• 締切済み

株価が下がると企業側には・・・

新聞で、A会社の株価が下がっていると言う記事をよく見ます。この場合、企業にとって何が不都合なのですか?株価が下がっている為に、配当が出来なくなり総会で突っ込まれるとか 新たな増資が出来なくなるとか その他に何がありますか? 素人考えで、株は客に"売った"時点で客側もリスクを背負って購入している訳ですから株価が落ちようと企業側にはあまりリスクの無い事だとは思うのですが…それなりにお金は入って来ている訳ですし。 素人にも分かりやすくお教え下さい m(^-^;)/**

みんなの回答

  • m-tahara
  • ベストアンサー率38% (383/983)
回答No.4

 追加の質問に関しては、企業は一旦株式を発行してしまえばその後は関係ありません。金を払うのは新たに株式を購入する投資家です。  本来の質問の方に関しては、本筋は既に御回答のあった通りですけれど、もっと卑近なものとして、創業者一族が残っている企業などでは大株主に彼らがいますので、あまり株価が下落するようだと経営者の首も危なくなることも(株の保有割合によりますけれど)あり得ます。少なくとも説明責任は生じてくるでしょう。  また、大抵の会社では持株会がありますし、新興企業を中心にストックオプション制度を取っているところもあります。  こうしたところでは株価の下落が社員の士気にも影響しかねません。  さらに、既にNo.1の方が書かれているように日本の企業は株式持ち合いがかなり行なわれています。  一時それが悪者のように言われて随分売られてしまいましたけれど(それが2002~3年頃の株価低迷の要因の一つです)、近年また復活しているように思われます。  こうした持ち合いのケースにおいてもあまりに株価が下落してしまうと相手の企業に迷惑がかかるのでそれを放置することは出来ません。  実際のところ、こうした要因が結構経営陣にとっては重要な関心事であるような気がします。

noname#26835
質問者

お礼

皆様、ご解答頂きありがとうございました。どれも素晴らしいお答えでポイントを1人の方に付ける事は出来ませんでした。大変によく分かりました。ありがとうございました。

回答No.3

株発行の目的は「資金を調達する」と言う事です。 ふつう銀行などから借り入れるのですが、資金すべてを銀行など 金融機関からの融資で賄うと利息の支払いがたいへんです。 そこで利息を払う事のない借金のようなものとして 株を発行して資金を調達するのです。 株を買うと言う事はその会社に資金を提供する事になります。 その結果、利益が出れば配当を行い株主の利益となります。 たくさんの人が株を買えば、この会社はどんどん成長して 株主を儲けさせるとの評価であり株価は上がります。 逆に株主が売ると言う事は「貸した金を返してもらう」と言う事になります その為、売る人が増えれば株価は下がる事になり、 会社の資金は減る事になります。 この状態が続けば株を売ってしまう人、つまり貸した金を返してもらいたい 人が増える事になり、それは会社が信用を失う事を意味します。 そのことは取引先や金融機関にも不安材料を与え業務に支障が出ます。 株価が上がれば、株を売ってしまう人は少なく買う人が増えるので 潤沢な資金を運用して事業を拡大できるのですが 下がってしまうと株を売ってしまう人が増え買う人が減り 資金が減ってしまう事を意味しているのです。

noname#26835
質問者

お礼

皆様、ご解答頂き誠にありがとうございます m(--)m`` もう少しお教え下さい。株主が株を売ると その売却代金は株式を発行した会社が払う のですか? 例えば、ライブドアの株など捜 査が入った段階でドバーッと売られて行き ましたがその時点では誰も買いたく無いわ けです。でも売れる?その時の売却代金は誰 が出しているのでしょうか?証券会社?買って くれる人?ライブドア本社? 本当に基本的な事 が分かっていないのだと思います…(;;) ご解 答、よろしくお願い致します。

  • mig27
  • ベストアンサー率41% (50/121)
回答No.2

何が不都合というより、株価は企業の価値を現すひとつの尺度となります。 株価が下がるから何かに影響が出る、というアクションも当然ありますが、 それ以前になぜ株価が下がったか、というとなにか株価を下げる要因があった訳なので、その原因において不都合な事があると推定されます。 >企業にとって何が不都合なのですか? これは企業、という言葉があいまいなのですが、 株主にとっては当然価値は減少するので不都合です。 経営者にとっても、経営と企業価値の先行き等の評価が下がっている事になります。また影響として、金銭の借り入れ等で利率が上昇するかも知れません。 >株は客に"売った"時点で客側もリスクを背負って購入している訳ですから まず株主はお客さんではなくて、その企業の社員な訳です。(働いている人は従業員と区別します) 値下がりを放置するという事は、つまり値が下がる原因にケアをしない、という意味になり、極論としてはいずれその企業の株を買う人間が減っていってしまい、資金調達に困難をきたす事になると思われます。

  • hidamari3
  • ベストアンサー率59% (2274/3836)
回答No.1

一番の大きな脅威は敵対的買収されやすくなるということです。 株主にとっては株を高く売るチャンスにも成りえますが、経営陣にとっては死活問題です。 次にはやはり増資です。株価が低いと同じ株数を発行しても、調達資金が目減りします。 増資は理論上株主価値を毀損しますが、この効果が低いことは経営にとって大きなダメージです。 あとはA社の株価が下落すれば、これを持ち合っている取引先や銀行などへの影響もあります。 あまりにも下がると決算で評価損を計上しなければなりません。

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