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高額医療費補助の申請及び手続き
私の実父が昨日 脳内出血にて倒れ、今現在ICUにて治療中です 今後の事を考慮して、医療費の補助・申請に関して早急に確認したく、回答を頂ければ幸いです
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お父さんの年齢によりますが、老人保健に該当する前の70歳未満でしたら、加入している健康保険の高額療養費が、医療機関に支払った自己負担額によって、適用になります。 適用になる自己負担の額は、入院時の食事代1日780円や保険適用外の経費を除いた額が1ヶ月単位で、住民税の課税世帯の場合には63,600円を超えた場合、住民税が非課税世帯の場合には35,400円を超えた場合に、医療機関に支払った額から超えた額が、高額療養費ということで戻ってきます。 この手続きは、原則として医療機関に1ヶ月単位での医療費を支払って、その領収書を加入している健康保険に請求することにより戻ってきますが、健康保険での処理は、診療月の2ヶ月遅れで処理がされますので実際に手元に戻ってくるのは、早くて2ヶ月遅くて3ヶ月後になります。 このように高額療養費は、いったん自己負担分を医療機関に支払って、その領収書を提出することにより戻ってくるのですが、2ヶ月から3ヶ月の間は医療費を立て替えていることになります。この立替の額(高額療養費として戻ってくる額)が小額であればよいのですが、ご質問のようにICUでの治療などの場合には、医療費が高額になり数十万円の負担になる場合があります。その数十万円を立替払いするには経済的に負担が大きいことから、最終的な自己負担額(上記に記載した額)を医療機関に支払うだけで済む制度があります。この制度を利用すると、医療費の立替払いをする必要がありません。この制度は「高額療養費の受領委任払」という制度で、医療機関でも制度を知っていますので、加入している健康保険で書類を作成して手続きをすると良いでしょう。 又、70歳以上の老人保健に該当している場合でも、住民税の課税世帯で1ヶ月37,200円、非課税世帯で24,600円を負担の限度とする、高額医療費の制度があります。この場合には、役所の老人保健担当が窓口となります。
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- medi_info
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No.3,4の回答でほぼ言い尽くしていると思いますが、もう少し付け加えたいことがあります; ●1ヶ月というのは暦の1ヶ月です。5月なら5月1~31日、6月なら6月1日~30日なのでご注意ください。 ●高額療養費の請求が年4回を超えた場合は次からは約半額になります。 ●さらに、健康保険組合によっては(国保の場合、自治体によっては)見舞金や、還付金の制度もありますので、お父様が加入していらっしゃる保険窓口で詳細を訊いてみることをお薦めします。 ●事後のことなので、すぐに助けにはならないかもしれませんが、確定申告で還付を受けることもできます。 以上のことについては、入院中の病院に医療ソーシャル・ワーカー(医療相談室、医事課にいる場合が多い)がいる場合は、そうした人に相談してみると、地元の情報にも詳しいので、病院内に相談できる場所がないかどうかも尋ねてみてください。
お礼
追加のアドバイス 有難う御座います 明日、病院で月曜日は 国保なので自治体の窓口に行ってみます
下記の回答の方に補足する感じで読んでください。もし、お父さんが会社を退職した後でも、高額医療費助成は申請出来ます。私の経験上(平成13年)、月間3万7千円以上かかった分について補助がでました。住んでいる地区管轄の社会保険事務所で申請書等を取り寄せ、領収書のコピーを同封の上(細かい算出は、事務所の方がやってくださり)、住所管轄の社会保険事務所から勤務していた会社の管轄の社会保険事務所へ回送手続きをしてくれました。この事例ですが、ちなみに平成13年1月~7月の高額医療(脳内出血)につき、平成13年12月に申請、平成14年2月に認定をされた事例です。退職後でも社会保険の任意継続と同時に速やかに手続きはできました。早く回復されるといいですね。
社会保険なら会社を経由して社会保険事務所、国民健康保険なら、市の国保の窓口で手続きをします。 詳細は、参考urlをご覧ください。 高額医療費等貸付事業もあります。 http://www.zensharen.or.jp/zsr_home/iryohi.htm
お礼
詳しくご説明して頂き、大変有難う御座います 急な事だったものでしたので、非常に参考になりました。 幸い一命取りとめた様ですが、左半身不随の後遺症があり、今後は相当なリハビリが必要のようです 貴重なアドバイスを早速頂き、本当に有難う御座います