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性別はいつ頃地球に存在し始めたのか教えて下さい。
性別はいつ頃地球に存在し始めたのか教えて下さい。 そして性別を始めて持ち始めた生き物はなんなのですか?もしわかる様でしたらどのようにでき始めたのか教えて下さい!
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「性別」という時、「二性」を考えやすいですが、必ず二性であるということはありません。遺伝子DNAのシャッフリングが、生物にとって多様性の確保という意味で、生存可能性をあげ、その結果、シャッフリングを行う生物が発生あるいは登場した時期から、「性別」はあったということになります。 これは、実は、ほとんど生命発生の直後だと言って差し支えありません。「生命」と定義されるには、色々な条件が必要ですが、単細胞生物でも、DNAによる生殖が行われるようになった時、始めて生命・生物の誕生と言えます。 だとすると、生命発祥の年代の説で色々違いが出てきますが、30億年前乃至、40億年ぐらいまで過去に遡る可能性があります。生命が発生してほぼ、それに続いて「広義の性別」が生まれたと考えられるからです。 いま「広義の性別」と言ったのは、最初に述べた「二性」とは限らないということに通じています。性別というと、「雌雄」と考えるのですが、遺伝子シャッフリング目的の場合、雌雄という区別の必要はなく、また性別も、三性、四性でも問題ないのです。 しかし、時間的に経過を辿って行くと、最初は多性であっても、それはやがて、二つの性に収束して行くということが理論的に計算されます。二つの性だけで、十分シャッフリングは可能である、寧ろ、多性よりも、この方が効率が良いのです。 また、多性だと、異性の識別や異性との接触に特殊な工夫が必要ですが、二性だと、この工夫が最小限になります。このような理由から、「二性」でシャッフリングは十分であるので、合理的な「二性性別」が残ったのです。しかし、生物によっては、多性の痕跡を残している生物もあり、更に、一旦、二性になって、後にまた多性になった生物もいると思えます。 一般的に現在は、二性が標準です。ここで、二つのDNA遺伝子の結合で、雄と雌の区別はないのですが、生物が高等になって行くと、子孫確保のため、遺伝子むき出しなままではなく、遺伝子が結合して新個体が生まれた時、新個体が成長するまでの「栄養源」としての物質を、遺伝子を担う細胞(生殖細胞)に付けた方が、生存率が上がるということがあります。 生殖細胞に、栄養源物質を付けた方が、後の卵子になり、栄養源物質の付いていない、生殖細胞DNAだけが、精子となり、卵子を持つ個体が雌、精子を持つ個体が雄という形で、「雌雄二性」分化が起こったのです。この方が合理的であったのです。 この雌雄二性分化も、起源は相当古いと考えられます。カンブリア時代、少なくとも、「魚」がいた時代には、二性雌雄分化はあったと言えます。しかし、それ以上古くとなると、資料的に確認が困難です。
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- k-family
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大変難しい問題で、教科書的な答えがあるわけではないのですが、色々な情報からの総合的推測と言うことでご勘弁を。 ---- 一番始めに性別を持った生物は何かはわかりませんが、単細胞生物でも性別を持ったものがあります。人間の性別とはちょっと異なるようですが。 単細胞生物は、普通細胞分裂で増えますが、たとえば酵母は性別があって、他の性別(オスとかメスとか言わないので普通の性別とは違うようです)の酵母と出会うと結合して胞子を作るそうです。 性がなぜあるか、は簡単に言ってしまえばDNAを効率よくかきまぜ、他種類の組み合わせを作るためです。単細胞生物の分裂でできた子孫は全て同じDNAです。これですと環境が変わったときに全滅してしまうおそれがあります。DNAをかき混ぜ、シャッフルすることで多様な組み合わせができますので、環境の変化があってもどれかが生き延びることができやすくなります。 生物と非生物の境界が曖昧なように、性があるのと性がないのとの区別も曖昧なようです。 ちょっと質問から離れてきますが、カタツムリは雌雄同体です。雌雄同体ですが他のカタツムリと交尾しないと卵ができません。こんな場合は性別がないとも言えますし・・・・難しい問題です。
お礼
どうもありがとうございました!
- qwelkj123
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聖書でいうと、アダムの肋骨からイブができた・・ のが、最初ということになりますけれど・・。 宗教の話としててではなく、聖書の冒頭の地球上の話は 生物学で説明できない部分を、完璧に解説できているのだそうです。 興味があったら読んでみてください。
お礼
どうもありがとうございました!聖書も興味深いですね!
難しい問題ですね。どなたか専門家の回答がでるまでの前座として・・・ 地球誕生が46億年前 生命誕生が35億年前 単細胞からだんだん複雑な細胞を持つ生物へと発展する過程で、細胞分裂によるコピー生産だけでは種の保存、或いは繁栄(数を増やす)に限界があることが原因となって雌雄に別れ、遺伝子が生まれたものと思います。異なるオスとメスの遺伝子を受け継ぐ次世代は親のコピーではなく、強くなったのでしょう。 約5億年目に魚類、ついで陸上動物、哺乳動物の出現とつづく中で、二億年余り前に恐竜が出現、全盛期の後6,500年前に突然絶滅しています。人類の出現は百万年単位で計れるほど新しい哺乳動物です。人類出現ごろになれば、どうして雌雄の差別があるのかという進化生物学的疑問よりも動物行動学的疑問が出てきます。つまり、どうしてメスはオスを選ぶのか、何故動物には発情期があって人間にはないのか、メスの連れ子に新しいオスは何故敵意を抱いたり、殺したりするのか、など等です。これらの研究はメスの戦略とかオスの戦略としてかなり知られています。 生物に雌雄があることを前提とした学問は進んでいますが、どうして何時ごろ雌雄に別れたのか、という研究はまだ現在進行形ではないかと思います。
お礼
どうもありがとうございました!長谷川真理子さんの本読みました!よくわかりました!
- blue_leo
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最初の生き物はわかりませんが多細胞生物が誕生したのは約10億年程前だそうです。
お礼
どうもありがとうございました!
お礼
どうもありがとうございました!