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骨への転移
母のことです。 骨に転移がありました。 多くの検査では、殆ど正常値でしたが、MRIでは、背骨の10番胸椎に転移が見られたとの診断を受けました。 短くて、3ヶ月との余命宣告を受けたそうです。 母は、とても頑張ってきた人です。 やっと祖父(母方の父)の一周忌が終わったばかりでした。 祖父は、胃ガンから全身に転移し、最後には骨へ転移したことから、ホスピスでの最後を迎えました。 母は、自分も同じなのかと落胆しています。 1人暮らしの祖母には、ショックが大きいだろうと、話すことも出来ません。 (父のことで話した際、「私はどうなるのよ!」と祖母に言われたことがショックだったらしく、今は伝える勇気がもてないそうです) 母は、子宮筋腫の手術を3年前にしています。 その手術の肉腫が、転移したのかと思い込んでいて、どう治療してよいのか、悩んでいます。 原因も、まだはっきりしていないのですが、もしご存知の方がいらっしゃいましたら、骨への多発性転移対しての治療法や体験談などを教えて頂きたいと思います。 よろしくお願い致します。
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大変ですね。麻酔科とペインクリニックをやってる医師です。お母さまもおられるとなれば、自分のことだけを考えることも十分にはできないでしょうね。原発巣(転移のもと)が何かがわからないので、何とも言えませんが、現在痛みがあるのではないでしょうか?想像するより仕方ないのですが、恐らく、背中の痛み(特に体動時)の強い痛みなどがあったり、胸椎の10番だと、お臍のあたりが帯状に痛かったり(肋間神経痛のような)して、検査などを受けられたのではないかと思います。余命が3ヶ月とのことですが、その他のデータも悪いのでしょうか?取りあえず、症状緩和の目的で鎮痛剤なり、それでだめなら医療用の麻薬も今は様々な形態のものがあり、転移のための痛みを取るのなら、中毒などは心配ありません。また、胸椎の10番だけの転移なら(たとえ他にもあったとしても、症状が強ければ)放射線を照射すると、身体に負担をかけないくらいの量でも症状の緩和が図れたりします。さらに、最近は経皮的椎体形成術というのもあり、骨用のセメントを1ml前後入れると、こわれかけてる骨がある程度固定され、症状は明らかに改善します。これは、骨粗鬆症(こつそしょうしょう)による圧迫骨折(年輩の人で腰や背中が曲がってる人のような)などの際、近くの大学の放射線科の先生がされてるので治療によく頼んでやってもらってます。これは、癌の転移にも施行されたりもします。セメントだけでなく、抗癌剤を混ぜたりとか、、、ここらは専門ではないのではっきりとは言えませんが、癌自体の治療と同時に痛みなどの緩和ケアも必要だと思います。それを始めながら、おばあさまにどのように話すべきかを考えても良いのではありませんか?もう、何もやる術がないとなったら、、、あなた自身がしっかり受け止めることです。大変だと思いますが。おばあさまのことは心配いらないと、自分がしっかり面倒をみていくことを話されたら、お母さまも少しは安心なさるでしょう。それでも、親より先に逝くことは、何より親不孝なことで、一番お辛いのはお母さまでしょう。自分のことより、おばあさまのことが心配なはず。これから、試練の時です。応援してます。頑張って下さい。まだ、あきらめないで!
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- snow-2
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「お礼メール」をありがとうございました。丁寧な、気持ちの伝わるお返事をありがとうございます。少しでもお役にたてれば嬉しいです。何より、お母さま御自身が読んで下さったことに、感謝です。最近、このサイトに登録して、自分の悩みなど投稿しました。そうするうちに、nonn24さんのメールを見て、居ても立ってもいられずに投稿したのでした。これも、何かの縁ですね。ご家族が、いろんな困難を乗り越えて、家族というものをしっかりと築かれていかれる様を想像してます。私自身が、何か救われる気持ちです。顔も住まいもしらないnonn24さんやお母さまと、つながることができ、幸せです。本当にありがとうございました。また、何かお役にたてることがあればと思います。ただ、ご自身の健康にも留意されて下さいね。あなたが倒れたら、大変なことになります。くれぐれも、自分自身もお大切に。
お礼
心温まるお言葉、本当にありがとうございます。 毎夜、母との語り合いです。 楽しい話も、辛い話も織り交ぜながら、家族の交流です。 学校に通いながらなので、疲れることもありますが、 母が、ゆっくりと、前向きに考えていけるようにサポートできたらと思っています。 私も、母も、お2人からの回答を読み、温かな気持ちになりました。 お2人に出会えて、とても嬉しく、感謝しています。 これからも、多くの迷いと多くの決断を繰り返していく必要があると思いますが、少しずつ前進していきたいと思います。 ありがとうございました。 これからも、よろしくお願い致します。
補足
大変遅くなりましたが、検査結果がでました。 とっても信じられない結果に、家族全員が憤りを感じてしまいました。 結果は、母の癌転移は見られず、単なる腰痛とのこと。 なぜ、憤りを感じたかというと、写真の取り違えによるミスだったこと。 あんなに、落ち込んで、家族で泣いた日々はなんだったのでしょう・・・ でも、この間違いを、神様から頂いたチャンスと考え、家族全員でこれからの人生を大切にしていきたいと思います。 母からも、皆様に対して、ご心配をお掛けして、誠に申し訳ございませんでした。そして、親身に応えて下さり、誠にありがとうございましたと、何度も言っておりました。 皆様の温かな気持ちと親身なお言葉で、救われたことが、私たち家族にとって、どれほど大きなものであったか計り知れません。 本当にありがとうございました。 お二人に同じ内容を書かせて頂きましたが、申し訳ございません。
- lenychan
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当方医療従事者として 個人的な見解ですが お母様の年齢や進行段階がわからないのですが 上記の内容を見ると やや骨転移としては初期の段階でしょうか? 具体的な事はいえませんが、骨転移されているという事は それなりにガンが進行していると考えます 担当医と治療方法を相談するのが一番大切ですが 今後、抗がん剤の治療をするのが良いのか また祖父様のようにホスピスで、痛みの緩和を行いながら 短い期間でも穏やかな生活を送るのが良いか まず、しっかりお母様やご家族と相談する事をオススメします 今後の経過も人それぞれで 骨転移していても、特に治療せずとも 自宅で家族に支えられながら生活されている人もおられますし なかには積極的に治療を行いながら つらい抗がん剤治療と骨転移からくる痛みと戦っている 方も大勢いらっしゃいます 特に痛みというのはとてもやっかいなもので 長期間続く事は想像以上に苦痛なもので 時としてその人の人格を変えてしまうほどのつらいものです 特に骨転移の方で痛みに苦しむ方は多いので 病院を選ぶ際には、しっかりとしたペインコントロールを 取り入れえているところを選ばれるのをオススメします 日本はまだまだ痛みのコントロールに対して 遅れているところもありますので、 そういった面でホスピスの選択も良いのではと思います とにかくお母様にとって苦痛が少なく(出来れば苦痛が無い)、 なおかつ、質の高い生活が維持できる道を、ご家族で協力して見つけれらる事をお祈りしています つらい時ほど、ご家族の支えが何より救われます
お礼
遅くなりまして、大変申し訳ございません。 丁寧で、分かり易い回答、本当にありがとうございます。 母は、何度も何度も読み返し、涙を流していました。 私たち家族のどんな言葉より、勇気が沸いている様に感じました。 母は、54歳。 今後、4つ程の検査をし、22日に結果が出るそうです。 まだ、何も分かっていないということと、 痛みも激痛ではなく、痛みの訴えも(痛み止めを飲んでいないですが) あまりありません。 それより、精神的なものからくる頭痛や眩暈などが多く見られます。 癌は、精神と体力の闘いのようですね。 今後、検査結果が出ましたら、加えて質問させて頂きたいと思います。 本当に、ありがとうございました。
補足
大変遅くなりましたが、検査結果がでました。 とっても信じられない結果に、家族全員が憤りを感じてしまいました。 結果は、母の癌転移は見られず、単なる腰痛とのこと。 なぜ、憤りを感じたかというと、写真の取り違えによるミスだったこと。 あんなに、落ち込んで、家族で泣いた日々はなんだったのでしょう・・・ でも、この間違いを、神様から頂いたチャンスと考え、家族全員でこれからの人生を大切にしていきたいと思います。 母からも、皆様に対して、ご心配をお掛けして、誠に申し訳ございませんでした。そして、親身に応えて下さり、誠にありがとうございましたと、何度も言っておりました。 皆様の温かな気持ちと親身なお言葉で、救われたことが、私たち家族にとって、どれほど大きなものであったか計り知れません。 本当にありがとうございました。
お礼
大変遅くなり、申し訳ございませんでした。 そして、丁寧で、分かり易い回答、本当にありがとうございました。 母は、何度も何度も読み返し、涙を流していました。 私たち家族のどんな言葉より、勇気が沸いている様に感じました。 今後、4つ程の検査をし、22日に結果が出るそうです。 その時までは、しっかりした原因はでないですし、 今は、痛みという痛みは、あまりないように思えます。(痛み止めの服用などもしていません) とっても詳しく教えて頂けたので、本当に、感謝しています。 これを踏まえながら、今後のことを先生や家族と共に考えていきたいと思います。 現在、母が毎週通っていた祖母の家には、行く勇気が持てないとのことで、距離を置いています。 4月には、叔母(母の妹)が住んでいるアメリカに、祖母が行くことになっているので、日本に戻ってくる3ヵ月後(7月)まで、言わないことにすると姉妹で話しているそうです。 詳しいことが分からないまま、勝手に話を進めたり、遺産分配の話をし出したりと、かなりの落ち込みが見られるので、子ども達(といっても、私も兄も20歳を超えています)は、励まし、『母に生きていく気持ちがあるなら、一緒に居て支え続ける』と繰り返し伝えています。 検査結果が出ましたら、また質問させて頂きたいと思います。 本当にありがとうございました。