難しい問題ですね。どなたか専門家の回答がでるまでの前座として・・・
地球誕生が46億年前
生命誕生が35億年前
単細胞からだんだん複雑な細胞を持つ生物へと発展する過程で、細胞分裂によるコピー生産だけでは種の保存、或いは繁栄(数を増やす)に限界があることが原因となって雌雄に別れ、遺伝子が生まれたものと思います。異なるオスとメスの遺伝子を受け継ぐ次世代は親のコピーではなく、強くなったのでしょう。
約5億年目に魚類、ついで陸上動物、哺乳動物の出現とつづく中で、二億年余り前に恐竜が出現、全盛期の後6,500年前に突然絶滅しています。人類の出現は百万年単位で計れるほど新しい哺乳動物です。人類出現ごろになれば、どうして雌雄の差別があるのかという進化生物学的疑問よりも動物行動学的疑問が出てきます。つまり、どうしてメスはオスを選ぶのか、何故動物には発情期があって人間にはないのか、メスの連れ子に新しいオスは何故敵意を抱いたり、殺したりするのか、など等です。これらの研究はメスの戦略とかオスの戦略としてかなり知られています。
生物に雌雄があることを前提とした学問は進んでいますが、どうして何時ごろ雌雄に別れたのか、という研究はまだ現在進行形ではないかと思います。
お礼
どうもありがとうございました!