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1点アース&配線について(ギターです)

ギターの配線で「1点アース」というのは具体的にはどのような配線にすればよいのでしょうか?(ちなみにレスポールです) 自分でも調べてみたのですが、実際にギターの配線で説明されているものがなかなか見つかりませんでした。 POTの背中やPUのコールドなどを個別に直接ジャック一箇所に配線するのでしょうか。通常POTの背中どうしをつないであるかと思いますがあれは1点アースではないのですか? その他疑問点 ○配線を編むとノイズ対策に良いと聞きましたが、ホットどうしやホットとコールドなどなんでも編んでしまって良いのでしょうか? ○レスポールにはやはりシールド線を使った方が良いのでしょうか? 分かる部分だけでも結構ですのでよろしくお願いします。

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noname#21528
noname#21528
回答No.1

とても微妙な問題なので、皆回答しにくいと言うのが実情かと思います。 ・1点アース 個人的な意見ですが、「1点でアースする事」にこだわるよりは「アース線でループを作らない」方に注意をすべきかと考えます。 例えば、POT4つの背中をアース線で繋いであると思うのですが、接続自体は「輪」になって居ないのでは? 輪を作ってしまうと、そこがアンテナの様な働きをしてしまい、アースがノイズ源になる、と言う困った状態になってしまいます。 ・配線を編む ペアになっている線同士を編む様にするべきだと考えます。ここで言っているノイズは、外部からの磁気誘導が原因で発生している物です。 「ペアになっている信号線同士を編む事によって両極に同じ磁力の影響を与えてやる事によってノイズを削減しよう」と言うアプローチだと考えられます。 ・シールド線 これが実に微妙な所でして。 確かにシールド線を上手に使えばノイズは減るのですが、音色が変化してしまう事も度々。 「やってみるしか無い」と言うのが実際の所だと思います。 配線の専門店(電気店)では、シールドの網線だけの様な物も販売されているので、検討の対象に入れられては如何でしょうか?(と、また選択肢を増やしてしまい、申し訳ない)

eye209
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 配線集を見ていてもアースの部分は省略されているケースが多いであまり神経質にならなくてもいいのかもしれませんね。(ループには気をつけます) 改造を紹介されているサイト等で「1点アースにしました」といった記述を見てどういう配線なのか知っておきたかったので・・・。 あと「配線を編む」についてですが、 >>ペアになっている線同士を・・・ ペアというのがどういうペアなのかよく分からないのですが・・・。

その他の回答 (5)

  • konagoo
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回答No.6

No5です >>全部の回路を平衡回路に変更して・・・ >平衡にするということはピックアップからのコールド >を他のアースと共用しないで配線することで平衡に近 >づくという考えで良いのでしょうか。 その通りです。ハンバッキングのピックアップだけを考えると、マグネットとシングルコイル2つとケースから成るわけですが、ケースがアースで、コイルからのホットとコールドの計3本が配線となります。このホットとコールドは弦の振動に相応する電気出力をしているわけですが、それぞれ位相が逆で同電圧の出力がされてます。これが平衡信号です。←普通のオシロでは直接見れません。 コールド側をまあいってみれば無理矢理アースに落としているということですね。 もっと言うと、PAに繋ぐときはわざわざダイレクトボックスを使って、また不平衡を平衡に変換するんですよね。 音声信号の低周波なので、許される配線であって、高周波では、インピーダンス整合の面からも伝送不能に陥る配線なんです。でも、実用的で問題ないから良しとしているんですこれで。

  • konagoo
  • ベストアンサー率24% (67/276)
回答No.5

理想的には全部の回路を平衡回路に変更して、(POTもスイッチも平衡)内部配線はツイストペア線、全体をシールディング(隙間の無いようにアルミなどの金属で覆う)、キャノンコネクタ(マイクの出力)で平衡出力して、シールデッドツイストペアケーブルでアンプまで接続し、アンプのアースに対してケーブルのシールドを一点アースするのが正解です。こうすれば、高周波(10MHz)でも80dB以上のシールド特性(外部からの誘導)が得られるハズです。 でも、実際は相当のマニアでないとこんな改造をする人はいないでしょうし私もやったことはありません。 現実的には、不平衡回路にしちゃっているわけで、シグナルのグランドとアースを共用しているわけですから、平衡部分はツイストペア、不平衡部分はシールド線(同軸)で実用的なんだと思います。 1点アースというのは、複数のアースを取るとループ回路になってノイズを拾うと言うことと、それぞれのアースの電位差がある場合(設備や大型コンピュータなどの場合ですが)アース間に電流が流れるという困った現象が起こるために施す対策のことです。高い信頼性を求められる大型コンピュータや医療機器ではシグナルグランドとアース(ケースやケーブルのシールド)は別々で(シグナルグランドとアース間は300k~1Mの抵抗で接続されてます。)アースのみが1点で接地されます。 配線を編むと言うのは単なるペア線をツイストペアにすることだと思いますが、編む(ツイスト)だけで20~40dBも誘導ノイズに強くなります。簡単になぜかというと、一つのツイストで外部からの同相のノイズがキャンセルされるからです。しかし、2つのマイクのシグナル同士やスイッチへの行きと帰りを編む(ツイスト)と逆効果となります。 したがって、レスポールでシールド線(同軸)を使った方が良いかどうかは、その配線部分で異なります。いずれにしても、ギターの配線は、理想からは乖離した構成なので、どこまでの改造で良しとするか、何処かで妥協するしかないと思います。ちなみに、POT~スイッチ間は乱暴な配線です。全体をシールドしない場合、配線はそれぞれシールド同軸(なるべく低キャパ)を使用し、このシールドはPOT側ですべて出力のアースにつないで、スイッチ側は端子の直前で切りっぱなしで何処にも落とさないのが良いと思います。(ギターでの経験はありませんが別の回路設計ではこうでした) 最後に全体のシールドですが、配線を編み線(編組線)で覆ったり、アルミ箔や導電性の塗料で覆っても露出部分が残ってしまったり、導電性が低かったりして劇的効果は望めません。ノイズの周波数にもよりますが、導電性の高い材質で隙間無くシールドする必要があると思います。 書いているうちに長くなってしまいましたがハンバッキングは出力も大きく(SNが良い)、その名の通りハムノイズを低減(バッキング)する構造なので、ストラトみたいにジージー言うことが少ないと思いますが・・・目的に応じた改造を試行してみて下さい。

eye209
質問者

お礼

ありがとうございます。印刷してじっくり読ませていただきました。回路についてはまだまだ勉強中なので完全に理解できているか不安ですが参考になりました。 >>全部の回路を平衡回路に変更して・・・ 平衡にするということはピックアップからのコールドを他のアースと共用しないで配線することで平衡に近づくという考えで良いのでしょうか。 >>・・・スイッチへの行きと帰りを編む(ツイスト)と逆効果となります。 >>・・・スイッチ側は端子の直前で切りっぱなしで・・・ このような具体例はとても参考になります。他にもありましたらお願いします。 今のところ4つのPOT(アース)をどう繋ぐのが理想的なのか考えております。

noname#21528
noname#21528
回答No.4

これは私の場合ですが、網線を使う場合には、まとめてしまう事が多いです。 「1本ごとに網の中を通すのが大変」と言うのが主たる理由なのですが。(笑) No2氏も仰っていますが、試行錯誤が最も有効な手段かと思います。 出来れば、「こんな風にしたらこんな結果になった」と言うメモを残しながら作業をしてみて下さい。 後々、貴重な資料になるはずです。

eye209
質問者

お礼

ありがとうございます。 楽しみながらいろいろ試してみたいと思います。

noname#21528
noname#21528
回答No.3

「ペア」は、ホットとコールドの組み合わせです。 シールド線を使用しない場合の話になります。 これもアースのループと同じ考え方です。 例えばピックアップから2本の線が出ていたとします。 これをバラバラに配線してしまうと、そこで「輪」が出来てしまいますよね? これを極力防ぐ為に編んでやる事になります。

eye209
質問者

お礼

>>・・・そこで「輪」が出来てしまいますよね? 分かりやすい説明ありがとうございます。 No.1の件ですが(度々の質問になってしまってすいません) 単独のアミ線を使う場合は1本ごとにシールドした方が良いのでしょうか。 例えば(レスポールで)POT~Switch間の2本(FとRの分)もしくはさらにSwitch~Jackを含めた3本のケーブルをまとめてシールドするのは問題ないでしょうか?(後々の作業性は別として)

  • ichi-pei
  • ベストアンサー率45% (317/702)
回答No.2

先の方がたいへん詳しいアドバイスをされていますので、最後の一点だけ私なりに。 レスポールのようなデザインでは、スイッチを胸元に置くために、ひどく長い配線が必要になりますし、この配線を通す穴に導電処理をするのは難しい(不可能ではなく生産性が問題)ですから、現実的にシールド線を使う以外に選択の余地がないものと思います。 そういう意味では、いろいろなシールド線を使って「鳴き比べ」をするのも楽しいと思いますし、試しに余分な回路をバイパスして、PUからダイレクトに出た音を聞いてみるのも一興でしょう。 (けっこう違いますよ)

eye209
質問者

お礼

ありがとうございます。 やはり配線の取り回しの長さを考えるとシールドにした方が良さそうですね。 実際にいろいろ試してみるのが一番良いのでしょうが。ダイレクトも試してみたいと思います。