私も日本人なもので本当のところはわからないのですが、ほとんどの人は信じてるんじゃないかと感じます。在日韓国人の人の家に行った時、族譜(家計図)を見せてあげるよ、と言って見せてもらったことがあるのですが、ここに僕の名前が載ってるんだよとすっごく明るい感じで指し示してました。でもその人の戸籍の名前と、族譜の名前は全然違ってて、自分でも、死んだお父さんに、これがお前の族譜上の名前だ、と教えてもらってなかったら絶対わからなかった、と言ってて、自分の本当の名前とは全然違う名前がわからなくなってしまわないように、族譜にボールペンで丸印を付けてました。
そんなので本当に族譜(家計図)が正確なのかなぁ、と私は思ったのですが、本人は疑ってるような感じは全然なかったです。
でも、7年くらい前、ソウル近郊の遊園地の売買に関係して、先祖伝来の土地がいつのまにか売却されて、全く知らない一族が売却によって膨大な収入を得ていた。本来の所有者が調べたら、おかしな族譜を持ち出して所有権移転の手続きをした一族がいたことがわかった。その一族の族譜をよーく見てみると、李氏朝鮮時代の先祖の中に、80歳を越えてから子供ができたことになってる人とか、死亡して何年も経ってから子供が生まれたことになってる人とかいた。それで裁判所に所有権の回復を認めるよう、本来の持ち主が訴え出た。という話がありました。その後どうなったのかわかりませんが。テレビのドキュメンタリーでやってたのですが、変な族譜を持ってる一族がわのおじさんたち6人位もテレビカメラの前に出てきて、「おかしくなんかあるものかっ」と唾を飛ばしてどなってました。どうなったことやら。
族譜をじーっくり見て、昔の暦を西暦に直したり、この人は何年に生まれて何歳で死んで、・・・とか、ちょっと研究者のようなことをやらない限り、なかなかわからないですし、ほとんどの人はこれがご先祖様達の名前なんだ、へぇー、って感じで信じてるんじゃないですかねぇ。で、一部の人たちは何か変だなァと思ってるでしょうね。
戸籍の売買は多かったらしいですが、親戚一族で買って来ても、子孫たちには、実はこの族譜はおじいちゃんがお前たちのことを考えて買ってきたんだよ、とはわざわざ言わなかったんじゃないかと思うので、買って来た戸籍だとは早い時期にわからなくなってるでしょうし。
本当、韓国の人に聞いてみたいけど、聞きにくい内容なのが残念ですね。すみません、回答になってなくて。ご参考までに~。