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電気計測について
いろいろなセンサーを多芯線を使って一度ターミナルボックスに集めて、そこから計測装置につないでいますが、ターミナルボックスの存在理由がわかりません。ターミナルボックスを使わずに多芯線をそのまま計測装置につないで計測しては何か問題があるでしょうか。 複数の計測装置のアースを全てつないで同じ電位にして多芯線のシールドをアースにつなげば電位は同じになってノイズの問題はターミナルボックスを使わなくてもいいと思うのですがもそのほかに、ターミナルボックスに一端集めてから装置につなげる理由はなんでしょうか。 配線変更の自由度・見た目・上記のノイズ防止、あとは何が考えられるでしょうか。
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質問者が選んだベストアンサー
質問者様がどういうセンサーからの信号を扱っているのか、また計測システムがどういう構成になっているのか(ことにターミナルボックスと計測装置はどのように結線されているのか)等についてもう少し詳しく説明いただけると、よりよい回答が寄せられるかも知れませんね。 ここでは私の経験上から一般論で回答してみますが、何かの参考になれば幸いです。 > 多芯線をそのまま計測装置につないで計測しては何か問題があるでしょうか。 計測器の入力端子は陸式やジョンソンターミナルあるいは端子台など、芯線を直結できるタイプの物なのでしょうか?でしたら問題は無いと思われます。 質問者様が存在理由を疑問に思うということは、おそらく本当に必要性が無い使い方をしているのかも知れません。 むしろ「いろいろなセンサー」からの信号線を(出来るだけ短くなるよう)一旦ターミナルで集中してから、シールド多芯線を使って引き回して計測器につなぐ、というのが普通の使い方ではないかと思われますが……? > ターミナルボックスに一端集めてから装置につなげる理由はなんでしょうか。 > 配線変更の自由度・見た目・上記のノイズ防止…… の他には、おそらく(1)結線着脱の容易性、(2)結線の確実性、(3)多方向からの信号線を一旦集中・収束させてターミナルから計測器までの取回しを簡潔にする……といった点が一般的には考えられます。 ちなみに私の所では計測の際には信号線の取り回しにはBNCケーブルをもっぱら用いています。理由は(1)ノイズに強い(2)着脱が容易(3)接触が確実(4)機械的に強く、引っかけたり踏んでも平気(5)殆どの計測器の標準入出力はBNC端子である……等によります。 必要に応じてBNCレセプタクルを並べて計測器の入力用マルチコネクタにつなぐターミナルボックスを自作したりしています。
お礼
参考になる回答を頂きありがとうございます。 まだまだ経験不足で回答に対する理解が完全に出来ませんが これからの参考とさせていただきます。