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毛沢東が作り、鄧小平が設計した中国は次の超大国になれるか?
日本にとって、何かと気になる国の一つ が中国ですね!・・明治維新までは真摯 に中国に学び、以降は脱亜入欧とやらで 忘れ去られて来ました。 しかし・・ 最近の中国外交はハデにやってますね! 国家主席がアフリカに行ったり、アジア で主導権を取るような素振りを見せたり、 最近では6ケ国協議で目立ったりと・・。 ヒョッとすると、本当に中国は超大国に なるかも・・じゃぁ~日本は中国とどお 付き合えば? という意識が沸きません か?
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- weber7009
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基本的人権が守れない国は超大国になることはできません。 なぜならば、人心は乱れ、国が持たないからです。 旧ソ連が良い例です。
- popesyu
- ベストアンサー率36% (1782/4883)
>中国の国内問題のことでしょうか? いやまぁ一言でまとめてしまえばそうなんですけど、根は深いし、幅は広いしそんな簡単なものではないですよ。 例えば民族差別で言えばチベットやウィグルのジェノサイドは1000万人単位で現在進行形で行われていますし、新しい話だと宗教弾圧もそうですし。 チベットの例 http://freett.com/iu/memo/Chapter-011204.html ウィグルの例 http://nihondanji.iza.ne.jp/blog/folder/15162/ 法輪功の例 http://www.faluninfo.jp/2006/09/html/060903_news.htm 力ずくの弾圧は力による反発を受けるだけですから、どれだけ軍事的に優位だったとしても、北アイルランドやイスラエルの例を見ても分かるように経済的には大きな足かせになります。 情報統制も厳しいですし、言論の自由も無いというのは具体的にどういうことかと言うと、Googleやyahooで検索する言葉一つ一つが検閲の対象になっており、特定のキーワードを含む情報は最初から無かったものとして扱われている訳で、結果的にこれは、政府にとって都合の悪いものだけを制限するなんてそんなご都合の良いことはできませんから、有益な情報も巻き添えになって伝わらなくなりますし、自浄作用が全く働かなくなるというのも致命的です。 じゃあこれを緩めるとどうなるかというと反政府的な広報活動も広まってしまうというわけで、どっちもどっちです。 その他にも都市部と田舎の経済格差の問題から、人権を無視(この程度のことも別段驚くこともないですが)したような就業体制だとか。田舎出身の出稼ぎの人たちは日本では考えられないような危険且つ低賃金な環境で働かされています。こういった不満層が暴発しても政府は上記の例と同様に力で弾圧しているわけで。どっかの農村での暴動に対して警察? がぼこぼこにしていた映像もつい最近流れていました。 農村部での暴動の話 http://musume80.exblog.jp/1392216 もちろん、今現在先進国と呼ばれている国は、日本も含めて血なまぐさい経緯を経た上(例えば日本だったら公害問題だとか、アメリカだったら人種差別だとか)で一皮向けて育ってきた訳ですが、そういった例とは野蛮さの規模が違いすぎます。こういった野蛮国家が一皮向けるには、ソ連や東欧のように体制そのものが根本から瓦解しない限りは無理ですし、瓦解の過程で分裂してしまうことも必然です。 日本がどう付き合っていくかと言う話については、そういう不満層に対しての消極的な援助をしていくだけでいいかなと思います。政治難民の受け入れや、学校などの文化事業の援助をすることで不満層が力を失わないようにひっそりと続けていっていればそのうち中共側が破綻するかなと。
- cse_ri2
- ベストアンサー率25% (830/3286)
地政学の観点でいえば、歴史的に日本は海洋国家、中国は大陸国家なので、利害の衝突は滅多に起きません。 しかし、海洋国家の日本が大陸に進出したり、大陸国家の中国が海洋に進出しようとすると衝突し、たいてい戦争になります。 鎌倉時代の元寇、明治の日清戦争、昭和の日中戦争などです。 日本は第二次世界大戦で敗北して、軍事的な大陸進出をあきらめましたが、中国は 小平の時代になって、海洋進出することを明確に宣言しています。 この先、中国が経済発展して大国となる確率は、かなり高いでしょう。 経済発展に伴って、海軍・空軍を整備した中国が、東シナ海および台湾海峡で軍事的行動を起こすことは避けられません。 日本の取るべき道は、 1)台湾を現状維持する外交政策を放棄し、沖縄諸島を中国に渡す 2)アメリカ・台湾との連携を強化し、あくまで中国の海洋進出を拒む のどちらかです。 1の場合、中国の台湾併合を認め、また沖縄も中国領どすることで、とりあえず戦争は回避できます。この場合、中東に続くシーレーンも中国の脅威に直接さらされるので、石油を主としたエネルギー事情が改善されない限り、半永久的に日本は中国の属国となるでしょう。 2の場合、日本・台湾・アメリカの連携が崩れない限り、長期間に渡って中国の脅威を退けることが可能です。 ただし、中国が外交政策・その他の手段でもって、日米の連携を切り離そうとするでしょう。 もし、日米の絆が切れれば、中国は軍事的手段でもって、容赦なく日本を屈服させようとするでしょう。 さて、日本は1・2のどちらの道を選ぶべきなのか。 よーく、考えてみてください。
- phj
- ベストアンサー率52% (2344/4489)
今のままの中国共産党政府であるとは思えません。 いずれ普通選挙なども実施しなくてならないでしょうし、現在の中国は、未だに情報統制国家であるという事実を忘れてはいけませんし、軍事的にも国民国家とはいえません。 ですので、このままうまく共産党が独裁を続けていれば、今まで通りといえるかもしれませんが、早晩共産党が潰れるか進路変更した場合はどのような政治リスクがあるかわかりません。 また中国は大きすぎる国です。中国全土が本当に一丸となってパワーを発揮するのは、まだ当分先でしょう。 22世紀は中国が超大国になっているでしょうが、まだ90年ほどあります。 その間いろいろ変化するであろう中国に、日本がついていければいいですね。
お礼
phjさん、ありがとうございます!
- popesyu
- ベストアンサー率36% (1782/4883)
中国は箍を緩めないと発展は無いですし、箍を緩めすぎると分裂しますから、どこかで行き詰るかと思います。最早徐々に緩めざるを得ない状況ですし。
お礼
popesyuさん、ありがとうございます! 「箍を緩める」とは中国の国内問題のことでしょうか?
- rabbit_cat
- ベストアンサー率40% (829/2062)
中国のGDPが遅くとも、2020年までに日本を、2030年から2040年には米国を抜いて世界1位になるのは、ほぼ間違いないです。 日本は、欧州におけるイギリスみたいに、大陸にはなるべく近づきたくないんだけど近づかざるをえない、みたいな位置取りになるんでしょうね。
お礼
rabbit_catさん、ありがとうございます! >大陸にはなるべく近づきたくないんだけど近づかざるをえない とは具体的にはどーいうことでしょうか?
鄧小平は、文化大革命で叩き出された方ですね。 この当時、息子さんが2階から落とされて半身不随になり、 必死に看病したと聞いています。 もしは歴史に不要だと言いますが、文化大革命が無ければ、 既に中国の経済は軌道に乗り、ソ連との関係も良い状態でかなり危険な状態まで日本(極東)は追い詰められていたかもしれません。 もう少し国内問題や自由化を整理すると、 資本の3大要素、 資金 土地 労働力 の内、土地と労働力は世界最高レベル。 問題の資金も向う十年間で十分融通出来るでしょう。 理論的には中国は日本の生産力をはるかに凌駕します。 技術力の格差も、貧富の差が埋まると同時に滅すると考えて良いと思います。 但し、国内では、能力主義、貧富の差、石油の価格変動による経済打撃、景気、不景気の波などの問題が次々起きると想定出来ます。 >じゃぁ~日本は中国とどお付き合えば? いつも通り。
お礼
eqw-129さん、ありがとうございます! 中国はおっしゃいますよーに、国力を付け米国を 凌ぐようになるかもしれませんね~ 国内問題はどこの国にも大なり小なり諸問題は内包 してますからね。 ぼくは米国一辺倒の日本にかえって危惧を抱くの ですが・・
お礼
cse_ri2さん、長文のご回答ありがとうございます! 確かに、中国のエネルギー戦略や台湾問題で日本は (日米の絆が固くても)岐路に立たされるシ~ンが あると思います。 最近、エネルギーで非常に「豊か」になったロシア と中国が組み、米国に対抗しようとする場面が目に つきますが、近い将来、米国が落ち目になり、米国 の世界支配が不可能となった場合は・・益々、中国 の、と言うより中国共産党の「横柄」さが外交戦略 に影響はしないでしょうか?また、その場合にロシア は中国に対してどう接するでしょうか?