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NO3-が金属イオンと反応しないのは何故?
授業で定性分析を学んだとき 「NO3-はどんな金属イオンとも沈殿を生じない」 という説明を受けました。 他の陰イオンもそれぞれ特定の金属イオンとしか反応しないから 「反応できる金属イオンが何も無い」というのはなんとなく納得がいくのですが、なぜNO3-だけ?という疑問が浮かびました。 NO3-は他の陰イオンと何か決定的な違いでもあるのでしょうか?
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>特定の金属イオンと反応しない >反応できる金属イオンがなにもない 「反応」という言葉が気になります。 沈澱するかしないかは溶解度の問題です。 「食塩は水によく溶けるのでナトリウムイオンは塩化物イオンと反応しない」と言うとおかしい表現になると思いませんか。食塩水の水を蒸発させていくと食塩が沈澱してきます。この時「水を蒸発させると反応した」と言うでしょうか。 金属の硝酸塩の溶解度が大きいのはどうしてかという質問だと思います。これは私には分かりません。 塩化物も溶解度が大きいものが多いです。たいてい水に溶けます。銀や鉛で沈澱を作るので溶けないものがあるというイメージが強いですが他の陰イオンに比べるとよく溶けるものの種類が圧倒的に多いです。硝酸塩では溶けにくいものがないということです。どうしてでしょう。
お礼
いつの間にか妙な勘違いをしていました(^^; 沈殿を生じない→何も起こっていない(見かけの上で)→反応が起きていない という風に脳内ですり替わってしまっていたようです 重要なご指摘、ありがとうございました!