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帯電している金属と地球は一種のコンデンサーと書いてありましたが
質問です。 帯電している金属と地球は一種のコンデンサーと書いてありました。コンデンサーであるならば 金属が正電荷を持つとき、地球は負電荷をもつ 金属が負電荷を持つとき、地球は正電荷をもつ ことになります。 すると地球が正電荷、負電荷両方持ってしまうのですが、これはどのように考えればいいのでしょうか? お手数ですが、よろしくお願いします。
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考え方の一つを次に示します。 1.5Vの電池2個を直列に接続した状態を考えてみます。 片方が+の電極、反対側の電極が-となります。この状態で2個直列に接続した間の電極(-と+を接続し個所のことです。)を地球に接地(接続)します。 この状態で+電極と接地した電極の間を測定しますと、+電極は+1.5Vになり、もう片方の-電極と接地した電極との間を同様に計りますと-1.5Vになります。また、+電極と-電極との間は3.0Vの電圧(電位差)があることになります。 ここで電池の代りに空気として、それぞれの金属と地球とがコンデンサを形成していると考えれば良いと思います。地球(大地)を基準として、大地が0V(基準電位)となり、これに対してそれぞれの電極が+と-となっていると考えれば良いと思います。 良く電気製品でアースをとれと言われてますが、地球にアース棒を埋設して、これをアース(接地)端子として漏電や感電の防止、ノイズの防止等の安全のために使用されています。 また、帯電した自動車のドアに触れると、帯電した電気(電荷)が放電してピリットくることがあります。このような状態では、人が大地に接続されて基準電位(0V)、ドア(車体)に何Vかの電圧が帯電したと考えます。(+なのか-なのかは不明ですが) なお、タイヤのゴムが空気の代わりに、車体を絶縁していることになります。 ついでながら、数十年前のラジオでは、ラジオ放送(中波)を受信するため、ダイヤルを回して同調をとっていましたが、ダイヤルに連動して「バリコン」と言う部品が取り付けられています。 この「バリコン」が”電極と空気の働き”により可変容量形コンデンサとなり使用されていました。 トランジスタが発明されてから、ラジオも小型化され、バリコンも同様に空気の変わりにフィルムが挿入された小型のものになり、最近では電子的に可変する素子を置き換わり、空気を利用したバリコンも使われなくなり、見かけなくなりました。
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- nature345
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おはようございます 話が例えがずいぶん大きいですね。 その通りです。 帯電している金属がプラスとします。 地球はマイナス(アース)です。 空気はコンデンサーのフイルムや容量です。 地球は負の電荷です。