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鳥について
鳥はなぜ飛べるのか。できる限りくわしくお願いします。
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航空力学の分野なので、あまり詳しくありませんが・・・。 「飛ぶ」というのは、“はばたいたときにいかに効率よく空気抵抗を得るか(作用反作用)”です。例えばヘビに羽根がついても、反作用が体に伝わって折れ曲がるため、飛べそうにありません。 鳥は、体を箱のようにすることで反作用を効率よく得たのだと思います。(虫も同様です。箱っぽい胴体してるでしょ?) で、胸部を箱のように頑丈にしてしまうと、体が上手く曲げられない(しなやかな動きができない)ことに気づかれると思います。これが、鳥の首が長い理由です。 また、鳥は羽ばたくとき、羽を動かすわけですが、僕らの体で言えば、目くらいの高さに羽根(手)を持ってきます。斜め前のほうですね。この理由は航空力学の方にお任せ。鳥の翼のある一部を切り落としただけで、飛べなくなってしまうそうですね。(公園の白鳥とかはこういう処理がしてあるんだっけ。) あと知ってることは・・・。「できる限り詳しく」とあるので、知ってること全部書きますね。 鳥の飛び方はそもそもプロペラ機の飛び方に似ていて(いや、ヒトが真似したんですけど)、羽根の「初列風切」と呼ばれる羽根がプロペラにあたります。で、この初列風切はからだの左右に非対称で、鳥が翼を下方に打つと、その空気の抵抗が体の左右で違うために、“風切羽”はどちらかの向きにねじれてしまい、このねじれが後方へ向かう渦巻状の気流を起こして推進力が生まれます。 で、推進力が生じると、翼のほかの部分が揚力を産みます。つまり、鳥の翼の断面は飛行機の翼の断面と同じなのです(いやいや、ヒトが真似したんですよ)。ここから後は説明しづらいのですが、鳥の羽はこう・・・からだの内側に向けてカーブしてますよね?真っ直ぐな腕じゃないですよね?これによって羽根の上面のほうが下面よりも長くなり、それによって空気は上面のほうをより速く流れ、それだけ圧力が低くなります(ベルヌーイの定理)。したがって気圧は下面のほうが高くなり、揚力が生じる と。 長いですね・・・鳥が飛ぶシステムが明瞭に分かったのはつい最近です。工学系のお知り合いにお尋ねになるとよいかもしれません。
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鳥は何故飛べるのか 簡単な答えは翼があるからです。翼で浮力をつけ気流を捉え補助的に翼を羽ばたいて移動するわけです。鳥が飛べる理由と飛行機が飛べる理由はほぼ同じなので飛行機の方から調べるのも良いでしょう。 初めての質問のようですが、疑問に答えるのはそれを職業とする人でもなく、機械でもないので、もう少し質問の背景などを説明し丁寧に回答を求めるべきです。質問が詳しいほど、よい回答が引き出せますよ。
お礼
ご指摘どうもありがとうございます。 今後ともよろしくお願いします。
お礼
かなり役に立ちました。ありがとうございます。 今後ともよろしくお願いします。