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現代文の古語への翻訳
「冬の朝、霜が庭一面に雪のように白く降っていました。 朝日に当たると、きらきらと黄金色に光ってとても綺麗でした。 しばらくすると、霜はいっせいにとけて、はかなくなってしまいました」という文章を古語に直したらどうなりますか? ちょっと、知り合いを驚かせてみたいのですが、いかんせん語彙も文法もラテン語並(絶無)です。よろしくお願いします。
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冬の朝、庭に霜おきわたりて、いと白く見えたり。 朝日のさすに清らに光りて、銀(しろがね)のごとく、いとめでたきさまなりけり。 眺むるままに、さととけてぞ消えにける。いとはかなし。 「霜」は上から降ってくるのではなくて「霜をおく」という風に表現されることが多いです。 「朝日」という単語は、その頃あったのかどうかわかりませんでしたがそのまま使いました。 また、霜と雪は同じカテゴリ?の物体なので、例えるのは似つかわしくないだろうと思ってそこは省きました。 また霜は白いので黄金色にというのも妙なので、勝手に銀に変えました。まずかったら戻してください。 ほかの単語とかも適当です。前の方の表現も参考にさせていただきました。 どうせならこの後に、雪のはかなさとわが身のはかなさを思い比べて嘆いてみたりすると、平安っぽくなります。 「いっせいに」にあたる古語が思いつかなかったのはわれながら口惜しいです。
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- dainipponn
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古語って和文体でしょうか……。だったらすみません。無視して下さい。 逐語訳で恐縮ですが。。。 冬の朝,霜が庭一面に雪の如く白く降りたりき。 朝日に当たるときらきらと黄金色に光りてとても綺麗なりき。 暫くすると霜は一斉に溶けて儚くなりたり。
お礼
dainipponn様 ありがとうございました。 擬古文といってもいろいろあるんだなと感心しています。 何というか、個性がでますよね。 意味は同じでも、感情の開放の向う方向がまるで違うのでありがたい感じがします。
補足
dainipponn様 ありがとうございます。 また違う感じがします。 擬古文というのでしょうか? 補足質問なんですが、現代作家で擬古文の得意な人、これはお薦め、外せないでしょうという人はおられますか? 本格的なものでも、なんちゃって古文でもいいのですが。
- mabomk
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一番です。皆様流石ですね、拙者にはとてもとても(泣) ところで、質問者様の「返す返すもありがとうございます」 とは普通は「あまり」言わないかと、「返す返すも」は 「返す返すも残念無念」のように、主に後に「否定的な文脈」が 続く場合に用いられるのかと、、、ここまで書いてきて、ふと不安 になったので、「古文の世界」ではと「慣用句辞典」で見てみると 返す返す(かえすがえす) 1.繰り返し繰り返し、何度も。くれぐ れも。よくよく。 類:●再三再四 用例:続日本紀-天平宝字元年 七月二日・宣命「私(ひそか)に兵を備ふと聞し看して、加遍須加遍 須(カヘスカヘス)念ほせども」 例:「礼を返す返す述べる」 2.どのように考えても。何度考えても。本当に。用例:竹取「侍ら で過ぎ別れぬる事、かへすかへすほいなくこそ覚え侍れ」 例:「返 す返すも残念だ」 3.偏(ひとえ)に。非常に。重々(じゅうじゅ う)。 用例:古今-515「唐衣日もゆふぐれになる時は返す返す ぞ人はこひしき」 4.念には念を入れて。懇(ねんご)ろに。丁寧 に。用例:十六夜日記「みづぐきの岡の葛葉、かへすがへすも、書きおく跡たしかなれども」 あっ、「返す返す」で「礼を返す返す述べる」とあるじゃないか、自爆だ。 デモなんだかなー?、済みません、本題から逸れました。 慣用句辞典 http://www.geocities.jp/kuro_kurogo/ko-jien02/page2.html
お礼
mabomk様 一瞬、「そうなのか」と思いました。 ご教授ありがとうございます。 そもそも「本題」なるものが、いかがわしいものなので、逸れようもありません。 世の中、広いとあらためて思いました。
恥を忍んで、“なんちゃって古文”です。 お遊びでいいならたとえばこんなのどうですか? ---------- 冬つとめて、縁(えん)に出(い)でてみれば、霜の一面に壺に降りしく、白雪(しらゆき)のごとし。 日いずるうちに、きららかにて、さながらこがねのごとく、いとをかしげなるさまなり。 はかなげにて、しばし眺むるうちに、たちまちに消ゆ。 ----------- あくまでも「なんちゃって」なので、ご了承ください。 Web上の古語辞典っぽいのを参考にしながら、あとは全くいい加減です。雰囲気だけです。 霜が溶けて儚くなるというのは現代語としてもちょっと変な気がしますので、「霜は儚げで、しばらく眺めるうちに、たちまち消えてしまった」という感じで考えててみました。 過去形とか何とか変なところがあると思います。 第一、平安時代だかなんだかさっぱりわかりませんし・・・・ イメージとしては「まくらのさうし(枕草子)」と、源氏物語の真似っこなんですけれども。 正しい訳がくるといいですねえ(苦笑) (参考) http://www.asahi-net.or.jp/~mq9k-ymst/KYkobun/ziten/nagyo.htm http://homepage.mac.com/catincat/information/kogo.html
お礼
after_8様 ありがとうございます。 わがままにお付き合いくださり、何とも申し上げようがございません。 現代語だと平板でちっとも面白くないので、古語に直せばと思い、ついお願いしました。 いたく感心すると同時に、こみ上げる笑いを抑えることが出来ませんでした。 返す返すもありがとうございます。
- mabomk
- ベストアンサー率40% (1414/3521)
ここでは、質問の丸投げは「頭こちこちの管理者」から 即刻削除されてしまいますので、例え部分的にでもご 自分で古文訳されて「これでは如何でおます?」と質問 されると回答がどんどん来ると思います。 「それじゃ、お前が一番に書けと言われる」と「誠に相済まん こって、拙者には書けません」としか申し上げられぬ、、、、(泣)
お礼
初めての質問で、そうなのかと感心しました。 ご忠告に従って、恥を忍んで古語訳に挑戦してみます。 ありがとうございました。
補足
冬の朝、霜が庭一面に雪のように白く降っていました。朝日に当たると、きらきらと黄金色に光ってとても綺麗でした。しばらくすると、霜はいっせいにとけて、はかなくなってしまいました。 古語訳 ふゆのあした、しもには一面にゆきのごとふる あさひさせば、こがねにきらきらし しばらくしもいちどきにとけきゆ 拙訳です。 如何でしょうか? よろしくお願いします。
お礼
myndyyl様 ありがとうございます。 古語にすると無常観のようなものを強く感じるなあと昨晩思いついたところでした。 さっき、このやり取りをネタ晴らしで、知り合いに教えました。 銀(しろがね)の方が、黄金より圧倒的に「品」がいいと罵倒されました。わたしもそう思います。 霜降高原とかいうので、てっきりしもふるだと思っていました。ちがうんですんねー。置くというほうが、雅ですよね。 感心しっぱなしです。 こういう風に古典を教えてもらえれば、もう少し身に付いたのかななどと不埒な考えが浮かびました。 おっしゃられるように、図に乗って、平安ぽく我が身のはかなさを嘆いてみたくなりました。例えば、「かって若い頃、志をもって都で学問に励んでいたのだが、今は東の国の片田舎で、無益な時を過ごしている。今ではあの青雲の志も今朝の霜のように消え去ってしまったのだなー」これを古文にするとどうなるんでしょう?補足に拙訳をしてみます。 如何なものでしょう?
補足
「かって若い頃、志をもって都で学問に励んでいたのだが、今は東の国の片田舎で、無益な時を過ごしている。今ではあの青雲の志も今朝の霜のように消え去ってしまったのだなー」 古語訳 わかかへに、青雲の志もて、都にあり 夜昼学問をし 今はあずまの鄙にてわびくらす 青雲の志いまいずこ 拙訳です ご笑覧ください。