛盾はどのような収束へ向かうのでしょうか。 このままでいくと、矛盾のまま収束せず、歪ばかりが増すような気がしてます。 そもそも、欧米流の価値観を無理矢理取り入れ続けていても意味がないと思うのです。 日本人に古くからある価値観や気質・風習などをしっかりと分析し、対象化した上で、他国のシステムを取り入れなければ益々おかしくなると感じてます。 ↓のページを参考にして頂けると幸いです。 http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/002046.html http://kyushu.yomiuri.co.jp/magazine/jidai/0307/ji_307_030712.htm http://indianaky.blog45.fc2.com/blog-entry-97.html http://indianaky.blog45.fc2.com/blog-entry-98.html http://indianaky.blog45.fc2.com/blog-entry-142.html http://www.geocities.jp/japankaroshi/ http://www.kt.rim.or.jp/~igeta/gr00/mk/01.html http://old2.josuikai.net/josuikai/21f/main53-1.htm
- precog
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一人一人の頑張りに頼ってなんとかしようとするから過労死になるんですよ。 今問われているのは、いかにマネージメントするかということで、日本がマネージメント後進国であることが顕在化しているのです。競争や成果主義はそのための枠組みで、競争をそのまま個人に縦割りにして降ろしてしまったら会社の存在意義はなくなりますよね。
お礼
調整期ということですね。ありがとうございました。