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謝罪について
よく謝罪の記者会見で、偉い人が「心からお詫び申し上げます。」といいます。「お詫び申し上げます。」とは「これから謝罪の言葉を言います」ということなので、本当は「心からお詫び申し上げます。本当に申し訳ございませんでした。」と謝罪するのが適切なのではないですか。
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質問者が選んだベストアンサー
>「お詫び申し上げます。」とは「これから謝罪の言葉を言います」ということ ではありません。 「詫びる」の謙譲表現です。 ランク0:詫びます ランク1:お詫びします ランク2:お詫び致します ランク3:お詫び申し上げます (「ます」は丁寧の助動詞です。) この場合の「申し上げる」は「言う」ではありません。 「お待ち申し上げます」「ご案内申し上げます」のように使われる、謙譲表現用の言い回しです。 このことへの理解が薄れた結果、 「厚く御礼申し上げます」のことを「~御礼を申し上げます」と言うようになり、 本来「新年をお慶び申し上げます」と言うべきなのに「新年のお慶びを申し上げます」と言うようになってきたのです。 ですから、質問文の最後も順序が逆です。 1「本当に申し訳ございませんでした。」 ↓ 2「心からお詫び申し上げます。」 1で、自分が申し訳ないことをしたと認め、 2で、それについて詫びる(謝罪する)のです。
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- yumeoijack
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すごいです。そこまで見通していらっしゃるなんて。 その通りだと思います。 過去形でいうと悪かったと誤ってしまいますから。 うまいですよね。
お礼
ありがとうございます。確かにその通りですね。
質問者さんのおしゃるとおりだと思います。 決して詫びる気持ちが無いのではなく、最近の傾向として略式に事を運んでいるだけで「本当に申し訳ございませんでした。」の意味もこめての発言と解釈しています。確かに誠実さにかけるとは思いますが時代の流れでしょうか残念ですね。 質問者さんの最後の問いかけも 「適切なのではないですか。」これも仲間内では良いのかもしれませんが、本来なら「適切なのではないでしょうか」と表現すべきだと思います。
お礼
ありがとうございます。これからは質問の仕方に注意していきたいと思います。
- luune21
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お礼
ありがとうございます。「謝る」の用法が詳しく書いてあって勉強になりました。
- seasoning
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>「これから謝罪の言葉を言います」 この場合の、「申し上げる」は「言う」ではないです。 「お(ご)~申し上げます」は、「~する」の謙譲語。 詫びます → お詫び申し上げます 他にも似た使い方は多いですよね お悔やみ申し上げます 残暑お見舞い申し上げます
お礼
ありがとうございます。確かに夏休みに「残暑お見舞い申し上げます」と普通に使っていたので納得しました。
お礼
ありがとうございます。「お詫び申し上げます」が詫びるの中で最もランクが高いことがわかりました。そして、「心からお詫び申し上げます。本当に申し訳ございませんでした。」ではなく「本当に申し訳ございませんでした。心からお詫び申し上げます。」ということもわかって、勉強になりました。