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心臓手術の切開方法について

生後まもない娘が、心室中隔欠損の手術をすることになりました。 医師より切開方法の説明があり、選択をせまられています。 (1)縦に胸の真ん中を切開する方法 (2)乳頭と乳頭の間から下へ切開し左右にカーブする方法 (2)の方法は最近、増えてきた方法でまだ大人になったときの情報がなく傷跡がどう残るのか分からないそうです。 女の子ですし、手術に影響が出ないのであれば、少しでも傷跡が目立たない方法を選んであげたいのですが…悩んでいます。 どなたかよいアドバイスがあればよろしくお願いいたします。

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  • r_nurse
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回答No.1

看護師です。 娘さんが手術とはお辛いですね。 ご指摘の術式については、この数年間で広まってきていると思いますので、当時の新生児であっても、まだ幼児ですので、大人になった時にどのような傷跡になるかは、誰も知らないので、お答えできませんが…。 いずれにしても1本線が残るような目立たない縫合方法をとられると思いますので、回復が順調であれば、数年経つと通常の皮膚よりもやや浅黒い一本線の筋が残る程度だと思います。 (1)の胸骨正中切開はスタンダードな術式ですが、傷口が上のほうまで着ますので、鎖骨が見えるようなシャツを着るときには、傷跡が目立ってしまいます。 (2)の小切開法は参考URLの写真にあるようなものだと思います。ただ写真はもう少し大きい子どもさんの手術をしたときのもので、新生児期に手術を受けたお子さんが成長された写真ではないように思います。 切開方法を選択するにあたって、私なりに考える点としては、 ・術者が双方の術式に精通している。(少なくとも昔からの方法に、すぐ切り替えられることができる) ・身体的な影響も小さくなることが多いので、できれば傷が小さい方を選ぶ。 ・外見的に目立たない といったところでしょうか。(重要と思うのもこの順です) 創が小さくなれば、執刀医が目で確認したり、操作できる範囲が小さくなりますので、難易度が高くなり、誰でも上手に行えるとはいえないでしょう。 近年は軽度な心室中隔欠損については、カテーテル治療も行われ始めていますし、手術もより危険性の少ない幼児期ないし学童期など、お子さんの成長を見ながら手術を行う傾向にあると思いますが、心室中隔欠損の手術を新生児・乳児期に行うということであれば、かなり欠損の程度が大きく、症状が重篤であったり、今後なることが見込まれる状況なのではないかと推察いたしますので、もし手術中に心臓や全身の状態があまりよくない場合などには、小さな切開法を選択された時でも、手術中に執刀医が安全を確保するために創が大きくなることはあるかもしれません。(安全第一です。) お子様の命に関わる問題ですので、私の意見は参考程度にしていただいて、改めて担当医とよくご相談されることをお勧めします。

参考URL:
http://web.sc.itc.keio.ac.jp/cvs/subroutine/Congenital_ref.htm
daisukiaok
質問者

お礼

やはり安全第一ですね。 安全に手術が成功し、元気になってくれることを第一に願いながらも、女の子という事で感情が先走っていました。 反省しています。 執刀医に相談しお任せすることにします。 貴重なご意見ありがとうございました。

その他の回答 (1)

  • r_nurse
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回答No.2

No.1 です。 誤解のないように、追記しますが、 個人的には執刀医の先生が小切開手術に精通されておられるなら、そちらを選ぶように思います。(最近は訴訟になったりするので、医師の方も無理に新しい方法を勧めない場合もあります。) 私が最後に書いたのは、手術中に必要があって切開が大きくなったときに、ご家族から「話が違うじゃないか!」みたいなご発言があると、医療職としては全力を尽くしたのにご家族からご理解をいただけないということになり、とてもつらいことですので、思いどおりにならない場合もあるということをいいたかっただけです。 良い結果となることを祈っています。

daisukiaok
質問者

お礼

十分に話し合い、手術に望みたいと思います。 欠損孔の位置や、体重を考慮した結果、(1)か(2)のどちらかに決定するそうです。 あくまでも、親としての希望は伝えましたので、あとの判断は執刀医に任せるつもりです。

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