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日本人はいつから松茸を珍重しだした?

たかがキノコに万単位の値が付くほど国産松茸は珍重されていますが、これはいつ頃に始まったことなのでしょうか? 確かに軽く炙って食べると香りがたまりませんが、それにしてもたかがキノコです。今のような珍重ぶりはいつ頃に始まったことなのでしょうか。

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noname#49020
noname#49020
回答No.3

 松茸は万葉集に出ているらしいですから、相当古くから食用にされていたものと思われます。  江戸時代に入ると、料理の種類も多くなって来ているようです。 http://www.milai.pref.mie.jp/mie-lib/data/bungaku/no024/kinoko.html  さて珍重されるようになったというのは、取れなくなって品薄になってからのことだと思います。  NO.1さんの記憶とほぼ同じですが、昭和20年代は貧乏人でも食えました。特別高い品物でもありませんでしたので、季節だから一回は食べて見ようということで、誰でも食べていました。  赤松の生えている山へ登って探せば採れました、竹の子のように簡単には探せませんでしたが(私は泥棒したのかな?)。  30年代に入ると、松茸の取れる山には縄が張られ、他人が勝手に入ることは出来なくなり、松茸の値段もウンと高くなってきました。  マツクイムシの被害による赤松林の減少と乱獲が原因かも知れません。  

noname#30350
質問者

お礼

昭和20年代はまだ家庭の食卓にのぼる値段だったのですね。 30年代になると山に縄が張られましたか。急に宝の山になったのですね。 乱獲というのは大きそうです。でも松茸も椎茸のように栽培できるようになると皆ありがたがらなくなるのでしょうか・・・ ありがとうございました!

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  • ooyatyako
  • ベストアンサー率34% (23/67)
回答No.6

愛知県の山の中、幕末ごろのお寺の法会の献立の記録に松茸を使ったものが記されていました。この法会は住職が偉くなるために近在の僧侶を招いて饗応をする行事で、松茸が一般的に食べられていたのではなく、特別なごちそうだったと思われます。

noname#30350
質問者

お礼

特別な饗応の時に振舞われていたのですね。 ありがとうございました!

回答No.5

昭和30年代以降です。 戦前は椎茸の方が高級食材です。 松茸は赤松林で採れたが、椎茸は偶然でしか入手できなかった 古木養殖技術が確立した後、椎茸は高級食材から庶民食材に転落

noname#30350
質問者

お礼

皆さん昭和三十年代以降というご意見で一致されていますね。 戦前は椎茸の方が高級食材だったのですね。 松茸もそのうち大量生産できる技術が確立されるのでしょうか・・・ ありがとうございました!

  • questman
  • ベストアンサー率30% (111/365)
回答No.4

一般人が松茸松茸と騒ぎ始めたのは戦後からだと思いますよ。漫画やテレビの影響で「松茸=高級」というイメージが定着したことと、スーパーマーケットの発達などで全国共通の品揃えが実現したことで地域格差が縮小されたのが原因だと思います。 メロンやマグロや銘柄米も同じですね。本来の彼らの出自からは過ぎた食べ物です、ありがたく食べてほしいですね(笑) うちの祖母の家は福井のちょっとした資産家で、戦前まで山をいくつも保有していたそうです(私が生まれた頃には無かったですが)。「私はあの頃に一生分食べたから、もういらない。見たくも無い」といって松茸を私達に食べさせてくれたのを思い出します(笑)

noname#30350
質問者

お礼

スーパーと流通の発達で全国共通の品揃えが実現したことが原因ですか。それ以前は地産地消が当たり前だったのでしょうね。 おばあさまは見たくもないとおっしゃいましたか。 今の椎茸のように、毎日ふつうに召し上がっておられたのでしょうね。 ありがとうございました!

noname#26663
noname#26663
回答No.2

平安時代までは松茸狩りは公家の遊びであったようです。 この頃は、昆布などの方が北方産なので貴重であったようです。 (西日本ですし。) 本格的に食材とされるのは室町時代で、この頃から公家や大名が珍重するようになったそうです。 (高級食材化した) 江戸時代になると 下呂(庶民)の口には叶わずと言われるようになります。 関東では松茸が生えない。 京都では松茸を珍重している。 こう言う理由が価格をどんどん大きくさせていたのではないでしょうか? #1様のおっしゃる通りで、戦前、三重県では松茸は相当生えていたそうです。 ここへ行き、100本も取って来て現在に戻り、 これを闇ルートで売り裁けば、2~3百万円の儲けは確定です。 確実に一財産築けます。^○^

noname#30350
質問者

お礼

平安時代は公家の遊びだったのですか。 本格的に食材とされたのは室町時代だったのですね。 100本で300万とはすごいですね。 大きなクロマグロに匹敵する値段ですね・・・ ありがとうございました!

  • Willyt
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回答No.1

 私は関西生まれですが、私が子供だった昭和20年代では松茸は額三採れたのでそんなに珍重されるというほどのものではありませんでした。これは松葉蟹も同じです。乱獲、乱伐によって収穫数が激減した昭和30年代の中頃からプラチナ食品扱いになって行ったと思いますよ。  それでも関東では採れなかったと見え、松茸のシーズンになると松茸の東京送りフェアというのを各デパートで開催されていましたから、関東ではその頃から貴重品だったのかも知れません。

noname#30350
質問者

お礼

関西では昭和20年代までたくさん採れたのですね。 30年代にはもうプラチナ食品になっていたのですね。 ありがとうございました!

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